映画ラプラスの魔女のあらすじとネタバレ解説!興行収入や原作は?

映画ラプラスの魔女は2018年公開の日本映画です。

原作は東野圭吾さんによる同名小説です。

主演に嵐の櫻井翔さん、脇を広瀬すずさん、福士蒼汰さん、玉木宏さん、豊川悦司さんなどの超豪華キャストが固めています。

東野圭吾原作小説の映像化、そして豪華キャストということもあり、映画は大ヒットしています。

ところが、その評価の方は著しくありません・・・。

僕個人的な意見としても、本作はいまいちなパッとしない出来だなぁ~といった印象です。

 

どうしてなのか?

 

この記事では僕の個人的な見解はもちろん、あらすじや原作、原作との違い、興行収入についてなどまとめています。

また、本作はVODサービスで視聴できない作品になっていますので、DVDやBlu-ray情報などもご紹介しています。

是非最後まで読んでみて下さい!

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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※本ページの情報は2020年2月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

 

では、まずはあらすじとネタバレ解説からです。

レッツ!!ムーヴィン!!!

映画ラプラスの魔女のあらすじとネタバレ解説

作品情報とキャスト

映画ラプラスの魔女は2018年公開の日本映画です。

興行収入は14億円となっています。

 

スタッフ
監督 : 三池崇史
脚本 : 八津弘幸
音楽 : 遠藤浩二
主題歌 : Alan Walker / アラン・ウォーカー「FADED / フェイデッド」
原作 : 東野圭吾「ラプラスの魔女」
キャスト(役名 : 俳優)
青江 修介 : 櫻井翔
羽原 円華 : 広瀬すず
甘粕 謙人 : 福士蒼汰
奥西 哲子 : 志田未来
水城 千佐都 : 佐藤江梨子
桐宮 玲 : TAO
中岡 祐二 : 玉木宏
武尾 徹 : 高嶋政伸
羽原 美奈 : 檀れい
羽原 全太朗 : リリー・フランキー
甘粕 才生 : 豊川悦司

 

監督は「クローズZERO」シリーズや「悪の教典」などのヒット作、衝撃作で知られる三池崇史さんです。

原作は人気作家東野圭吾さんの「ラプラスの魔女」、主演に嵐の櫻井翔さん。

そして脇を、広瀬すずさんや、玉木宏さん、福士蒼汰さん、豊川悦司さんなど超強力な俳優陣が固めています。

もう邦画の記事を書くたびに書いていますが・・・超ウルトラ豪華キャスト!!

個人的に東野圭吾さんは大好きな作家なのでいつも映画化を楽しみにしているんです。

本作も勿論楽しみにしていました!!

 

早速、あらすじをネタバレで解説していきます。

あらすじとネタバレ解説

冒頭・・・少女と母親は巨大な竜巻に襲われてしまいます。

2人は屋内に避難しますが、母親は竜巻に飲み込まれ死亡してしまうのでした・・・。

それから20年後。

赤岡温泉で水城義郎という男が硫化水素中毒で死亡します。

これについての調査を村役場から依頼されたのは、地球化学専門の青江修介(櫻井翔)。

一刻も早く温泉の営業を再開したい村役場。

青江は村役場の職員に真相の究明を急かされますが、なかなか答えが出せず戸惑っていました。

この調査中に青江は羽原円華(広瀬すず)と出会います。

硫化水素中毒死の真相を村の関係者の前で発表する青江。

そこへ麻布北署の刑事、中岡(玉木宏)が現れます。

中岡に事件性があったのではないかと問われる青江ですが、屋外で故意的に致死量となる硫化水素を発生させる事は不可能だと、青江はこの可能性を否定します。

しかし中岡は、死亡した水城義郎が映像プロデューサーで、年齢の離れた妻千佐都(佐藤江梨子)が多額の保険金をかけていた事から、殺人事件の可能性がある事を青江に伝えます。

1ヵ月後、今度は苫手温泉という場所で、同じく硫化水素による中毒事故が起こります。

死亡したのは那須野五郎。

この那須野五郎は、水城義郎とも接点がありました。

中岡はこの2件の中毒死は殺人事件である事を確信します。

中岡は青江と共に調査を開始するのでした・・・。

中岡は、死亡した2人の関係を洗い、甘粕才生という監督に行き着きます。

かつて天才と呼ばれた甘粕才生のブログを見ると、家族が硫化水素中毒で死亡し、息子である甘粕謙人だけが意識不明の状態で生き残った事が記されていました。

しかし、この時生き残った甘粕謙人は、事件以前の記憶が無く、甘粕才生の事を覚えていませんでした。

一方、羽原円華はある男を探しています。

その探している男は甘粕謙人だったのです。

円華は青江を呼び出し、硫化水素中毒事件の再現を青江にやって見せます。

驚愕する青江・・・円華は青江に事件から手を引くように言います。

そこへ桐宮玲と武尾徹が現れ、青江と円華は数理学研究所へ連行されます。

青江はそこで脳神経細胞再生の第一人者である羽原全太朗と対面します。

そして驚愕の事実を聞くのです。

羽原全太朗は、植物状態なった甘粕謙人に脳手術を施し再生させました。

この手術の後遺症により、甘粕謙人にはあらゆる物理現象を予見する能力が備わったというのです。

それはフランスの数学者ピエール=シモン・ラプラスが提唱した、ラプラスの悪魔そのものでした。

羽原全太朗は、同じ手術を健常者に施したいと考えていました。

しかし、認可が下りていない施術の為、その望みは叶えることができません。

そこで、甘粕謙人と仲良くなり、同じ能力を持つ事を望んだ円華に手術を施したのです。

冒頭の少女は円華だったのです。

竜巻を予測出来たら母を失わずに済んだと願い、ラプラスの魔女になることを望んだのです。

甘粕謙人と円華の秘密を知った青江は、中岡から甘粕才生の情報を入手します。

甘粕才生の妻は不倫をし、娘は問題児・・・家庭は崩壊寸前だったことが判明します。

また、現在の甘粕才生は、療養所で既に完成した映画の絵コンテを描き続けており、話ができる状況ではありませんでした。

青江は、事件の真相を解明する為に円華と共に水城義郎の妻、水城千佐都を追跡するのでした・・・。

水城千佐都は甘粕才生と共に、かつて甘粕才生が撮影した映画に使用した、廃墟に来ていました。

そしてそこには甘粕謙人の姿も。

対峙する甘粕謙人と甘粕才生。

ここで全てが明らかになります。

甘粕謙人は、入院時に甘粕才生が水城義郎と電話している内容を聞いていました。

問題だらけの家族を殺害し、悲劇の監督として自身の映画を撮影する甘粕才生の計画を知ったのです。

そこで甘粕謙人は、記憶の無いふりをして水城義郎と共犯の那須野五郎を殺害したのです・・・物理現象を予見する能力で。

甘粕謙人はダウンバーストで廃墟ごと甘粕才生を道連れにする覚悟でした。

そこへ水城千佐都を追って廃墟に辿り着いた青江と円華・・・。

円華は甘粕謙人のもくろみを見抜き、彼を救おうとするのでした・・・。

甘粕才生は、全てを知った甘粕謙人に拳銃を向けます。

しかし、甘粕謙人の読み通りダウンバーストが起きます。

円華は甘粕謙人を救うためにダウンバーストと同時に車で廃墟に穴を空け、被害を抑えることに成功します。

なんとか全員が生き残ることに成功します。

後日、青江は甘粕才生は自殺。

公安はこの一連の事件を握りつぶすことに・・・中岡はやり場のない気持ちで怒りを滲ませます。

青江の前に姿を見せた円華は、別れを告げ去っていくのでした・・・。

 

以上があらすじです。

 

次は興行収入についてです。



興行収入は?

本作の興行収入は14億円となっています。

ヒット作と呼んで良い成績かとは思いますが、豪華キャストが共演した東野圭吾作品の実写化映画としては少々物足りない興行収入なのではないでしょうか?

2018年の国内興行収入ランキングでは39位となっています。

 

次は原作についてです。

原作は?

本作の原作は東野圭吾さんによる同名小説「ラプラスの魔女」です。

2015年5月15日に発売され大ヒットしています。

東野圭吾さんの作家デビュー30周年を記念した作品でもあります。

東野圭吾さんについては最早説明不要でしょう。

数々の名作を世に送り出している小説家です。

僕も東野圭吾さんの作品は大好きです。

ミステリー作品が多いのですが、どの作品も人間ドラマに重点が置かれていて毎回泣けるんですよね・・・。

また、登場人物もどこか純粋で振り切った人物が多く、毎回とっても魅力的です。

この「ラプラスの魔女」も円華や甘粕謙人、甘粕才生といった自分の思いに純粋なキャラが登場していて、とっても良かったです。

そしてこの「ラプラスの魔女」には続編もあるんです。

「魔力の胎動」のタイトルで2018年に発売されています。

これは「ラプラスの魔女」の前日譚となっています。

合わせて読んでみるとより深く楽しめますのでこちらもおすすめです!!

 

次は映画と原作との違いです。

原作との違いは?

基本的なストーリーは原作に忠実に描かれています。

東野圭吾作品の映画化の場合、極端に変更が加えられることはまずありません。

この点は毎回安心して観れますね!!

多少の変更はあっても全く違う印象にならないような作りにも好感が持てます。

 

例えば、ダウンバーストのシーン。

原作ではレゴブロックからヒントを得ていますが、映画では紙飛行機からヒントを得ています。

映像化したときにより伝わりやすいような変更はとっても良いと思います。

そして、当たり前なのですが・・・原作では映画で描いていない細かい部分まで描かれています。

当然ですね・・・。

原作には登場しているのに出てこない人物、カットされているシーンやエピソードは山ほどあります。

もうこれは小説の映画化の際は仕方のないことです。

小説の簡略版が映画と思っていいでしょう。

本作も細かい設定や背景はカットされているものの、重要な要素はしっかり映像化されていたと思います。

小説を読む時間がない方や習慣がない方は、映画だけでも十分に作品を堪能できると思います。

俳優の好き嫌いはあると思いますが・・・個人的には小説と映画で大きな印象の違いは受けませんでした。

 

次は個人的な評価と感想です。



評価と感想

さて、個人的な評価と感想の前に世間での反応を見てみましょう。

世間的な反応は10点中4.5点くらいでしょうか。

やや厳しい感想が目立ちますね。

もちろん高評価をしている方もいます!!

さて、ここからは僕の個人的な感想です。

まず、一番思ったのが櫻井翔さん演じる青江の存在感のなさ(笑)

主演ですよね?

完全に傍観者となってしまっていますね(笑)

しかも周りの俳優陣が実力派ばかりなので完全に食われてしまっています。

櫻井くんのファンにはちょっとがっかりな内容だったのではないでしょうか?

あとはやはりクライマックスでの豊川悦司さんの圧倒的な演技力には引き込まれました。

映画セットという設定の中、舞台を見ているような迫力で素晴らしかったです。

それから個人的には玉木宏さんは好きな俳優なので前半の活躍は嬉しかったです・・・後半はほとんど出てきませんが(笑)

玉木宏さんは声が良いんですよね~!!

それからリリーフランキーさん!!

昨今、どの映画にもリリー・フランキーか國村隼さんのどちらかが出てくる印象です(笑)

話題作やヒット作には必ずどちらかが出てきません?(笑)

日本のモーガン・フリーマン状態です(笑)

今作でも重要なキャラを好演していましたね!

スタイリッシュに決めたリリー・フランキーも素敵でした!!

福士蒼汰さんや広瀬すずさんもさすがの存在感です。

こう考えるとキャスト陣は本当に素晴らしいですね!!

ただ、個人的になのですが・・・今作は東野圭吾さんの作品の中でもちょっと地味な印象の作品です。

ストーリーは結構派手なんですけどね・・・人間ドラマの部分が個人的にはそれほど響いてこなかったというのが正直なところです。

東野圭吾さんの作品では、もっと切羽詰まってどうしようもない状態からの「やるしかない」感や、大切な人を守るために「やるしかない」感が好きなので、本作の甘粕謙人や甘粕才生にはどうも感情移入ができませんでした。

復習したい人と自分勝手な人ですからね・・・ちょっと動機が普通な気がしちゃいました。

そこは残念だった点です。

トリックに関してはお得意の物理学(なのか?)や脳の改変みたいなものを使ったもので、「あー、東野圭吾らしいなー」と思いました。

ダウンバーストとか結構大掛かりな展開を使ったりするところも東野圭吾さんらしくて好きです。

近年ではCGの進歩もあり、映像化が難しいと思われていた作品も難なく映像化してきますね・・・これは原作ファンにとっても、映画ファンにとっても素晴らしいことだと思います。

個人的には映画はストーリーを重視して観るタイプなので、本作の評価はまぁ、普通だなって感じですが・・・これからも東野さんの作品はどんどん映像化をしていってほしいと思います。

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

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