真実の行方のネタバレ解説!名作となった4つの理由!実は続編があった!

映画『真実の行方』は1996年公開のアメリカ映画です。

 

本作はサスペンス・ミステリー映画の名作であり、どんでん返し映画の名作です。

本当に面白い!

 

ではなぜこれほどまでの名作になったのか?

 

理由は4つあります。

 

この記事では本作が名作になった理由4つを解説しています。

また、続編についてや評価、個人的感想、Blu-ray/DVD情報、動画配信サービス/VOD情報など盛りだくさんの内容です。

これを読めば本作についての理解がより深まり、友人との映画話にもより一層花が咲くことでしょう!!

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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では、早速、本作が名作となった理由4つをネタバレで解説していきます。

レッツ!!ムーヴィン!!!

真実の行方のネタバレ解説!名作となった4つの理由!

サスペンス・ミステリー好きであれば知らない人はいないであろう作品である本作ですが、公開から25年以上経った2020年現在も新たなファンを獲得し続けていますね!

紛れもない名作です。

 

なぜ本作はこれほどまでに名作となったのか?

 

理由は以下の4つです。

 

名作となった4つの理由
  • 法廷ドラマのお手本のようなストーリー
  • 驚愕の大どんでん返し
  • エドワード・ノートンの演技力
  • 魅力的な人間ドラマ

 

1つずつ解説していきますね。

名作になった理由1・法廷ドラマのお手本のようなストーリー

本作が名作になった理由1は、「法廷ドラマのお手本のようなストーリー」です。

 

主軸となっているのは、大司教殺しの容疑者となったアーロンをめぐる法廷ドラマ。

前半は「アーロンが本当に犯人なのか?」というミステリー要素が強めですが、後半はその責任能力の追及に焦点が変わりサスペンス要素が強くなる展開が素晴らしいです。

さらに、殺された大司教は州知事の親友であることから犯人を絶対に死刑にしたい検察側と、金儲けの為ならなんでもする弁護士マーティンというお互いに絶対に負けられない戦いであるということがストーリーに緊張感をもたらしています。

加えて、弁護士マーティンと検事ジェーンは元同僚であり元恋人で、おまけにマーティンは今もジェーンを思っているという設定は、無機質なものになりがちな法廷ドラマに感情という彩を与えています。

 

単に有罪か無罪かという話にとどまらず、そこに様々な「背景」をプラスした深みのある脚本はまさに法廷ドラマのお手本となるものですね。

名作になった理由2・驚愕の大どんでん返し

本作が名作になった理由2は、「驚愕の大どんでん返し」です。

法廷ドラマともなれば映画としては地味なものになりがちですが、本作のクライマックスには大どんでん返しが用意されていました。

 

アーロンの中には凶悪な別人格「ロイ」がいると思われていましたが、全てはロイの演技・・・アーロンこそが存在しない人格だったというもの。

 

全てをひっくり返す、まさにどんでん返しです。

 

多層的な法廷ドラマに加えてこのどんでん返しの結末・・・脱帽です。

本作はミステリー・サスペンスの名作ですが、どんでん返し映画の代表作としても必ず名前が挙がる作品でもあります。

名作になった理由3・エドワード・ノートンの演技力

本作が名作になった理由3は、「エドワード・ノートンの演技力」です。

 

本作でアーロンを演じたエドワード・ノートンは2000以上のオーディションを勝ち抜き本作でデビューしています。

本作でのエドワード・ノートンの演技力はデビュー作とは思えない素晴らしいもので、本作の魅力の一つとして語られることも多いです。

実際、「アーロン」と「ロイ」という2つの人格を見事に演じ分けていましたね。

もう完全に別人にしか見えない。

 

その後、『ファイトクラブ』、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』など様々な作品で実力派俳優として名演を見せるエドワード・ノートンですが、本作で既にその片鱗は見せています。

 

いや、片鱗どころか既に完成されていると言っても過言ではありませんね。

事実、本作でエドワード・ノートンはアカデミー助演男優賞にノミネートされています。

 

本作が名作になり得たのはエドワード・ノートンの演技力も大きかったのではないでしょうか?

名作になった理由4・魅力的な人間ドラマ

本作が名作になった理由4は、「魅力的な人間ドラマ」です。

 

主人公の弁護士マーティンと検事であり元恋人ジェーンとの関係やマーティンとアーロンの関係といった人間ドラマは、作品に深みを与え魅力的なものにしています。

 

一流のサスペンスには必ず素晴らしい人間ドラマがあります。

 

本作もそうですね!

 

絶対に負けられない裁判でありながら、元恋人に嫌われたくもないというマーティンの葛藤。

金の為なら何でもするというスタンスのマーティンが優しい青年アーロンに次第に感情移入していく姿・・・しかしラストで裏切られる展開。

大司教が持つ裏の顔と上層部との繋がり・・・そこに疑問を持ちながらもキャリアの為に負けられないジェーン。

こういった人間ドラマがストーリーに深みを与えていますね。

 

以上4点が本作が名作になった理由です。

次は作品情報やキャストの解説です。



作品情報とキャスト

映画『真実の行方』は1996年公開のアメリカ映画です。

興行収入は1.026億ドルとなっています。

 

スタッフ
監督 : グレゴリー・ホブリット
脚本 : スティーヴ・シェイガン、アン・ビダーマン
製作 : ゲイリー・ルチェッシ
製作総指揮 : ハワード・W・コッチJr.
音楽 : ジェームズ・ニュートン・ハワード
キャスト(役名 : 俳優)
マーティン・ベイル : リチャード・ギア
アーロン・スタンプラー / ロイ : エドワード・ノートン
ジャネット・ベナブル : ローラ・リニー
ジョン・ショーネシー : ジョン・マホーニー
ミリアム・ショート判事 : アルフレ・ウッダード
モリー・アリントン博士 : フランシス・マクドーマンド

 

本作の監督は名作『オーロラの彼方へ』の監督でもあるグレゴリー・ホブリット監督です。

 

そして主演はリチャード・ギア

リチャード・ギアと言えば、1990年公開の『プリティ・ウーマン』のイメージが強い人も多いでしょう!

本作でもジェーンとの大人の恋愛を繰り広げていて、もうそこはお手のものって感じでしたね!

特に冒頭のパーティーのシーンは圧巻!

ジェーンをダンスに誘い「音楽は?」と言われると、自分で歌い出すというね・・・イケメンでも完全にアウトなシチュエーションをサラリと演じるのはさすがです(笑)

もちろんシリアスな演技も素晴らしいです!

 

アーロンを演じるのは本作がデビュー作となったエドワード・ノートン

本作の演技は絶賛され、いきなりアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。

本作の後も『アメリカン・ヒストリーX』、『ファイトクラブ』、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などなどヒット作や話題作に多数出演しています。

 

あ、そうそう!実はアベンジャーズでお馴染みのMCUシリーズ第2作『インクレディブル・ハルク』で主人公ブルース・バナー/ハルクを演じていたのはエドワード・ノートンなんですよ!

 

エドワード・ノートンがハルクを演じたのはこの1回のみで、その後は知れっとマーク・ラファロに俳優が変わっています。

 

実はエドワード・ノートンはその演技力の高さからか、映画の脚本に口を出すことで有名なんです。

まぁ、そういったこともありアベンジャーズシリーズからは解雇されています(笑)

でもこの演技力なら自信満々になってしまってもいいんじゃないでしょうか?

本作での演技もデビュー作とは思えない素晴らしいものでした。

 

検事のジェーンを演じるのはローラ・リニー

『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』(2000年)、『愛についてのキンゼイ・レポート』(2004年)、『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』(2007年)とアカデミー賞にノミネートされるほどの実力派ですね!

 

 

それから精神分析医モリー役にフランシス・マクドーマンドの出演も見逃せません!

フランシス・マクドーマンドは1996年『ファーゴ』、2017年『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞を受賞しているこちらも実力派女優!

 

こうして並べると実力派揃いのキャスティングがされた映画なんですよね~!

法廷ドラマがメインなので高い演技力が必要だったことが分かりますね!

 

次はあらすじです。



あらすじ

シカゴの大司教ラシュマンが自宅で刺殺される事件が発生。その直後、大司教の屋敷から血まみれで逃げ去る青年アーロンが逮捕された。弁護士マーティンは事件の話題性に注目し、アーロンの弁護を無償で申し出る。路頭に迷っていたところを救われミサを手伝っていたというアーロンは、何者かが大司教を殺害したのを目撃した直後から記憶が途切れているという。元弟子で恋人でもあったジャネットが担当検事となり、公判が始まる。

ザ・シネマより引用

 

次は続編についてです。

実は続編があった!

本作にはなんと続編があります。

 

それがこちら↓↓

 

「邪悪の貌」という小説です。

 

本作は原作小説「真実の行方」を映画化した作品です。

なので正確には小説版「真実の行方」の続編です。

 

因みに続編の「邪悪の貌」は上下巻で1作という大作になっています。

 

 

続編の主人公ももちろんマーティンです!

 

簡単なあらすじはこうです。

静かな田舎町で平凡な主婦が切り刻まれて惨殺された。スタンプラー事件から10年、かつての敏腕弁護士マーティン・ヴェイルは、今では峻厳な検察官として犯罪者から恐れられている。そのヴェイルの前につきつけられる謎の死体の数々。ヴェイルの記憶はいやおうなしに過去の恐るべき事件へとさかのぼった…。法曹界の風雲児、マーティン・ヴェイルを主人公とする、ベストセラー『真実の行方』待望の続篇。

Amazon商品ページより

 

本作で描かれた事件の10年後が舞台のようですね!

僕は未読なのですが、いつか読んでみたいと思っています。

 

次は世間での評価と筆者の個人的な感想です。



評価と感想

ここからは本作の世間での評価や個人的な感想を書いていきます。

まずは世間での評価から。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中4点(Yahoo!映画)となっています。

 

実際の声はこんな感じ。

 

 

次は個人的な感想です。

個人的感想

ここからは僕の個人的な感想を書いていきたいと思います。

 

僕はミステリーやサスペンスが大好物な上に、どんでん返し映画も大好き!

僕にとって本作は焼肉とハンバーグを同時に食べるようなもの。

つまり大好きな作品です。

 

色々好きなところがあるのですが、まずは音楽が素晴らしい!

特にポルトガルの歌手ドゥルス・ポンテスの「海の歌」が最高です!

これです↓↓

この映画で知って、めちゃくちゃ気に入ったんですよね~!

多くの人がカバーしている世界的に有名な曲みたいですね!

 

それから、エドワード・ノートンはもちろん、リチャード・ギアやローラ・リニー、フランシス・マクドーマンドなど出演者全ての演技が素晴らしいです!

法廷ドラマなので、演技力は最重要ポイントなのですが、そこはさすがに一流俳優達ですね!

 

個人的には精神分析医のモリーを演じたフランシス・マクドーマンドの出演が嬉しいですね!

本作が公開された1996年には『ファーゴ』にも出演し、アカデミー賞主演女優賞を受賞した彼女の演技は自信に満ち溢れ最高です!

法廷で繰り広げられるジェーンとの女性同士の戦いも本作の見どころの一つだと個人的には思います。

 

また、エドワード・ノートンの演技力にばかり話がいきがちですが、主演のリチャード・ギアだって素晴らしいです!

もうリチャード・ギアは風貌がズルいんですよね笑

あのダンディなルックスにあの笑顔ですからね(笑)

もう何やってもカッコいいに決まってるんです!

個人的には冒頭のジェーンを口説くところが好きです・・・音楽を求めるジェーンに自ら歌いだすというね(笑)

 

エドワード・ノートンが素晴らしいのはもうこの作品を観た人全員が言ってると思いますので、省略です(笑)

でも、ほんとそれは100%世論に同意です。

 

しかし、本作はメインキャストはもちろん、端役にいたるまで出演者全員が素晴らしいと思う。

 

そしてもちろん脚本も最高です!

でも1点、個人的にはロイの動機がちょっと分からなかったかなぁ~って感じ。

アーロンという人格が元から無かったとしたら大司教の録画テープは動機にはならないし・・・うーん。

単なるサイコパスですかね・・・。

まぁ、面白いんで良しとします(笑)

 

本作は特殊効果や大掛かりな撮影を要したシーンはゼロ・・・なのにこの面白さ!

素晴らしい脚本に最高の演技・・・これだけで最高の映画は作れるんですね!

 

個人的満足度

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

真実の行方をBlu-ray/DVDで観よう!

 

次は動画配信サービス/VOD情報です。

真実の行方を動画配信サービス/VODで視聴する方法

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