映画ウルフオブウォールストリートは2013年公開のアメリカ映画です。
本作はマーティン・スコセッシ監督、主演レオナルド・ディカプリオのコンビによるコメディ映画です。
実在するジョーダン・ベルフォートが行った投資詐欺をコミカルかつテンポよく描いた実話映画です。
上映時間は180分!!
長い・・・(笑)
しかし作品に入り込めばあっという間です!!
投資詐欺という犯罪行為をあたかもサクセスストーリーであるかのように錯覚してしまう・・・悪を魅力的に描いたらスコセッシ監督は本当に凄まじい力を発揮しますね!!
そしてなによりディカプリオの演技が超絶素晴らしいです!!
ディカプリオの魅力満載!!
もうほとんど独壇場です。
これだけでも観る価値はあります。
本作はあくまでコメディです・・・間違っても真剣に観てはいけません(笑)
内容はパリピで悪党のふざけた連中のふざけた話ですので(笑)
この記事ではあらすじや解説、実話についてや映画に出てくる名言の紹介、本作でブレイクしたマーゴット・ロビーさんについても書いています。
マーゴット・ロビーさんは、「スーサイドスクワット」のハーレイクイン役のあの人です!!
日本でもマーゴット・ロビーさんのハーレイクインは大人気ですよね!
そして恒例の個人的な感想も勿論書きましたので是非楽しんでください。
記事の最後にはBlu-ray/DVD情報や、動画配信サービスで視聴する方法もご紹介していますので併せてチェックしてみて下さい。
では早速あらすじをネタバレ解説していきます。
もくじ
ウルフオブウォールストリートのネタバレ解説
作品情報とキャスト
映画ウルフオブウォールストリートは2013年公開のアメリカ映画です。
スタッフ
監督 : マーティン・スコセッシ
脚本 : テレンス・ウィンター
原作 : ジョーダン・ベルフォート『ウォール街狂乱日記-「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』
製作 : レオナルド・ディカプリオ、マーティン・スコセッシ他
製作総指揮 : アーウィン・ウィンクラー他
音楽 : ハワード・ショア
キャスト(役名 : 俳優 : 役柄)
- ジョーダン・ベルフォート : レオナルド・ディカプリオ : ストラットン・オークモント社社長
- ドニー・アゾフ : ジョナ・ヒル : ストラットン・オークモント社副社長
- ナオミ・ベルフォート : マーゴット・ロビー : ジョーダンの妻
- マーク・ハンナ : マシュー・マコノヒー : 投資銀行LFロスチャイルド社ベルフォートの上司
- ピーター・デブラシオ : バリー・ロスバート : 投資銀行LFロスチャイルド社株式仲買人
- パトリック・デナム : カイル・チャンドラー : FBI捜査官
- マックス・ベルフォート : ロブ・ライナー : ジョーダンの父親/会計士
- リー・ベルフォート : クリスティーン・エバーソール : ジョーダンの母親
- ブラッド・ボブニック : ジョン・バーンサル : ドラッグの売人
- マニー・リスキン : ジョン・ファヴロー : ジョーダンの弁護士
- ジャン=ジャック・ソーレル : ジャン・デュジャルダン : スイスの銀行家
- テレサ・ペトリロ : クリスティン・ミリオティ : ジョーダンの元妻
- エマ叔母さん : ジョアンナ・ラムレイ : ナオミの叔母
- ドウェイン : スパイク・ジョーンズ : ペニー株会社経営者
他
本作の監督はマーティン・スコセッシ監督!
そして主演はレオナルド・ディカプリオ。
2人のタッグは本作でなんと5回目です!!
「ギャング・オブ・ニューヨーク」、「アビエイター」、「ディパーテッド」、「シャッター アイランド」と過去4作はどれも名作・良作で安定感抜群のタッグですね!
で、本作ですが・・・もうディカプリオが凄すぎます!!
完全に独壇場です。
元々演技力には定評があるディカプリオですが、本作でのぶっ飛んだ演技は本当に素晴らしいです。
もちろん周りを固める俳優陣も一流です(ハリウッドなんで当たり前・・・笑)。
作品自体もマーティンスコセッシ監督らしく、セックス、ドラッグ、ロックンロール(?)な世界観をユーモアに描いています。
では、あらすじです。
あらすじとネタバレ解説
起
本作の主人公はジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。
ジョーダンは、ニューヨークの下町の小さなアパートで会計士夫婦に育てられました。
いわば中流階級の出身です。
昔から野心に満ちていたジョーダンはウォール街に夢を見出します。
ジョーダンは、22歳でテレサという女性と結婚、ウィール街の大手証券会社のLFロスチャイルド社に入社します。
このLFロスチャイルド社でハンナという上司の部下となります。
ハンナは、ウォール街で成功する秘訣は2つあるとジョーダンに教えます。
1つ目は、常にリラックスすること。
2つ目は、コカインです。
それから半年間、ジョーダンはハンナのもとで業界の裏表を徹底して教わりました。
そして迎えたトレーダーとしての初日・・・その日、“ブラック・マンデー”が起こります。
ジョーダンは、トレーダーとしてのデビューその日に失業してしまうのでした・・・。
承
失業したジョーダンは、ロングアイランドの小さな株取引の会社で働き始めます。
ここでは、ウォール街のように大きな株を扱うのではなく、「ペニー株」と呼ばれる安い株です。
また、ウォール街では手数料は1%しか取りませんが、そこでは手数料を50%も取っていたのです。
ジョーダンはウォール街で培ったセールストークでどんどん契約を取っていき、月に7万ドルの給料を受け取るまでになります。
ある日、ドニーという同じマンションに住む男に出会います。
ジョーダンはこのドニーと会社を興すことにします。
会社はどんどん大きくなり、1991年にジョーダンは〝ストラットン・オークモント社〟という社名の会社を設立します。
ジョーダンは従業員に、ウォール街仕込みの徹底したセールストークを叩きこみました。
ジョーダンは従業員にペンを渡し、「これを私に売りつけろ」と言います。
大抵の人は、ペンの良さを必死で伝えようとしますが、それは正解ではありません。
「ここにサインしてくれ。ペンがない?ならこれを使え」
これがジョーダン流の正解です。
需要と供給を成り立たせることが何より大事だと社員全員に徹底して教え込みます。
こうして、たちまち会社は急成長、従業員も増え立派なオフィスを構えるまでになります。
ジョーダンは最初の会社でハンナに教わったように、ドラッグと女には惜しみなく金を使います。
ジョーダンは薬物依存症で仕事中も薬物をやっています。
そして、従業員の為にも湯水のように金を使いまくります・・・会社が大きくなるたびに全員でバカ騒ぎ・・・こうして従業員のやる気と信頼を得ていくのでした。
急成長した会社の代表であるジョーダンの元に雑誌フォーブスの取材の話がやってきます。
フォーブスはジョーダンを、「ウォール街の狼(ウルフ・オブ・ウォールストリート)」と称し、こき下ろすような内容の記事を書きました。
良くも悪くも有名人になったジョーダン・・・FBIニューヨーク支局のデナム捜査官に目をつけられてしまうのです・・・。
転
相変わらずジョーダンの会社は絶好調・・・禁止薬物「クエイルード」をはじめ様々なドラッグをキメ、売春婦を呼んでバカ騒ぎする毎日が続きます。
そしてジョーダンは会計士の父、マックスを雇い税金対策に打って出ます。
一方、その頃ジョーダンはナオミという女性に出会い、惹かれていきます。
妻のテレサと離婚、ナオミと結婚、ナオミとの間に娘も生まれます。
ナオミには豪華クルーザーをプレゼントするなど相変わらずの大判振る舞いです。
そしてついに会社にとって最大の取引がやってきます。
女性用の靴のメーカー、スティーブン・マデンを上場させるのです。
しかしこれには裏がありました。
株の85%をジョーダンとドニーで保有しているのです。
上場すれば株価も上がり、自分たちはウハウハです。
違法ではないかって?
そりゃ、違法に決まっています。
こうしてジョーダンは更に儲けを増やしていくのでした。
しかし、FBIのデナム捜査官がついにジョーダンを追い詰めていきます。
困ったジョーダンはスイスの銀行に金を隠すことを画策します。
初めこそうまくいっていたものの、スイスで相談に乗ってもらっていた投資家のソーレルが逮捕され、その線でジョーダンも逮捕されてしまうのでした・・・。
結末
逮捕されたジョーダンにデナム捜査官は「捜査に協力すれば減刑する」と持ち掛けられます。
盗聴器を体に付けられ、会社に出勤させられるのです。
FBIはジョーダンだけではなく芋ずる式に逮捕しようと狙っているのです。
ジョーダンはドニーと会うと「話すな、盗聴器がついてる」と書いた黄色い紙を見せ、危機をこっそり教えます。
ジョーダンは仲間を売りたくはなかったのです。
ところが、ドニーが裏切り、その黄色い紙をFBIに提出します。
収監されたジョーダンは仲間の罪を白状し、会社の人間が24人以上逮捕されます。
20年の刑に処されるはずのジョーダンでしたが、この捜査協力で3年に減刑されました。
ジョーダンはネバダ州の刑務所に入ることになりました。
ジョーダンは一連の出来事でもはや超有名人です。
出所後、この知名度を生かし講義を開きます。
一代にしてウォール街で大成功を収めたジョーダンの講義には大勢の人がやってきます。
ジョーダンは講義の生徒にペンを差し出し、「このペンを私に売れ」と言います。
誰もがペンの良さを必死で訴えようとするのを見て、ジョーダンは講義を始めるのでした…。
以上があらすじです。
次は映画のモデルとなった実話についてです。
映画のモデルとなった実話について
本作は実話を元に製作されています。
ディカプリオが演じたジョーダン・ベルフォートは実在の人物です。
また数々のエピソードも実際に起きたことを元にしています。
では、詳しく解説していきますね!
映画になった実話の概要
本作の主人公ジョーダン・ベルフォートは実在しており、おおよそ映画のような人生を送っています。
1990年代にペニー株を騙し売る株式仲介会社のストラットン・オークモントを創業。
投資詐欺をしている期間は、パーティー三昧、贅沢三昧の生活を送っています。
「クエイルード」の依存症になったのもこの頃です。
ストラットン・オークモントが雇った株式ブローカーは1000人を超え、10億ドル以上の株式に関与したとされています。
1998年に証券詐欺と資金洗浄により起訴されます。
被害者の投資家たちへは、1億1040万ドルの返済が命じられています。
登場人物も実在している人物が多いです。
2人の妻は実在していますし、会社のナンバー2であるドニー、最初の会社の上司であるハンナ、靴ブランドであるスティーブ・マデンの創業者スティーブ・マデン、ヤクの売人ブラッドなんかは実在しています。
では、エピソードはどこまで本当なのでしょうか?
いくつかピックアップして解説していきますね。
映画はどこまで本当なのか?
ここでは映画のエピソードがどこまで本当なのか解説していきます。
豪華クルーザーの沈没
映画では「ナオミ」と名付けられていた豪華クルーザー。
嵐の中無理やり出港し、沈没・・・イタリアの救助隊に助けられたのは本当の話だそうです。
因みにこの豪華クルーザー、元々はあのシャネルの創業者ココ・シャネルが所有していたものをジョーダン・ベルフォートが買い取ったらしいです。
沈没する船内でダニーにヤクを取りに行かせた
これも本当の話。
救助に来たイタリアの救助隊から荷物は手に持てる物だけと言われ、ジョーダンはダニーに取りに行かせたそう。
しかしキャビンは水没しており、水に電気が流れてるから無理だと言って戻ってきたダニー・・・。
ジョーダンは、"Soldier! You can do it!"(兵士よ!お前ならできる!)とダニーに言ったところ、ダニーは"You are right!! What was I thinking?!!"(そうだよな!俺何考えてたんだろう!)と納得し、取りに戻ったそうです。
ダニーは、足に火傷をおいつつも100錠のヤクを浸水から守ったという逸話が残っています。
とんでもねーヤク中野郎ですね(笑)
乗るはずだったジェット機が墜落する
映画ではクルーザーの沈没により乗るはずだったジェット機に乗れませんでしたが、そのジェット機が墜落しています。
これは脚色が加えられています。
事実はこうです。
イタリアのレスキュー隊に救助された後、ジョーダンと仲間達はイタリアの離島サルデーニャの高級ホテルに連れて行かれます。
数日後、フランスにあるプライベート・ジェット機で迎えにくるようにジョーダンは指示しますが、ジェット機はフランスからの途中でエンジンに鳥が入り、墜落しています。
大体同じような感じですが、映画では沈没によって飛行機の墜落を免れたように描かれているんですね。
1万ドルの為に女性社員が丸刈りに
これは本当の話です。
豊胸手術の費用にしたのも本当のようですね!!
このバカっぷりがまさに乗りに乗ってる浮かれた会社といった感じですね(笑)
社内で小人をダートボードに投げていた
これも事実です。
ジョーダンは実際のインタビューでこう語っています。
「私はそこにいませんでしたが、そういうことが社内で起きていたことは知っていました。もちろんその行為には賛成してませんが。」
丸刈りの件と同じように完全に浮かれてますね・・・。
社内に「セックス禁止区域」の張り紙を貼った
これも事実です。
社内であまりにもセックスが多すぎて「SEX-FREE ZONE」の張り紙を社内に貼ったそう・・・いったいどういう会社だよ(笑)
因みに映画ではトイレにその張り紙が貼ってありましたね。
また、会社の地下には売春婦が常に待機していたんだとか・・・ほんといったいどういう会社だよ(笑)
相棒のダニーの存在
ダニーは実在しています。
実際はドニーという名前だそうです。
しかし映画のダニーの行動は、色々な人の行動をまとめたものになっているそう。
因みに、金魚を食べたエピソードも本当のようです。
食べたのはダニーだそうですよ・・・ひどいなぁ。
社内にチンパンジーがいた
チンパンジーだけではなく、ガラガラヘビやイグアナもいたようです。
完全になめてますね(笑)
結局どこまで本当?
映画でのエピソードのほとんどが実際に行われていたことのようです。
ただ、タイトルにもなっている「ウォール街の狼」という名前は、ジョーダン本人が本のために自分につけた名称だそうです・・・。
エピソードが凄すぎてもはやどうでもいい(笑)
次は原作についてです。
原作について
ジョーダンは刑務所に収監された時、カナダ人コメディアンのトミー・チョンと出会っています。
そして、これまでの出来事を書きとめ出版することを勧められました。
こうして書かれたのがジョーダン本人による著書『ウォール街狂乱日記-「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』です。
この本が本作の原作となっています。
因みにジョーダンとトミー・チョンは、出所後も友人だそうです。
次はジョーダン・ベルフォートのその後です。
ジョーダン・ベルフォートのその後
出所後のジョーダンは、年収49億円を稼いだセールステクニック「ストレートラインシステム」を基にアメリカの大企業の経営コンサルティングをされています。
またそれと合わせて自己啓発セミナーの講師としても活躍。
それから、このストレートラインシステムをいろんな人に教えたりもしているそうです。
ストレートラインシステムって何?
僕も知りません(笑)
映画で描かれていた需要を生み出すということですかね?
詳しくは本人による著書『ウォール街の狼が明かすヤバすぎる成功法則』という本に記されているそうなので、興味がある方は読んでみて下さい!!
次は映画に登場した数々の名言をご紹介します。
映画に登場した名言
個人的に名言とは映画のシーンだけでなく人生の教訓となるようなものを言うと思っています。
なので、ここでは映画の中のカッコいいだけのセリフは除外して、個人的に刺さった言葉をあげていきますね。
・俺を軽薄な拝金主義者だと思うなら、マクドナルドで働け!!そこがお前の場所だ!!
このセリフは個人的に好きです。
お金を目の前にして、稼ぐチャンスを目の前にして背を向ける人がいますか?
お金がいらないなら自給自足で生活すればいいんです。
労働に対して何を重視しているかにもよりますし、ちょっと極端ですが、なるほどねと思わせてくれるセリフです。
・よく聞け!カードの支払いがある?すぐに電話をかけ始めろ!!大家が追い出しを?すぐに電話をかけ始めろ!!彼女にクズだと言われたら、すぐに電話をかけ始めろ!!金を稼げば問題は解決する!!
日本人はお金に対して汚いイメージを抱く人も割と多いですが・・・お金は殆どのことを解決してくれると僕も思います。
もちろん、人の気持ちやお金で買えない夢などがあるのは百も承知です。
だけど・・・もっとお金があったらなぁと思うことが多いのは事実です(笑)
個人レベルはもちろん、会社レベル、国レベル、世界レベルでもそう思うことがあるのではないでしょうか?
お金の可能性は僕らが思っているよりはるかに大きいのです。
そんなことに改めて気づかせてくれるセリフだと思います。
まぁ、本当に大切なものはお金で買えなかったりするんですけどね・・・。
以上2つですが、個人的に名言だと思います。
次は本作で大ブレイクしたナオミ役のマーゴット・ロビーについてです。
本作で大ブレイク!ナオミ役のマーゴット・ロビーについて
本作でジョーダンの妻ナオミを演じたマーゴット・ロビー・・・気になった方も多いのではないでしょうか?
彼女は本作によって大ブレイク!!
その後、話題作やヒット作に引っ張りだこになっていますね。
そして何と言っても2016年の「スーサイド・スクワッド」で彼女が演じたハーレイ・クインは誰もが知るところでしょう!!
今やハーレイ・クインと言えば、マーゴット・ロビーのハーレイ・クインを思い浮かべる人が大多数なのではないかというほど。
ここ日本でも、ハロウィン仮装の定番となっているほど大人気です。
そして2019年にはクエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット主演の話題作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」にも出演!!
ノリに乗っていますね!!!
軽くプロフィールもご紹介しておきます。
マーゴット・ロビーさんは1990年7月2日生まれで、2019年5月現在は28歳です。
ジェニファー・ローレンスやエマ・ワトソンと同じ年ですね!!
出身は、オーストラリアのクイーンズランド州ゴールドコーストです。
身長は168cm、体重は57kgですので、外国人の方にしては小柄な印象です。
2016年に映画監督のトム・アッカーリーと結婚しています。
性格はアクティブだが、節約生活をするなど庶民的な面もあるそうです。
本作でも存在感を示していた彼女・・・今後の活躍がますます楽しみですね!
さて、本作にはジョーダン・ベルフォート本人も出演していたのをご存知でしょうか?
次はそのシーンをご紹介しますね!
映画にはジョーダン・ベルフォート本人も出演していた!!
本作にはなんとジョーダン・ベルフォート本人が出演しているんです!!
気が付きましたか?
って気づくわけないですよね・・・だって、本人の顔知らないですもんね(笑)
出演シーンは最後の最後です!
ディカプリオ演じるジョーダンの講演でジョーダンを紹介する司会者・・・これがジョーダン・ベルフォート本人なんです!!!
つまり自分で自分を紹介しているんですね!!
実にアメリカらしい粋な演出です。
知らなかった方は是非もう一度確認してみて下さい!!
次は評価と個人的な感想です。
評価と感想
本作は第86回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞の6部門にノミネートされました。
しかし残念ながらどれも受賞までには至っていません。
世間での評価は5点満点中3.6点(Yahoo映画より)といったところです。
はまる人はハマりますが、受け入れられない人がいるのも分かります。
特に男性に人気があるように感じますね!
さて、ここからは個人的感想です。
まず一番初めに挙げておかずにはいられないのがディカプリオの圧倒的ともいえる演技と存在感ですね!!
本当に素晴らしいです!
ディカプリオは基本的にいつも素晴らしいですが、本作からまた1段階上に上がった印象ですね!
180分ほぼほぼ独壇場です。
いろんなディカプリオが見れるので、ファンの方にもたまらないのではないでしょうか?
スピーチのシーンなど映画だってことを忘れてしまうくらいです・・・。
因みにこのスピーチはジョーダン・ベルフォート氏が直々にディカプリオにレクチャーしたそうです!
で、肝心の内容の方ですが・・・面白いです!
しかもこれが実話だというのだから驚きですね!!
ただ半面、個人的には、「最高だ!」「すごい!すごすぎる!!」「カッコイイ!!」「ビジネスとお金について勉強になるぜ!」とはなりませんでした・・・。
世間で賛否両論なのもうなずける内容だなぁ・・・なんて少し冷めた目で見てしまいました。
確かに面白いは面白いんです。
180分とかなり長尺ですが、結構引き込まれます。
しかし、ジョーダンは僕個人が憧れるようなヒーロー像とはまるで違いますので、そこがそこまで感情移入できなかった理由だと思います。
コメディとしては面白いですが、どこか真面目に観てしまう自分もいて・・・ジョーダンは単なる悪党ですからね(笑)
パリピで悪党・・・僕が最も苦手とする人種です(笑)
同じ犯罪者の実話でもディカプリオの「キャッチミーイフユーキャン」や、トム・クルーズの「バリー・シール/アメリカをはめた男」、イーストウッドの「運び屋」なんかは大好きなんですけど・・・。
野心丸出し、お金万歳な人物像がちょっと鼻についたのかもしれません・・・あと貧乏人の妬みもありますかね(笑)
真面目に観てしまうとね・・・(笑)
個人的には人間の弱い部分が好きなのもありますね。
ジョーダンは己の弱さをヤクに頼って逃げていますから・・・どうも共感できませんでした。
ただ、単なる悪党をとっても魅力的に描いている点はスコセッシ監督らしいなぁと思いました。
あたかもサクセスストーリーのように投資詐欺を描いていて、犯罪だってことを忘れてしまうくらいです。
長いですが、テンポ感も良いので、コメディとして気楽に観ればとっても楽しめる内容です。
あと、個人的にはビジネスとお金の勉強にはならないとは思います(笑)
仕事へのバイタリティは見習うべき点がありますけどね!!
この映画はディカプリオの演技があるからこそ僕は好きな映画です。
もしディカプリオじゃなかったらどうでしょうね・・・。
間違いなく言えるのは、本作を真面目に観てしまってはダメだということ。
気持ちに余裕があるときにライトな気持ちで観るのが丁度良いのではないでしょうか?
仕事に追われているときや仕事のことで悩んでいるときに元気をもらえる映画では決してないので、まだ観ていない人がもしいたらご注意くださいね!
むしろそんな時に観たら腹立たしいだけです(笑)
色々煮え切らない感想を書いてしまいましたが・・・エンターテイメントとしては素晴らしい映画ですし、なにより本当にディカプリオが最高です!!!
ディカプリオの魅力が満載・・・そんな映画だと思っています。
次はBlu-ray/DVD情報です。
ウルフオブウォールストリートをBlu-ray/DVDで観よう!
本作のBlu-ray/DVDはお安くお求めいただけるので嬉しいですね!!
個人的には映像が綺麗なBlu-rayをお勧めします!!
次は動画配信サービス/VODで視聴する方法をご紹介します。
ウルフオブウォールストリートを動画配信サービス/VODで視聴する方法
Hulu ×
U-NEXT 〇
FODプレミアム ×
amazon プライムビデオ 〇
dTV 〇
配信が終了している場合もありますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。