ワンダー君は太陽のあらすじとネタバレ！実話？原作やキャストは？

映画「ワンダー 君は太陽」は2017年のアメリカ映画です。

本作は本当に純粋で綺麗、そして素敵な映画です。

心が汚れてしまった大人は是非、本作を観て心の洗濯をしてください(笑)

また、この映画は小中学生に是非観て欲しい・・・教育の材料としてはうってつけの内容になっています。

お子さんがいる方は是非ともお子さんと一緒に鑑賞することをお勧めいたします！！

というのも、本作には、人として大切なことが満載だからです。

そしてそれは、決して時代の流れによって変わることのない普遍的なものです。

映画としては刺激の少ない・・・少し物足りない内容かもしれません。

普通だと感じる人や、綺麗ごとに映る人もいるでしょう・・・しかし、そういった感想を持つ人でも、本作の内容は人として大切なことだと分かったうえでの話だと思います。

それくらい本作が伝えているテーマは純粋で基本的なことです。

それもそのはずなんです！！

本作の原作者は、自分の息子たちに向けたメッセージとして本作を書き始めているのですから・・・。

 

この記事では、本作の元になったエピソードや、あらすじをネタバレで解説しています。

そして毎回恒例の僕個人の感想も書いています。

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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※本ページの情報は2020年1月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

 

それでは、まずはあらすじとネタバレからです。

レッツ！！ムーヴィン！！！

ワンダー君は太陽のあらすじとネタバレ

では、早速あらすじをネタバレで解説していきます。

と、その前にまずは、作品情報とキャストの確認です。

作品情報とキャスト

映画「ワンダー 君は太陽」は2017年のアメリカ映画です。

日本での公開は翌2018年になっています。

興行収入は3.059億ドルとなっています。

 

 

まずはなんと言っても本作の主人公オギーを演じるジェイコブ・トレンブレイが気になりますよね？

カナダ出身の彼は、2015年公開の映画「ルーム」で、ジャック・ニューサムを演じたことによってブレイクしました。

放送映画批評家協会賞の若手俳優賞、カナダ映画テレビ賞の主演男優賞を獲得し、全米映画俳優組合賞助演男優賞にもノミネートされるほど評価を高めた子役です。

 

そして、オギーの母親役には言わずと知れたジュリア・ロバーツ！！

近年は大作への出演も減り、あまり見かけなくなってしまった印象もありますが・・・50歳を超えても相変わらずお綺麗ですね！！

未だにプリティ・ウーマンやノッティングヒルの恋人のイメージが強い彼女ですが、今では母親役も見事にこなす演技派ですね！！

日本でも大人気の海外ドラマ「24」のジャック・バウアーを演じたキーファー・サザーランドとは1991年4月に婚約するも、「自分に正直でありたい」と、式の3日前にキャンセルしたのは有名な話(笑)

そんな芯の強さが今作にも見事に反映されていましたね！

 

それから個人的にはオギーの父親役でオーウェン・ウィルソンの出演が嬉しかったです！！

オーウェン・ウィルソンと言えば、僕的には「アルマゲドン」です！！

アルマゲドンではオスカーという南部出身のカーボーイ野郎として登場していましたね！！

アルマゲドンではあまり見せ場もなく死んでしまいますが・・・今作では結構活躍します(笑)

アルマゲドンから20年近くたっていますが、カッコいい年の取り方をしているようでニヤリとしてしまいました！！

ジュリア・ローバーツもそうですが、こういったベテランが脇を固めると作品がグッと締まりますね！！

 

では、続いて本作のあらすじをネタバレで解説していきます。

あらすじとネタバレ解説

起

本作の主人公はニューヨークのマンハッタンに住む小学5年生オギーです。

オギーは生まれたときから顔に障害があり、何度も外科手術を受けなければなりませんでした。

彼の母親であるイザベル（ジュリア・ロバーツ）と夫のネート（オーウェン・ウィルソン）が教師代わりとなり、ずっと自宅での生活をしていたオギーですが、5年生に上がるのを機に一般の学校に通うことになるのでした・・・。

承

不安を抱えながらも一般の学校に通うことになったオギー。

しかし、オギーは顔のこともあり周囲に溶け込めず孤立してしまいます。

クラスメイトのジュリアンが中心となりオギーをいじめるのです。

友達も作れず、食堂では誰も彼の隣に座ろうとはしません・・・。

しかし、同じクラスメイトのジャックだけは、他の生徒とは違い本気で彼の友達になろうとするのです。

初めて友達ができ、オギーは心を開いていくのでした。

一方、オギーにはヴィアという姉がいます。

ヴィアは弟のオギーのこともあり、家では自分の気持ちを抑えて両親に迷惑をかけないように振る舞っています。

本当は沢山両親に甘えたいのです・・・。

ヴィアは幼馴染で親友ミランダとの不仲も重なり、孤独感を深めていきます。

そんなヴィアの心の支えは亡くなったおばあちゃんと、同じ演劇部に所属するジャスティンでした。

そんな支えもあり生き生きとしていくヴィア・・・やがてミランダとも仲直り、昔のように共に過ごすのでした・・・。

転

オギーが楽しみにしていたハロウィンの日事件が起こります。

友達だと思っていたジャックが、「オギーの顔に生まれたら自殺しているよ」とジュリアンに話しているのを陰で聞いてしまうのです・・・。

これを機にジャックを避けるようになるオギーは、また一人ぼっちになってしまいます。

周りからは「オギーにさわるとペストが移る」との心無い言葉も・・・。

ところが、これを気にもせずにオギーと親しくなろうとする女の子が現れます。

その子はサマー。

オギーとサマーは仲良くなっていきます。

結局、ジャックの、「オギーの顔に生まれたら自殺しているよ」という発言はジュリアンに合わせたもので本心じゃなかったことが発覚。

再びジャックとの友情を取り戻すのです。

結

その後もジュリアンからのオギーに対する嫌がらせが止むことはありませんでした。

これを見かねた校長はジュリアンとジュリアンの両親を呼び出します。

「彼の外見は変えようがない、私たちが見方を変えなければならない」

そう訴えかける校長だったが、ジュリアンの両親にこの思いは届かず、ジュリアンは両親の意向で学校を去ることになるのでした。

そして修学旅行の日。

オギーとジャックは上級生に絡まれてしまいます。

顔のことでまたも上級生にいじめられるのです。

しかし、オギーは勇気を出して上級生に立ち向かいます。

ジャックを始め、クラスメイトたちもどんどん加勢してくれたのです・・・オギーにはいつの間にか多くの友達ができていました。

喧嘩でボロボロになった洋服で両親のもとへ帰るオギー・・・びっくりするイザベルでしたが、父のネートは息子の成長を密かに嬉しく思っていました。

やがて時は経ち、5年生の終業式。

オギーは学校に一番貢献した生徒として表彰を受けるのでした。

オギーは、人は皆違っていて、そしてその誰も称えられるべきだと思うのでした。

 

以上があらすじです。

 

さて、この映画は実話なのでしょうか？

次は実話なのかどうかについてです。

映画は実話なのか？

まず結論を先に言ってしまうと、この映画はフィクションです。

しかし、原作者であるR・J・パラシオさんの実体験が元になっています。

 

その実体験とはこうです。

 

この一連の出来事がきっかけになり、この映画の原作となる小説を書こうと決めたそうです。

 

次はその原作小説についてです。

原作について

本作の原作はR・J・パラシオさんの「ワンダー」という小説です。

初めは自身の息子たちに向けて書いた小説でしたが、結果的に800万部を超える大ベストセラーとなっています。

実体験が元になり、そのことから得た教訓を息子たちに教えようと書いた小説が、世界中の人々に人として大切なことを教えることになったのです。

 

次は個人的な評価と感想です。

評価と感想

個人的な感想の前に世間での評価を確認していきましょう。

製作費2000万ドルに対して興行収入は3億ドルと大ヒットとなっています。

評論家からの評価は絶賛の嵐だったようですね。

日本国内での世間の評価もかなり高いです。

大絶賛している方も多くみられます。

ゆいのおすすめで「ワンダー 君は太陽」という映画を観ました。。始まって15分で泣いてた。。😖強い心とは何か、を考えさせられました。。感情がたくさん動いたなあ。。ほんと素敵でした💕

— 長谷川愛 (@hase_ai_02) 2018年11月23日

ワンダー君は太陽見てきました。決してお涙頂戴映画なんかではなかった。
これからも私達が"人間"として生きたいのなら、絶対見なくてはならない映画。みーんな見るべき映画。悲し涙だけではなくて、嬉し涙、怒り涙、驚き涙…。開始10秒からラストまで泣きまくりでハンカチ1枚じゃ足りませんでした😭😭 pic.twitter.com/P1GbsUF7lM

— 小松加奈 (@kana_temple) 2018年8月1日

さて、ここからは僕の個人的な感想を書いていきますね！

 

まず観終わって初めに思ったのはとても綺麗な映画だなってことです。

オギーがとても強く描かれていて勇気をもらえますし、いじめに対する学校の空気感が変わっていくところや、両親のわが子の成長を見守る気持ちも伝わってきて本当に良かったです。

また、オギーの孤独はもちろんですが、姉のヴィアや親友ミランダが抱える孤独感も解消されていくところは本当に感動的です。

タイトルにもあるようにオギーが太陽のように描かれています。

オギーが自信を持ち輝いているときは、周囲をも変えていく力を発揮します。

まさに言い当て妙な日本語のタイトルで感心しました。

周りを変えるにはまずは自分が最初に変わること・・・大人になっても忘れてしまいがちなことに改めて気づかされます。

 

また、同時に偏見に対するメッセージもしっかり込められていました。

 

「彼の外見は変えようがない、私たちが見方を変えなければならない」

 

校長先生のこのセリフは、偏見に対してだけではなく色々な場面で忘れてはならない大切なことだと思います。

 

周りの空気に流されず正しい選択をする勇気やその大切さをクラスメイトが教えてくれたり・・・本当に良い映画だと思います。

邪念を持ったり斜に構えることなく真っすぐに受け止めれば本当に感動的な内容です。

 

そして、偏見を持つ人も一定数はいるという現実をいじめっ子の両親を通して示唆していたのも個人的には良かったと思います。

 

ただ、基本的には何もかもが理想的に話が進むので映画としてはちょっと物足りない気がしました。

 

ストーリーはとってもわかりやすいものですので、小中学生の道徳の授業なんかで子供たちが観るべきものなのかなぁって思います・・・もちろん大人が観たら楽しめないとか子供向きの作品だということではないのですが・・・個人的にはそんな風に思いました。

人として大切なメッセージが沢山詰まった素晴らしい映画だと思いますので、是非大人になってしまう前に観て大切なことを学んでほしい・・・そんな1本なのではないでしょうか？

もともと原作者は自身の子供に向けた小説として書いています。

まさに原作者の意図した通りの出来になっていると思います。

 

個人的にはオギーの父親役でオーウェン・ウィルソンを久しぶりに観れたのが何よりもうれしかったです。

僕、アルマゲドンが好きなもので(笑)

相変わらずのナイスガイでカッコよかったですね！！

 

内容は本当に綺麗な映画です。

純粋なストーリーを探している方や、お子さんがいる方が子供と一緒に観るにはもってこいの1本だと思います。

 

個人的満足度

 

次はワンダー君は太陽のBlu-ray/DVDについてです。

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特典映像などが収録されることが多いBlu-ray/DVD。

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僕は断然Blu-rayをお勧めします！！

 

次はワンダー君は太陽を動画配信サービス/VODで視聴する方法をご紹介します。

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