氷の微笑の犯人は結局誰なのか?ネタバレで4つのポイントを解説!

映画『氷の微笑』は1992年公開のアメリカ映画です。

 

エロティック・サスペンスなんて言われることも多い作品ですね!

 

要はエロシーン満載のサスペンス映画です(笑)

 

ともすると、知らない人からしたら敬遠しがちですが、本作は紛れもない名作!

 

その証拠に1992年の世界興行収入ランキングでは堂々の4位ですからね!

 

実際、その内容は本当に面白い!

 

で、本作を語る時に度々議論になるのが、「犯人は誰なのか?」ということ。

 

これには明確な答えがあります。

 

この記事では「氷の微笑の犯人は結局誰なのか?」ということについて書いています。

他にもポイント解説、評価や感想、Blu-ray/DVD情報、動画配信サービス/VOD情報など盛りだくさんの内容です。

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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では早速、「氷の微笑の犯人は結局誰なのか?」解説していきます。

レッツ!!ムーヴィン!!!

氷の微笑の犯人は結局誰なのか?

本作で一番の議論を呼んだのは「結局犯人は誰なのか?」ということです。

 

キャサリンなのか?

 

ベスなのか?

 

はたまた他の人間なのか?

 

解説していきますね!

 

で、いきなり結論から言ってしまうと、犯人はキャサリンです。

 

これは持論ではなく、そうなんだと本作の監督であるポール・バーホーベン監督やキャサリンを演じたシャロン・ストーンが事あるごとにインタビューでそう答えています。

 

監督自身は犯人を曖昧にする意図は全くなかったそう。

 

監督は、当時のインタビューで何度も「犯人は誰なのか?」と聞かれるので「もちろんシャロン・ストーンが犯人。聞く前にちゃんと映画観ろよ!」ってキレ気味にインタビューアーに噛みついたという逸話も残っています(笑)

それから監督曰く、冒頭でロックシンガーをアイスピックで刺している女性もシャロン・ストーンだそうです。

 

そして、シャロン・ストーンは1998年のインタビュー内でキャサリンが犯人だとはっきり答えています。また、そのインタビューではニックがラストシーンの後にキャサリンに殺されることも明言していました。

 

つまり、議論するようなことは何もなく、犯人がキャサリンということは確定事項なんです。

 

次は作品情報とキャストの解説です。



作品情報とキャスト

映画『氷の微笑』は1992年公開のアメリカ映画です。

興行収入は3.529億ドルとなっています。

 

スタッフ
監督 : ポール・バーホーベン
脚本 : ジョー・エスターハス
製作 : アラン・マーシャル
製作総指揮 : マリオ・カサール
音楽 : ジェリー・ゴールドスミス
キャスト(役名 : 俳優)
ニック・カラン : マイケル・ダグラス
キャサリン・トラメル : シャロン・ストーン
ガス・モラン : ジョージ・ズンザ
ベス・ガーナー : ジーン・トリプルホーン

 

本作の監督はポール・バーホーベン監督です。

ポール・バーホーベン監督にとって本作は紛れもない代表作ですね!

 

ポール・バーホーベン監督はオランダ人なのですが、1985年にアメリカに渡ってから監督した作品には本作を含め、『ロボコップ』(1987年)、『トータル・リコール』(1990年)、『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997年)、『インビジブル』 (2000年)など名作・ヒット作が多数。

 

本作はまさにポール・バーホーベン監督の絶頂期に制作された作品です。

 

キャスト陣で注目はなんといってもシャロン・ストーンですよね!

本作での美貌とセクシーさでセックスシンボルとして一世を風靡しました。

もう本作はシャロン・ストーンの独壇場・・・演じたキャサリンのキャラ設定もありますが、みんなシャロンの掌で踊らされているような印象の映画です。

シャロン・ストーンじゃなかったら本作がここまで名作になることはなかったと断言できるほど圧倒的な存在感を放っていますね!

 

そして名優マイケル・ダグラスの誘惑に負けちゃう感じも素晴らしかった(笑)

『危険な情事』(1987年)や本作で見られる女性に翻弄される男性役はマイケル・ダグラスの代名詞と言っても過言ではありません。

本作でのなびきっぷりも素晴らしかったですね!!

マイケル・ダグラス関連でおすすめは、制作として一躍脚光を浴びた名作『カッコーの巣の上で』(1975年)、アカデミー賞主演男優賞を受賞した『ウォール街』(1987年)、どんでん返しの名作『ゲーム』(1997年)あたりでしょうか!

個人的には『ゲーム』(1997年)が一番好きですね!!

本作での雰囲気とは違いますがぜひ観ていただきたい作品です。

 

次は軽くあらすじです。

あらすじ

アイスピック殺人事件の捜査線上に浮び上がった女性作家。事件を捜査する刑事は次第に、容疑者の妖しい魅力のとりこになっていく。やがて彼自身に殺人容疑がかかってしまうが……。シャロン・ストーンの大胆な演技が話題を呼んだエロティック・サスペンス。

Yahoo!映画より引用

 

次はポイント解説です。

ここがポイント!!ネタバレ解説

ここからは本作のポイントを4つ解説していきます。

 

ポイントになるのは以下の4点です。

本作のポイント!
  • エロティック・サスペンスの代名詞となった作品
  • 有名過ぎるシャロン・ストーンの尋問シーン
  • 議論を呼んだ犯人
  • 結末

 

1つずつ解説していきますね!

エロティック・サスペンスの代名詞となった作品

本作はエロティック・サスペンスの名作です。

エロティック・サスペンスの代名詞として今もなお最初に名前が挙がるほどです。

実際にを観ればそれも納得ですよね?

冒頭からいきなりエロいエロい・・・間違っても家族で観てはいけない作品ですね。

しかし、本作が名作と言われるのは単にエロいだけじゃないから。

全てのベッドシーンに意味があり、ストーリー上無くてはならないものだからです。

有名過ぎるシャロン・ストーンの尋問シーン

映画の前半でキャサリンは元ロックスター殺しの参考人として警察署で尋問を受けます。

この時のキャサリンのいで立ちはノーパンにミニスカートというセクシーなもの。

このシャロン・ストーンが演じるキャサリンが足を組みかえるシーンはとっても有名で、多くのパロディに使われています。

まさに映画史に残る名シーンとして語り継がれています。

記憶に新しいところでは、2018年公開の『デッドプール2』でもこのシーンがパロディとして登場していましたね!

議論を呼んだ犯人

本作で最大の議論の的になったのはこの記事の冒頭でも触れている「犯人は誰なのか?」ということでしょう。

結論から言ってしまうとキャサリンで間違いないのですが、ベスが犯人でも成立しちゃうというのがこの映画の面白いところ。

しかもベスが犯人だと思って観ると、キャサリンやニック、そして映画全体の印象も変わってくるから不思議。

こういった奥深さや、一晩中でも語れるであろういわば「答えが明確には提示されない結末」に多くの人々が魅了されています。

ただ、繰り返しますが、犯人はキャサリンで間違いありません。

これについてはこの記事の冒頭に書いています。

結末

本作のラスト、警察は一連の殺人事件の犯人はベスであると断定します。

そして、キャサリンとキャサリンに惚れてしまったニックのベッドシーン・・・その最中にキャサリンが何かを取ろうとベッドの下に手を伸ばしますが、思い直し、その何かを取るのをやめています。

キャサリンが手を伸ばした先にあったもの・・・それはアイスピックでした。

映画はこのアイスピックを映し、意味深な感じでエンドロールを迎えます。

 

このアイスピックのシーンは賛否両論ありますが、このシーンがあることによってキャサリンが犯人だってことを断定していますね。

このシーンが無かったらベスが犯人の可能性も大いにあったので謎が残る感じだったのですが・・・。

 

ポール・バーホーベン監督は犯人を曖昧にする気はなかったんです。

始めからキャサリンを犯人として描いているのが本作です。

 

犯人捜しのミステリーではなく、美女に翻弄され深みにはまっていく男を描いたサスペンスなんです!

 

因みに映画では描かれていませんが、この後ニックはキャサリンに殺されているのは間違いないです。

キャサリンがアイスピックを置いたのは単純にニックが振り返ったからです。

だからこの映画は「怖い」んです。

 

以上4点、ポイント解説でした。

次は続編についてです。

続編について

本作の続編として『氷の微笑2』が2006年に公開されています。

主演は本作に引き続きシャロン・ストーン。

もちろんキャサリンを演じています。

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次は評価と感想です。



評価と感想

ここからは本作の世間での評価と個人的な感想を書いていきます。

まずは世間での評価から。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中3.5点(Yahoo!映画)となっています。

実際の声はこんな感じ。

次は僕の個人的な感想です。

個人的感想

ここからは僕の個人的な感想を書いていきます。

 

とりあえず、エロいという感想は省きますね(笑)

 

まず、本作は犯人捜しのミステリーと勘違いされがちですが、本作の魅力はそこじゃないと思うんですよね~。

本作の肝は、キャサリンというくそいい女と彼女に翻弄される周りの人間とのドラマにあると思います。

キャサリンが誘惑し翻弄するのは男だけでなく女もっていうのも個人的には好きなポイント!

もちろん主軸はどんどん深みにハマって最後は抜け出せなくなるニックなんですけど、ロキシーやベス、ヘイゼル・ドブキンスら女性陣もキャサリンの魅力にハマりいいように使われている点が本当に怖い。

 

そしてなによりニック・・・ニックはキャサリンのことを本気で愛していたわけではないと思うんです。

愛してないけど、ダメだと分かっているけどハマってしまう・・・キャサリンはまさに魔性の女なんです。

キャサリンに翻弄されているニックの目は完全に曇っていて、真実を見抜くことができない状態になってしまうのがなんとも切なく悲しい。

ニックは結局、ベスや同僚といった本当に自分を思ってくれる人を失ってしまうんですよね・・・いやぁ~怖すぎるでしょ。

なんというかあの堕ちていく感じというんですかね?

泥沼にはまっていく感じというか・・・その様子が映画が進むにつれて徐々に切実になっていく感じが本当に怖いです。

しかも本人は気付いているのにやめられないというね・・・。

 

本作の原題は「Basic Instinct」なんですよね~。

直訳すると「基本的な本能」です。

本作の登場人物は基本的に本能に従った素直な人物ばかりなんですよ(笑)

だから面白いし、それが怖い。

特にニックだけど・・・(笑)

エロいという事ばかりに注目がいきがちですが、この人間の本能という部分を一番わかりやすく表現できるのはエロだったりするんですよね。

実際、本作のベッドシーンは単純なラブシーンではなく、全て意味のある場面となっていますしね!

 

人間ドラマが織りなす恐怖・・・精神的な怖さを表現した映画のお手本みたいな作品です。

ぜひその辺を味わってもらいたい1作ですね。

 

とここで終わりにしようかと思ったのですが・・・

やはりシャロン・ストーンの魅力についても触れておきたい(笑)

本作は1992年公開。この記事を書いているのは2020年ですから、公開からすでに30年近く経っている作品です。

にもかかわらず、今観ても本作のシャロン・ストーンはめちゃくちゃ美人!

古さもあまり感じなくないですか?

時代を感じさせないって本当にすごいことなんですよね~!

本当に美人!

ニック、これはしょうがないよ・・・うん、しょうがない(笑)

 

個人的満足度

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

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次はVOD情報です。

氷の微笑を動画配信サービス/VODで視聴する方法

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