ハングオーバー3最後の反省会のあらすじとネタバレ解説!評価と感想

映画「ハングオーバー!!! 最後の反省会」は2013年公開のアメリカ映画です。

ハングオーバーシリーズの3作目でシリーズ完結編となっています。

主要キャストは前作に引き続き全員続投!!

これは嬉しいですね!!!

また、1作目に登場したジェイドや黒い方のダグなんかも登場し、まさにシリーズの集大成的な内容です。

ストーリーの方はファンの予想を裏切り、過去2作品とは大きく違うものになっています

まず全員シラフ!!!

ハングオーバーなのにシラフです(笑)

また、シリーズお馴染みのラストでネタバレ的な構成にもなっていません。

もうこうなるとハングオーバーじゃなくてもいいんじゃないかなぁ~感もあります(笑)

実際、その辺りが過去2作に比べ評価を大きく落とした要因でもあるように感じました。

この記事ではあらすじとネタバレ解説、世間での評価などを書いています。

また、恒例の個人的感想も書いていますので楽しんでください。

記事の最後にはBlu-ray/DVD情報や本作を動画配信サービスで視聴する方法もご紹介しています。

併せてチェックして下さい。

 

では、早速あらすじとネタバレ解説いってみましょう。

ハングオーバー3最後の反省会のあらすじとネタバレ解説!

ここでは本作のあらすじをネタバレで解説していきます。

まずは作品情報とキャストです。

作品情報とキャスト

映画「ハングオーバー!!! 最後の反省会」は2013年公開のアメリカ映画です。

ハングオーバーシリーズの3作目でシリーズ完結編となっています。

興行収入は全世界で3.62億ドルとなっています。

 

スタッフ
監督 : トッド・フィリップス
脚本 : トッド・フィリップス、クレイグ・メイジン
原作 : ジョン・ルーカス、スコット・ムーア
製作 : トッド・フィリップス、ダン・ゴールドバーグ
製作総指揮 : スコット・バドニック他
音楽 : クリストフ・ベック
キャスト(役名 : 俳優)
フィル・ウィネック : ブラッドリー・クーパー
スチュアート・"スチュ"・プライス : エド・ヘルムズ
アラン・ガーナー : ザック・ガリフィアナキス
レスリー・チャウ : ケン・チョン
ダグ・ビリングス : ジャスティン・バーサ
マーシャル : ジョン・グッドマン
キャシー : メリッサ・マッカーシー
ジェイド : ヘザー・グラハム
シド・ガーナー : ジェフリー・タンバー
黒い方のダグ : マイク・エップス
ローレン・プライス : ジェイミー・チャン

 

シリーズも本作で3作目となり、完結です。

キャスト陣の方も主要キャストは全員続投!!

また、1作目で登場したキャラなどが出てきてシリーズの最終作に相応しい総括的な内容になっています。

 

次はあらすじです。

あらすじ

インターポールに捕らえられたアジア系ギャングのボス、ミスター・チャウは、収監されていたタイ・バンコクの刑務所から脱獄。一方その頃、アランの父親が、息子のあまりの極道ぶりにショックを受けて他界。フィル、ステュ、ダグもさすがにかばいきれず、アランを施設に入れようとするが、その道中でギャングに襲われ、ダグが拉致されてしまう。犯人は、アランとチャウがメル友であることから、自分たちから金を盗んだチャウを探すよう要求するが・・・。

映画.comより一部抜粋 : https://eiga.com/movie/77571/

 

次は本作をポイントで解説していきます。

ここがポイント!!

ここでは本作のポイントを解説していきます。

シリーズ完結!!

本作はシリーズ3作目であり、最終作となっています。

内容の方もシリーズ全体を包括するような内容です。

また、1作目に登場したジェイドや黒い方のダグなど過去のキャラなども登場し、同窓会的な展開もファンには嬉しい展開となっています。

懐かしのキャラが再登場

本作にはシリーズの過去作に登場したキャラが登場します

まずは1作目に登場したジェイド(ヘザー・グラハム)!!

1作目で泥酔状態のスチュとラスベガスで結婚したストリッパーの彼女です!

40歳を越えても相変わらず綺麗なヘザー・グラハムに釘づけになった男性も多いのではないでしょうか?

また、ジェイドの子供で、1作目では赤ちゃんだったカルロスも成長して本作に登場!!

演じているのも当時赤ちゃんとして出演したグラント・ホルムクィストさんです!!

こういった演出はファンには嬉しいですよね!

それから、1作目で登場した「黒い方のダグ」も再登場しています。

他にも2でスチュと結婚したローレンや、アランの父親、チャンなどシリーズの常連も勿論登場。

ラスベガスに戻る展開もありますし、同窓会的な演出がとってもグッドです!!

ハングオーバーなのに酔ってない!?

これは観た人の多くが指摘する点だと思いますが・・・なんと本作では皆シラフです

酔ってないんです・・・。

ハングオーバーシリーズなのに・・・笑

もうこれ自体がツッコミどころですね(笑)

これまでとは違う作風

本作は過去の2作品とは構成や展開が全く違います。

過去の2作品は内容は違えど展開自体は全く同じで、それがシリーズの醍醐味でもありました。

しかし、本作はシリーズの特徴的展開を封印・・・サスペンス映画やスパイ映画、アクション映画的な展開をみせていきます。

ストーリーも過去作品と絡めたりとシリーズ全体をまとめるような展開となっています。

感動のラスト

本作のラストはシリーズ全体をまとめるような感動的なラストになっています。

引きこもりだったアランが結婚・・・そしてフィル、スチュ、ダグの3人と本当の意味で友達となってエンディングを迎えています。

このシリーズはアランの成長物語だったのかもしれませんね!!

マイク・タイソンが出てこない・・・

本作はシリーズ最終作にしてまとめのような作品です。

にあるにもかかわらず、マイク・タイソンが出てこないじゃないかーーー!!!

これはシリーズのファンにはガッカリですね。

製作前には本作への出演もニュースになったマイク・タイソンでしたが、結局は出演しませんでした。

決まったのに白紙になったのか、交渉が難航したのか、そもそも出演の予定自体が無かったのかは不明ですが、残念ですね。

前作までの反省を全く生かしてないどころか笑いに昇華

このハングオーバーシリーズは倫理的、道徳的にきわどい表現が多く、過去の2作品では少なからずそこを疑問視する意見もありました。

また、実際に訴訟に発展したケースもあります。

例えば、2ではサルが煙草やマリファナを吸ったりしますが、これに関して動物保護団体から訴訟を起こされています。

しかし!!

わざとなのかなんなのか、本作では冒頭からキリンが首を吹っ飛ばされる描写・・・。

全く反省していませんね・・・。

また、これも2での話ですが、車での撮影中にスタントマンが事故を起こし意識不明となっています。こちらも訴訟に発展しています。

ところが、本作は序盤から激しいカーアクション・・・。

過去の苦い経験すらも笑いに変えてしまう・・・製作側の信念のようなものを感じます。

映画の内容はしょーもないですが、作る側は笑わせることに真剣なんでしょうね!!

 

次は続編についてです。

続編はあるのか?

本作のキャッチコピーは「もうしません!」となっており、内容もシリーズ完結のような内容。

では、続編はないのでしょうか?気になる方も多いと思います。

しかし残念ながら、2019年現在、続編製作のニュースはありません。

これについてシリーズの監督トッド・フィリップスがこう語っています。

「『ビバリーヒルズ・コップ』や『オースティン・パワーズ』『ラッシュアワー』といった素晴らしいコメディはみんな3本だ」

「10年後に4本目? それは分からない。そうは思わない。彼らは死なないけど、これは彼らの人生におけるこの章の終わりなんだ。間違いなくね。」

この回答からも本作でハングオーバーシリーズは完結とみて間違いないでしょう。

因みにトッド・フィリップス監督はハングオーバーシリーズの他にも同じような作品を撮っています。

ほとんどの作品は劇場公開されていませんが、DVDやVODで観ることができます。

個人的には「デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜」はおススメ!!

ハングオーバーシリーズでアラン役を務めたザック・ガリフィアナキスも出てますし(アランとキャラが丸かぶりです笑)、共演はアベンジャーズシリーズのアイアンマンでお馴染みロバート・ダウニー・Jr(こちらもトニースタークとキャラかぶります笑)です!!

ハングオーバーシリーズが好きなら気に入ると思います。

また、トッド・フィリップス監督作品として、2019年10月にはバットマンの宿敵ジョーカーを描いた作品「ジョーカー」が公開予定です。

個人的にはヒース・レジャーがジョーカーを演じた「ダークナイト」がめちゃくちゃ好きなのですが、このトッド・フィリップス監督がどのようにジョーカーを映画化したのか公開前の今から楽しみです。

 

次は評価と個人的な感想です。

評価と感想

ここでは世間での評価や個人的な感想を書いていきます。

まずは世間での評価です。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中3.1点(Yahoo!映画)といったところ。

シリーズの中では最低評価となっています。

前2作とは全く違った作風なので、そこが評価の分かれ目だったかもしれませんね。

実際の声はこんな感じ。

 

大ヒットシリーズということでファンの人はとりあえず観るといったところでしょうか・・・。

やはり1作目や2作目のような作りの方が人気のようですね!

 

次は個人的感想です。

個人的感想

ここからは僕の個人的な感想を書いていきます。

前情報なしで鑑賞したので、1作目や2作目と展開が全く違うことに驚きました

「どうせ3も同じ展開でしょ~なんなら次はフィルが結婚でしょ」くらい思っていたので、完全に裏切られましたね(笑)

まぁ、フィルは既に結婚してますしね・・・。

で、肝心の内容ですが、個人的にはそれなりに楽しめました。

元々このシリーズは、先が読めないストーリーも魅力だったので、その点では満足でした。

ただ・・・まぁ今までの方が映画の構成として面白かったというのが正直なところ。

てか、「ハングオーバー」でシラフはさすがにナシだろ!と突っ込みたくなりますよね・・・(笑)

とはいえ、チャウと金塊を盗みに入るところのどんでん返しはお見事だったと思いますし、過去のキャラクターの登場や、ラスベガスに再び行くところも懐かしい感じで良かったです。

ラストも過去2作とはテイストが違いますが、良い終わりでした。

結局、ハングオーバーシリーズはアランの成長物語だったのかもしれません。

シリーズを観てきたファンの方には最高の終わりだと思いますし、昔の映像もフラッシュバックし感動的です。

このラストがあったからこそなんとかシリーズをまとめられたと思いますし、納得もできました。

で、観終わって僕は1つ思ったんです・・・。

酔ってないんだったらもう「ハングオーバー」である必要がないんじゃないか・・・と。

こうなってしまうとハングオーバーシリーズのキャラクターを使った別の映画ですよね。

ハングオーバーじゃなくても成り立ってしまうんです・・・まぁ別の映画として観るとそれはそれで普通の映画でしかないのですが・・・。

3作目ということもあり方向性を変えたかったんだとは思いますが、シリーズの設定や良さは無くさないで欲しかったです。

ある程度は予定調和でもいいんですけどね・・・それを求めて観ているんですから(笑)

本作で完結ということで続編の話は今のところありませんが、是非次回があったら原点回帰を期待しています。

あ、でも、本シリーズをきっかけにフィル役のブラッドリー・クーパーは大ブレイクしましたので、もうこういった映画に出ることはないかもしれませんね・・・。

ブラッドリー・クーパーは「アリー/スター誕生」で監督としてのキャリアもスタートさせていますし、今後はもっと深く人の心に残るような映画に出たり、撮ったりしていくような気がします。

彼はクリント・イーストウッドの後継者と言われているくらいですからね・・・。

動物の虐待や下ネタで笑いを取るような映画にはもう出ないでしょうね(笑)

続編が出ない限りハングオーバーシリーズの記事もこれでラストとなります。

普段コメディはあまり観ない僕ですが、たまにはコメディも良いですね!!

このシリーズは先が読めない展開でストーリーも結構好きでした!

しょーもないギャグや下ネタはスパイス的な使われ方だったのがヒットの要因かもしれませんね。

観終わるころにはアランが大好きになっていましたしね(笑)

しかし、アメリカ人って動物の虐待ネタとか下ネタとかホント好きですよね・・・ちょっと笑えない感じのギャグもサラリとぶち込んできます。

アメリカ人的にはこういうのどうなんですかね・・・気になるところです。

日本でやったら大問題作になるのは間違いないです(笑)

アメリカ映画ならではの魅力に溢れていますね!!

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

ハングオーバー!!! 最後の反省会をBlu-ray/DVDで観よう!

購入するなら特典映像がDVDより多く収録されているBlu-rayがおススメです。

 

次は本作を動画配信サービス/VODで視聴する方法をご紹介します。

ハングオーバー!!! 最後の反省会を動画配信サービス/VODで視聴する方法

Hulu 〇

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amazon プライムビデオ 〇

配信が終了している場合もありますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。

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