「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のあらすじとネタバレ

映画「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」は2009年のアメリカ映画です。

ハングオーバーシリーズ第1作目の本作は、ブラッドリー・クーパーの出世作として有名です。

今や俳優としても監督としても高い評価を獲得している彼ですが、本作のヒットがきっかけとなりブレイクするに至っています。

また、本作はコメディ映画を代表する超ヒット作品です。

内容は、アメリカ特有の下品な内容がふんだんに盛り込まれてはいるものの、先が読めないストーリー展開がとても秀逸な作品になっています。

こういったストーリーの巧さもヒットの要因なのではないでしょうか?

この記事では作品をネタバレでポイント解説している他、続編などについて書いています

また、恒例の個人的な感想も書いていますので楽しんでください。

記事の最後にはBlu-ray/DVD情報や本作を動画配信サービスで視聴する方法もご紹介しています。

 

では、早速あらすじとネタバレ解説いってみます。

「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のあらすじとネタバレ

ここからはあらすじや作品の解説をしていきます。

まずは作品情報とキャストから。

作品情報とキャスト

映画「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」は2009年のアメリカ映画です。

興行収入は全世界で4.675億ドルとなっています。

 

スタッフ
監督 : トッド・フィリップス
脚本 : ジョン・ルーカス、スコット・ムーア
製作 : トッド・フィリップス、ダン・ゴールドバーグ
製作総指揮 : トーマス・タル、他
音楽 : クリストフ・ベック
キャスト(役名 : 俳優)
フィル・ウィネック : ブラッドリー・クーパー
スチュアート(スチュ)・プライス : エド・ヘルムズ
アラン・ガーナー : ザック・ガリフィアナキス
ダグ・ビリングス : ジャスティン・バーサ
ジェイド : ヘザー・グラハム
レスリー・チャウ : ケン・チョン
マイク・タイソン : マイク・タイソン

 

ナンバーワンコメディ映画の呼び声も高い本作。

なんと言っても注目はブラッドリー・クーパーですね。

今でこそ押しも押されぬスーパースターですが、本作出演前はまだブレイク前です。

本作のヒットにより大ブレイクすることになります。

近年では「アメリカン・スナイパー」(2014年)や「運び屋」(2018年)などのクリント・イーストウッド作品への出演が印象的です。

 

また、「アリー/スター誕生」(2018年)ではついに監督デビューをし、大ヒット!

監督としても高評価を得ています。

 

今後ますます活躍するであろうブラッドリー・クーパーのブレイク作品として本作は重要な作品だと思います。

まぁ、こんな真面目な文章がアホらしくなるくらい内容は超絶下らないんですけどね(笑)

 

では、次はあらすじです。

あらすじ

結婚式を2日後に控えた新郎ダグは、独身最後の夜を満喫するため、
悪友のフィル、スチュ、義理の弟アランとラスベガスへ。
高級ホテルのスイートでしこたま酒を浴び、バカ騒ぎする男たち。
しかし、翌朝二日酔いから目覚めると、部屋は滅茶苦茶、花ムコの姿は消え、
代わりに一頭の虎と赤ん坊が部屋の中に―。
昨日の記憶が全くない!!一体、昨夜彼らに何が起きたのか?
結婚式は明日。婚約者からは頻繁に電話がかかってくる。
重大な事態が起こっていることを彼女に内緒にしたまま、
24時間以内に花ムコを無事探し出し、結婚式に連れて行くことはできるのか?
時間とのプレッシャーの中、男たちは、無い知恵を振り絞って、
とんでもない証拠品だけを頼りに絶望的な捜索を開始する!!!

公式サイトより引用 : https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=2789/

 

次は作品をポイントで解説していきます。

ここがポイント!!

おバカなだけじゃない!謎解き要素もある!

本作はコメディとしては異例の大ヒット作品です。

本作の特徴として、ジョークで笑わせるだけではなく謎解き要素があることが挙げられます。

主人公たちは酒とドラッグで記憶が飛んでしまいます。

で、目覚めるととんでもない事態になっているんです。

記憶がない間、自分たちは何をしていたんだ・・・と、様々な痕跡から自分たちの行動を辿っていくのです。

こういった先が気になる展開も本作の人気の秘訣ですね!

また、この手法はシリーズを通して使われることとなります。

基本的に下品なアメリカンジョーク

本作は基本的にはコメディ映画です。

そして、下ネタ満載の下品なジョークが多いです。

また、倫理観を疑うようなギャグも満載ですので、そういったものに抵抗がある方には全く持って不向きな作品です(笑)

正直、真面目に記事を書くのもアホくさくなるレベル(笑)

あと、基本的にはアメリカンジョークなので、日本人にはニュアンスがイマイチ伝わってこないジョークもかなり多いです。

「多分ここ面白いところなんだろーなぁ~」みたいな・・・。

なので、かなり精神的に余裕を持って鑑賞することをオススメします。

真面目な人は絶対観てはいけない作品です。

マイク・タイソン登場!

本作にはマイク・タイソンが本人役として登場します。

マイク・タイソンは元プロボクサーで世界チャンピオンにもなったことがある凄い人!!

現在はコメディアンとして活躍しているそうです。

一方で数々のスキャンダルを起こしてきた問題児でもあります。

恐らく彼の登場自体がもう面白いんでしょうけど・・・日本人には伝わり辛いところがありますね(笑)

日本で言ったら亀田興毅登場~観たいなイメージですかね・・・うーん・・・どうなんでしょう(笑)

ラストに明かされる謎

酒とドラッグによって記憶を無くしたフィルたちですが、物語が進むにつれて記憶がなかった時の行動が明らかになっていきます。

物語の終わりで、記憶がなかった時に撮られた数々の画像が見つかります。

そしてラスト・・・エンドロールと共にその画像が映し出され全てが明らかになるのです。

本編で張られた様々な伏線を一気に回収していきます。

爽快であると共に最後まで楽しませてくれる・・・見事な構成ですね。

 

次は製作費と興行収入についてです。

低予算で作られたのに大ヒット!!

本作の製作費は約3500万ドルとかなりの低予算で製作されています

ブラッドリー・クーパーもブレイク前でギャラは安かったでしょうし、他の俳優陣も大物はいませんので安上りだったことでしょう(笑)。

にもかかわらず興行収入は4億ドルを超えるヒット!!

2009年の世界興行収入ランキングでは10位、北米だけに限ると6位です。

低予算だとアイディア勝負になる部分もあり、良い作品が出来たりするんですよね!!

本作も先が読めないストーリー部分がとても良かったことがヒットの要因なのではないでしょうか?

 

次は続編についてです。

続編について

本作のヒットにより続編が製作されました。

2019年現在、本作をいれて3作品製作されています。

 

  • 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年)
  • 『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011年)
  • 『ハングオーバー!!! 最後の反省会』(2013年)

 

嬉しいのは、主要キャラが全員続投しているところ!!

物語ももちろん繋がっています。

そして作風も同じです(笑)

なので本作が好きな人は全部楽しめると思いますよ!

 

次は評価と個人的な感想です。

評価と感想

ここからは評価と個人的な感想を書いていきます。

まずは世間での評価です。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中3.7点(Yahoo!映画)といったところ。

これだけ下品な映画としてはかなり高評価だと思います(笑)

完全に観る人を選ぶ作品です。

とりあえず真面目な人は観てはいけません(笑)

実際の声はこんな感じ。

 

 

また、本作は数々の賞にもノミネートされ、多くの賞を受賞しています。

 

  • ゴールデングローブ賞作品賞 受賞
  • アメリカ映画編集者協会賞長編映画編集賞 受賞
  • アメリカ映画協会賞トップ10作品 受賞
  • 放送映画批評家協会賞コメディ映画賞 受賞
  • セントルイス映画批評家協会賞コメディ映画賞 受賞
  • 英国アカデミー賞オリジナル脚本賞 ノミネート

 

などなど。

他にもノミネートを含めるとかなりの数になります。

 

次は個人的な感想です。

個人的感想

ここからは僕の個人的な感想を書いていきます。

僕は普段、コメディ映画はあまり観ない方です。

特に洋画のコメディは意識的に避けています。

何故かというと、洋画のコメディは下品な物が多いから。

もうこれに尽きます・・・本当に下ネタ満載ですよね(笑)

最後に観たコメディは「テッド」かな・・・もう酷すぎて観れたもんじゃなかったです(笑)

あのビジュアルで下ネタって(笑)

アメリカンな下らないジョークなら割と好きなのですが、下品な下ネタはちょっと寒いと思ってしまうんですよね・・・。

あと、海外のジョークのニュアンスが分からないことも多いので、なかなか楽しめないものが多い気がします。

結構真面目な性格(笑)

なので、本作に関しても正直「めちゃくちゃ面白い!!!」とまではいかずでした。

ですが、下ネタはそこまで多い印象は無く、謎解きがあったり、ブラッドリー・クーパーがカッコよかったりで、それなりに楽しく観ることができました!!

主要人物のキャラがみんな良い感じですしね(笑)

楽観的で陽気で・・・まさにアメリカの男のイメージそのまんま(笑)

実際のアメリカ人がどうなのか知りませんが・・・。

自分の周りにはああいったパリピ的な人はあまりいませんでしたので、映画で体験するのはいいかもです(笑)

まぁ男ってこういう感じよねって作品ですね。

ちょうど「SEX AND THE CITY」の男版みたいな感じでしょうか?

ストーリーの方は先が読めず、気になる気になる。

最後までダグがどこにいるのか見当もつきませんでした。

また、ラストで全てが明らかになって伏線を回収する構成もお見事でした。

終始ありえないトンデモ展開で物語は進んでいきますが、テンポ感や登場人物のキャラも相まって不思議と違和感を感じさせません。

てか、ツッコむのもアホらしくなるほどバカバカしいですしね(笑)

というか、この映画に対して真面目に感想書いてる自分がアホらしくなってきました(笑)

たまにはこういった作品を頭を空っぽにして観るのもいいかもしれませんね!

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔いをBlu-ray/DVDで観よう!

本作のBlu-ray/DVDは結構お安く買えるのでお得です!!

 

次は本作を動画配信サービス/VODで視聴する方法をご紹介します。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔いを動画配信サービス/VODで視聴する方法

Hulu 〇

U-NEXT 〇

dTV 〇

amazon プライムビデオ 〇

配信が終了している場合もありますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。

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