コーヒーが冷めないうちに映画のあらすじとネタバレ!キャストは?

映画コーヒーが冷めないうちには2018年の日本映画です。

主演に有村架純さんを迎え、「4回泣けます」のふれこみで話題となった作品です。

 

「あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?」

 

キャッチコピーもとっても興味を引きますね!

だれもが共感できるであろう題材に、4回泣けると言われたら期待しないわけにはいきません!!

で、実際に観てみると・・・。

 

「・・・」

 

「・・・」

 

「・・・」

 

「・・・」

 

僕は1度も泣くことなくエンドロールになってしまいました(笑)

 

おい!!予告!!!また騙しやがったなぁ!!!!!!!

 

まったく・・・がっかりの内容です。

この記事ではあらすじとネタバレはもちろん、キャストや原作、ロケ地などをご紹介しています。

そしてもちろん今回も個人的な感想もしっかり書かせていただきました。

本作がこんなにもつまらない原因はどこにあるのか?

僕なりの見解も踏まえて解説しています。

是非最後まで読んで確認して下さい!

 

ほんと、惜しいんだよなぁ~この映画・・・。

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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※本ページの情報は2020年1月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

 

ではまずはあらすじとネタバレからです。

レッツ!!ムーヴィン!!!

コーヒーが冷めないうちに映画のあらすじとネタバレ

本作は喫茶店「フニクリフニクラ」が舞台。

時田数(有村架純)と、従兄で店主の時田流(深水元基)が切り盛りしています。

この喫茶店の席に座ると過去にタイムトラベル出来ます。

しかしタイムトラベルするにはいくつかのルールがありそれを守らなければなりません。

ルールは以下の5つです。

1、過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。
2、過去に戻っても、喫茶店を出る事はできない。
3、過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
4、過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。
5、過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。

これを基本設定として4つのストーリーが展開するオムニバス形式の映画になっています。

1つずつあらすじをネタバレで解説していきますね。

あらすじとネタバレ解説

まず最初のエピソードはキャリアウーマンの清川二美子(波瑠)と幼馴染賀田多五郎(林遣都)のストーリーです。

2人はつい先日破局したばかり。

二美子は五郎に仕事でアメリカに行くことを告げられると「どこへでも行ってしまえ!!」と言ってしまい、2人は喧嘩別れになってしまっていました。

そのことを後悔していた二美子は過去に戻ろうと、「過去に戻れる席」に座ろうとします。

ところが、この席には先客(石田ゆり子)がいるんですね・・・座れるのはこの先客がトイレに立ったときのみです。

因みに、この先客は過去に時空を飛び越えて戻ってこなかった数の母親です。

ルールを守らないと一生戻ってこれず幽霊になってしまいます。

そして、ついにこの先客がトイレに立つと二美子は迷わず席に着きコーヒーを注文。

数の「コーヒーが冷めないうちに」という言葉と共に過去に戻ります。

戻ったのは喧嘩別れになった日です。

同じ過ちを繰り返したくない・・・そして思いを伝えたい・・・彼の気持ちを知りたい・・・そんな風に思っていた二美子でしたがうまくはいかず戻る時間になってしまいます。

現代に戻った二美子は数に聞きます。

過去は変わらないのなら未来はどうかと・・・。

数は、未来はお客様次第だと答えます。

過去に戻ったことにより、未来を変えていく希望を持った二美子はアメリカの五郎に電話、素直に気持ちを伝え、会いに行くのでした。

2番目のエピソードはとある夫婦の物語です。

この店の常連である高竹佳代(薬師丸ひろ子)は、若年性アルツハイマーを患っており、自分の夫である房木康徳(松重豊)のことも認識できなくなっていました。

そんな状況でも康徳は毎日妻の佳代のことをこの喫茶店まで迎えに来ています。

康徳は看護師として佳代の世話をしているものの、アルツハイマーのことを受け入れられずにいました。

ある日、たまたま席が空いたので康徳は佳代の病状が悪化する前の時間に戻ります。

久しぶりに夫婦としての時間を過ごす康徳。

ここで康徳は佳代の手紙を受け取ります。

この手紙は現代で佳代が渡せずにずっと持っていた手紙です。

この手紙を過去に戻ってもらうのです。

中を読んでみると、病気で夫を忘れてしまう前にと書いた気持ちのこもった手紙でした。

病状が進んでも患者と看護師ではなく夫婦でいたいとの佳代の願いもつまっていました。

現代に戻った康徳は妻の病気を受け入れ、これからも支えていく決意を新たにするのでした・・・。

3つめのエピソードは平井八絵子(吉田羊)と平井久美(松本若菜)の姉妹の物語です。

2人の実家は老舗旅館を営んでいます。

八絵子は若いころに両親と対立し、家を出て以来、この町でスナックを営んでいました。

しかし、妹の久美は度々訪れては姉に実家に戻るように説得してきました。

そんなある日、妹の久美が交通事故で死んでしまいます。

久美をずっと避けてきた八絵子は深く後悔します。

八絵子は過去に戻り、久美に会います。

そこで久美の「お姉ちゃんとふたりで旅館を経営するのが夢だった」という思いを聞かされ、涙・・・。

事故の日は絶対に外に出るなと念を押して現代に戻りますが・・・ルール通り過去は変わりません。

しかし、妹の思いを知った八絵子は旅館を継ぐことを決意、女将として生きていくことを決めるのでした・・・。

最後は、この喫茶店で働く数(有村架純)と近くに住む大学生新谷亮介(伊藤健太郎)の物語です。

過去に戻るコーヒーを淹れることができるのは時田家の女性だけと決まっています。

過去に戻れる席に座っているのは数の母であり、その母にコーヒーを淹れたのは数だったのです。

どうして母は戻ってこなかったのか?

自分のせいなのではないか?

数はずっと思い悩んでいたのです・・・。

亮介は数に好意を持っていました。

2人は社会人となりやがて結婚、妊娠します。

しかし数は色々なことがあり鬱のような状態に。

そこで亮介はある作戦を思いつきます。

おなかの中の子は女の子です。

亮介は数に指定した日に喫茶店に行くように言います。

すると見知らぬ女の子がいて数にコーヒーを淹れ、数は母が幽霊になる直前へと遡ったのです。

この見知らぬ女の子は亮介と数の子で未来からやってきたのですね。

過去に戻った数は母が重い病気を患っていたこと、母は数のことが心配で未来の数を見に行って戻れなくなっていたことを知ります。

成長した数をみて母はとても喜びました。

また、数自身も母の気持ちを知り前向きになれたのでした。

やがて数は未来(みき)という名の女の子を出産します。

成長した未来が過去に飛び数にコーヒーを淹れるのです・・・これこそが亮介の作戦だったのです。

 

以上があらすじになります。

次はキャストと作品情報についてです。



キャストと作品情報

映画コーヒーが冷めないうちには2018年の日本映画です。

興行収入は15億円を超えるヒットとなっています。

 

スタッフ
監督 : 塚原あゆ子
脚本 : 奥寺佐渡子
原作 : 川口俊和「コーヒーが冷めないうちに」、「この嘘がばれないうちに」
主題歌 : YUKI「トロイメライ」
キャスト(役名 : 俳優)
時田数 : 有村架純
新谷亮介 : 伊藤健太郎
清川二美子 : 波瑠
賀田多五郎 : 林遣都
時田流 : 深水元基
平井久美 : 松本若菜
高竹佳代 : 薬師丸ひろ子
平井八絵子 : 吉田羊
房木康徳 : 松重豊
夏服の女 : 石田ゆり子

 

控えめに言って豪華キャストですね!!

てか、邦画はもう基本的に豪華ですね・・・まぁ日本人なので知ってる人が多いってだけかもですが(笑)

本作も人気俳優、実力派、大御所とすごい配役です。

中でもやはり薬師丸ひろ子さんと松重豊さんは別格でしたね!!

それから吉田羊さん、石田ゆり子さんもさすがの演技力!!

人気者たちとのバランスがうまくとれていると感じました。

 

次は文庫や原作小説についてです。

文庫や原作小説について

この作品は元々、劇団音速かたつむりの脚本家兼演出家として活動していた川口俊和が手掛けた舞台作品でした。

そして、その舞台を観に来た編集者が感動し声を掛け、2015年に小説として出版されたようです。

小説を書いたのもこの脚本家の川口俊和さんという方です。

本作は「コーヒーが冷めないうちに」「この嘘がばれないうちに」の2作品を原作として製作されたようですね。

基本的には小説「コーヒーが冷めないうちに」のエピソードを中心に映画は作られていますが、クライマックスである数の母が戻らなかった理由や、亮介と数のエピソードの辺りなどは映画オリジナルのストーリーです。

また、アルツハイマーの夫婦のストーリーも小説版ではアルツハイマーになるのは夫の方だったりと多少の変更、脚色が加えられています。

小説版には更に続編の「思い出が消えないうちに」もあります。

映画版を好きになった方はオススメです!!

 

次は映画の続編についてです。

続編はあるのか?

2020年1月現在、映画の続編の話はありません。

オムニバス形式の映画だったので、いくらでも作れると思いますので、続編はあるかもしれませんね!!

でも、この内容だったらテレビドラマでもいいかなって感じもしちゃいますが・・・。

いずれにせよ、小説版は現在まで3作品発表されていますので、映画の続編も作られるかもしれませんね!!

楽しみに待ちましょう!!

 

次はロケ地についてです。

ロケ地について

さて、本作のロケ地です。

エキストラの募集要項が以下のようになっていましたので、そこがロケ地ということになります。

詳細は以下の通りです。

3月19日(月)西大井駅近郊 : ビルの上の年越しシーン
3月20日(火)上総鶴舞駅近郊
3月23日(金)センター北駅近郊 : スーツ屋のシーン
3月24日(土)元町・中華街駅近郊 : 通行のシーン
3月25日(日)春日駅近郊 : 救急のシーン
3月26日(月)元町・中華街駅近郊 : 通行のシーン
3月26日(月)箱根町
3月27日(火)横浜美術館
4月8日(日)飯田橋駅近郊 : オフィスのシーン
4月9日(月)桜木町駅近郊 : 通行のシーン

このほかにも東京都葛飾区にある水元公園などでも撮影は行われたようです。

 

次は個人的な評価と感想です。



評価と感想

個人的な評価の前に世間での反応を確認しましょう。

5点満点中3.5点(Yahoo!映画)となっています。

まぁまぁな感じの反応ですね・・・。

やはり最後が分かりにくかったり、オムニバス形式であることで映画的な重みがないことなんかがこの微妙な評価に繋がっていいるようです。

もちろん良い評価の意見もあります!!

ここからは個人的な感想を書いていきますね!!

「4回泣けます」のキャッチコピーや予告編からしてとっても楽しみにしていました。

タイムスリップ物は個人的に好きですし、感動しやすいですよね!!

でも・・・

本作は全然ダメでした・・・。

 

おい!邦画!しっかりしろ!!

 

と、言いたくなる内容でしたね・・・。

 

まず、オムニバス形式が良くない。

絶対に良くない。

これだったらテレビドラマにしてくれよって感じ。

 

それから、一番大事な最初のエピソードが良くないと思いました。

4つの物語の中では最もライトな内容で、製作側からしたら軽いジャブみたいな感覚だったんでしょうが・・・。

冒頭は映画の掴みですよ?

弱すぎでしょ・・・全く引き込まれませんでした。

冒頭のエピソードにするのはこれじゃないでしょ~笑

夫婦か姉妹の物語の方がまだ良かったと思うけどね・・・個人的には。

てか、冒頭の2人の話必要か?

薄っぺらくてどうでも良いんですけど・・・過去に戻る必要すらない悩みですよあれは。

若い人の共感を得ようとして作ったのが見え見えで冒頭からズッコケました。

これで泣けます?

僕は全く泣けませんでした・・・。

 

で、この冒頭のイメージをかなり引きずったまま次に行くのでなかなか映画の世界に入っていけないんですよね・・・。

2つ目の夫婦の話は結構好きなんですけど・・・。

で、この2つ目の物語で大きな疑問が発生!!

過去に戻った康徳が、過去の奥さんから手紙もらって、持って帰ってきちゃってたけど・・・これってルール違反じゃないの?

過去は変えられないはずなのに・・・手紙渡しちゃってるじゃん・・・おいおい。

まぁ、過去を変えても現在は変わらないってことなのかもだけど・・・。

でも一瞬、え!?なんで?なんで?ってなって、またまた全然集中できませんでした(笑)

 

姉妹の話はありがちだけど・・・吉田羊さんの演技が胸を打ちました!!

さすがですね!!

そして、最後の数と亮介のエピソードはまぁまぁ良かったかな!

展開は読み読みだったけどね・・・。

最後の方の展開は結構良いのに・・・印象を悪くしている大きな要因は、やはりオムニバス形式という感情移入のしづらさや、冒頭の印象の悪さをずっと引きずってしまうということではないでしょうか?

 

人生は後悔の連続だったりします。

後悔がない人なんていません。

あの時に戻れたらと誰しもが1度は考えたことがあるはずです。

この映画はテーマだけは誰もが共感できる素晴らしいものなんです。

でも・・・結果的には、普通って感じが一番しっくりくる感想ですよね(笑)

僕も多くの方と同じように普通な印象しか持てませんでした。

 

これでさすがに4回は泣けませんよ・・・てか1回も泣いてない・・・。

 

誇大広告ですね・・・完全に。

個人的にはそう思います。

てか、最近の邦画の予告詐欺具合が酷いのは気のせいでしょうか?

なんかどれも予告は面白そうなんですよね・・・ハードルかなり上がっちゃってるから、実際の内容との落差がFUJIYAMA級で困ります。

予告をうまく作るなといっているのではありません。

内容をしっかり作ってくれと言っています・・・ここ最近、邦画はハズしてばかりなので・・・批判的な意見許してください(笑)

エンドロールに流れるYUKIさんによる主題歌「トロイメライ」が名曲で、僕はここで初めて泣くことができました・・・。

 

個人的満足度

 

次はコーヒーが冷めないうちにのBlu-ray/DVDについてです。

コーヒーが冷めないうちにをBlu-ray/DVDで観よう!

特典映像などが収録されることが多いBlu-ray/DVD。

コレクションしている方も多いと思います。

本作は特典満載の豪華版が特にお勧めですね!!

 

次はコーヒーが冷めないうちにを動画配信サービス/VODで視聴する方法をご紹介します

コーヒーが冷めないうちにを動画配信サービスで視聴する方法

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