映画『ワイルド・スピードX2』は2003年公開のアメリカ映画です。
ワイスピシリーズ2作目の本作は、1作目同様ブライアンが主人公。
ただ、1作目と大きく違う点があります。
それはドミニクが登場しないこと。
シリーズを後追いで観たという僕のような人はそれはそれは驚きますよね(笑)
ではなぜ本作にはドミニクが登場しないのでしょうか？
この記事ではドミニクが本作に出ていない理由を書いています。
他にもポイント解説や本作に当登場した車の紹介、評価と感想、Blu-ray/DVD情報、動画配信サービス/VOD情報など盛りだくさんです。
この記事を読んで鑑賞後の映画話に役立てていただけたらと思います。
この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおすすめします。
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では早速、ワイルドスピード2のキャストからドミニクが消えた理由についてです。
レッツ！！ムーヴィン！！！
もくじ
ワイルドスピード2のキャストからドミニクが消えた理由！
ワイルドスピードといえばドミニク・トレットを演じるヴィン・ディーゼルを思い浮かべる人が多いと思いますが、本作には一切の登場はありません。
これは一体どういうことなのか？
シリーズを後追いで観た人なんかは特にビックリしますよね？
解説していきますね。
まずは作品情報とキャストの確認です。
作品情報とキャスト
映画『ワイルド・スピードX2』は2003年公開のアメリカ映画です。
興行収入は2.363億ドルとなっています。
脚本 : マイケル・ブラント、デレク・ハース
製作 : ニール・H・モリッツ
製作総指揮 : マイケル・フォトレル、リー・R・メイズ
音楽 : デヴィッド・アーノルド
ローマン・ピアース : タイリース・ギブソン
テズ・パーカー : クリス・“リュダクリス”・ブリッジス
モニカ・フェンテス : エヴァ・メンデス
カーター・ベローン : コール・ハウザー
他
本作の主役は前作同様ブライアン。
そして、シリーズでお馴染みとなっていくローマン・ピアースとテズが初登場しています。
ヴィン・ディーゼル演じるドミニクの登場はありません。
ドミニクが登場しない理由は次で解説します。
ドミニクはなぜ消えた？
本作ではドミニク・トレットが登場しません。
その理由は1つ。
ドミニクを演じるヴィン・ディーゼルが脚本を気に入らなかったから。
当初は1作目に引き続きブライアンとドミニクを中心としたストーリーで制作されることになっていたんだそう。
なんでも、1作目のトラック強盗の罪と引き換えにドミニクが潜入捜査をする内容だったとか・・・。
脚本段階でなのか、企画段階でなのかは不明ですが、これを嫌ったヴィン・ディーゼルが出演を拒否したようです。
こう言った経緯があり、ストーリーはブライアンとタイリース・ギブソン演じるローマン・ピアースを中心としたものに変更になりました。
ローマン・ピアースはその後もシリーズのレギュラーメンバーとして活躍することになり、結果的にこれはこれで良かったのではないでしょうか？
そもそもワイスピの主役はブライアン
今となってはヴィン・ディーゼル演じるドミニクがシリーズの主役というイメージがありますが、1作目ではあくまでブライアンが主人公です。
ですので、続編なのに主役が出てないというわけではありません。
ヴィン・ディーゼルがシリーズに復帰する4作目から急にドミニク色が強くなりますが、ポール・ウォーカー演じるブライアンこそがワイスピの主人公だと考える人も多いです。
まぁ、言ってみれば主役が2人いるシリーズなので、本作はブライアンの単独映画ってイメージに結果的にはなりましたね！
以上、ワイルドスピード2のキャストからドミニクが消えた理由についてでした。
次は本作に登場する車についてです。
ワイスピ2に登場した主な車
ここからは本作に登場し、特に印象的だった車を5台ご紹介します。
三菱ランサーエボリューションVII
ワイスピ2といえば三菱ランサーエボリューションVIIでしょう！
FBIから支給されブライアンが乗っていた黄色いやつです！
三菱エクリプスGTS
こちらもFBIから支給されたローマン・ピアースが乗っていたやつです。
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日産スカイラインGT-R
ブライアンといえばGT-R！
冒頭のレースシーンで登場しています！
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ホンダS2000
冒頭のレースにも参戦したアジア系女性スーキーの愛車。
ピンクに可愛いペイントが魅力ですね！
1969年式シボレーカマロ・イェンコS/C427
クライマックスで船に突っ込むやつですね！
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以上、印象的な5台の車をご紹介しました。
次はあらすじとポイント解説です。
あらすじとポイント解説
ここからは本作のあらすじとポイント解説です。
まずはあらすじから。
あらすじ
ドミニクを逃がし、警察官の職を放棄して逃亡したためにLA市警を追われる身となったブライアン。ストリート・レーサーとして生活を送っていた彼はある日、FBIの一斉捜査によって連行されてしまう。しかし、犯罪歴の帳消しと引き換えに国際犯罪組織への潜入捜査の話を持ちかけられるたブライアンは、旧友のローマンと共に捜査へ向かう。
公式サイトより
次はポイント解説です。
ここがポイント！！ネタバレ解説
ここからは本作のポイント解説です。
本作のポイントは以下の5点です。
- 潜入捜査
- ローマン・ピアース登場
- テズの登場
- ブライアンの思い
- 結末
1つずつ解説していきます。
潜入捜査
本作でメインとなっているのは潜入捜査です。
目的は、マイアミ一番の貿易商で麻薬密売人であるカーター・べローンの逮捕です。
ブライアンは1作目のラストでドミニクを逃がした罪がありますが、捜査に協力することでこの罪を帳消しにしてもらえるのです。
この話を持ち掛けてきた黒人のFBI捜査官ビルキンスは1作目にも登場していますね！
麻薬取引の為に腕の良いドライバーを探しているべローンの元にブライアンとローマン・ピアースが潜入し、内部からその罪を暴き逮捕するというのが本作の基本的なストーリーとなっています。
ローマン・ピアース登場
シリーズの常連キャラとしてその後人気になっていくローマン・ピアースが本作で初登場しています。
ブライアンは潜入捜査の相棒として旧知の仲であるローマン・ピアースと組むことを条件としました。
ローマン・ピアースには前科があり、3年の刑務所暮らし、現在は自宅謹慎中の身。
その昔、ブライアンが警察官になったことで逮捕されたローマン・ピアース・・・2人にはそんな因縁もありましたが、捜査に協力することでローマン・ピアースの罪もまた帳消しになるのです。
こうしてブライアンとローマン・ピアースは潜入捜査に参加することになります。
ブライアンの思い
映画の後半、ブライアントとローマン・ピアースが港で語り合うシーンがあります。
昔は共にバカをやっていたことなどを2人で語るのですが、ブライアンは1作目でドミニクを逃がした時にローマン・ピアースのことを思い出したと語ります。
1作目では直接語られることのなかったブライアンのドミニクに対する思いが、ここで初めて明かされることになるのです。
テズの登場
ローマン・ピアース同様、その後のシリーズでレギュラーメンバーとして人気になるテズも本作で初登場しています。
冒頭のレースを仕切っているアフロ頭の黒人ですね。
映画の後半では大型のガレージから大量の車が出てきて捜査をかく乱する作戦でブライアンに協力したりします。
テズは本作ではその後のシリーズ作ほど活躍せず、完全に脇役。
ローマン・ピアースほど出番はありません。
製作陣もこの時点ではレギュラーメンバーになるとは思ってなかったのかもしれませんね。
結末
本作のラストは、ブライアンたちがべローンを逮捕して終わっています。
これによってブライアンが1作目で犯した罪やローマン・ピアースの罪が帳消しになっています。
ブライアンとローマン・ピアースはその後のシリーズにも登場しますので、この罪の帳消しは結構重要な出来事です。
最後の最後、ローマン・ピアースはマイアミで車の修理屋をやると言い、ベルトには捜査中にくすねた大量の札束が・・・(笑)
シリーズものではあるもののスッキリ終わっているのがいいですね。
本作に限らず、ワイスピは基本的に1話完結でどこから観ても楽しめる作りになっています。
以上、ポイント解説でした。
次は続編やシリーズについてです。
続編やシリーズについて
本作はワイルド・スピード・シリーズの2作目となります。
続編として本作の後に公開されたのは『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』ですが、時系列的には本作の後のストーリーは4作目『ワイルド・スピード MAX』になります。
その辺の続編や時系列、観るべき順番に関しては別に記事を用意していますので、そちらで確認してみて下さい！
次は評価と感想です。
評価と感想
ここからは本作の世間での評価や筆者の個人的な感想を書いていきます。
ではまずは世間での評価から。
世間での評価
本作の世間での評価は5点満点中3.6点(Yahoo!映画)となっています。
実際の声はこんな感じ。
「ワイルド・スピード」('01) 「ＭＡＸ」観て面白さを知ったので、評判のいい１、２くらいは観ておこうと思っていた。パワーアップしたＭＡＸに比べると若干地味だけれど、やっぱ最初に観ておくべき作品だった。……しかし、２も３もヴィン・ディーゼル出てないやん！どういうこと？
— あびこ (@sukiyapotes) January 2, 2012
「ワイルドスピード2」
ポールウォーカーとタイーリスギブソンのコンビ、個人的にワイスピシリーズ最高傑作#今日の映画 002 pic.twitter.com/KkjhkGqoye— フロッグ拓ちゃん (@gothamstake) July 3, 2018
「ワイルド・スピードX2」鑑賞
オープニングがカッコ良すぎ。
そして、キャラが魅力的。
ローマンのお調子者感がある信頼出来る仲間とか最高過ぎるし、テズみたいな何でも屋もむちゃいいキャラ。
後半のシャッター上がったら無数の車が出てくるシーンが一番好きだな。
個人的には2がシリーズで好き。 pic.twitter.com/aqBvDngQ7a— MR.前傾姿勢 (@MR39504487) January 20, 2020
見返し
本日はワイスピ2、やぱ
カーレース多い方が好きや。
銃撃戦より。毎日1枚は厳しーねw
時間ないw— Ruka (@acha12r) February 12, 2016
ワイスピわたし地味にローマン好きなんだけど、2で初登場した時の危険で悪そうな感じがメガマックスでは完全に消えてゆるいムードメーカーになってんのかわいいんだよな
— ganma🌴 (@ganma0813) May 1, 2020
次は個人的な感想です。
個人的感想
ここからはこの記事を書いた僕の個人的な感想を。
ワイルドスピードシリーズ2作目の本作ですが、1作目に比べてクオリティはかなり下がった印象。
というより、シリーズ全体を見渡しても3作目とタメ張るくらい個人的にはイマイチ。
とにかく、人間ドラマやストーリー展開がめちゃくちゃつまらない。
ローマン・ピアースやテズなど、シリーズの人気キャラが初登場するという意味では重要な作品ではあるんですが、1本の映画としてはまぁ、微妙よね…。
ポール・ウォーカーはかっこいいし、ブライアンとローマンの友情もなかなか良かったですが、こちらの予想を超えてくる展開やハラハラ感がなかったのが残念でした。
まぁ、カーレースや車が好きな人にとってはランレボとかでテンション上がるのかもしれないけど・・・普通の人には単なる黄色い車ですからね。
やっぱりドミニク不在は厳しいかもですね・・・。
ブライアンってドミニクがいてこそ光るキャラだと個人的には思います。
僕はワイスピのキャラの中ではブライアンが一番好きですが、でももしかしたら「ドムと一緒にいるブライアン」が好きなのかもしれません。
そんなことを本作を観て感じました。
ローマンも良いキャラで好きですが、ちょっと役不足かなぁ～ドムと比べるとね(笑)
どうしても「ファミリー」が出てこないと、スピンオフ的な雰囲気になっちゃいますね。
個人的に気に入ったのは港でブライアンとローマンが男の友情よろしくやってるシーン。
1作目でドムを逃がした理由を明かしていたりで感動的でした。
4作目以降は徐々にアクション大作と化してしまうワイスピシリーズなので、そっちの大作志向じゃない作りの本作の方が好きっていう人がいるのも理解はできます。
実際、車好きの人なんかは2が最高傑作と言ってる人多いですよね・・・でも個人的には全てにおいて1作目を上回ることはなかったのかなぁ～という評価です。
大好きなポール・ウォーカーが大活躍する映画だったのでもう少し頑張って欲しかったなぁ～。
個人的満足度
次はBlu-ray/DVD、サントラ情報です。
ワイルドスピード2をBlu-ray/DVDで観よう！
7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』まで収録されたBOXセットも人気です。
サントラも大人気です。
ワイスピ2のサントラがテズとかセンスしか感じない🤘 pic.twitter.com/u2TYPN37nm
— 手塚 祐弥 Yuya Tezuka (@yuyafubukit75) June 5, 2017
次は動画配信サービス/VOD情報です。
ワイルドスピード2を動画配信サービス/VODで視聴する方法
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