アルマゲドンのあらすじとネタバレ!主題歌や歌手も解説!松田聖子出演!?

映画アルマゲドンは1998年公開のアメリカ映画です。

ストーリーは単純。

地球に落ちてくる小惑星を衝突前に破壊する話・・・そう、たったこれだけ(笑)

観てなくてもなんとなく展開は読めるであろう単純すぎるプロット。

時に酷評されることすらあるこの作品ですが、僕はこの映画が大好きです!!

CGを使った大迫力の映像や、笑いあり涙ありのストーリー。

魅力的なキャラとそれを演じる超ウルトラ豪華な俳優陣。

そしてなんと言っても、これ泣かない人いるの?とすら思えるラスト25分の感動シーンの畳みかけ!!

世紀の大名曲「ミス・ア・シング」を中心として作品を彩る名曲の数々!!

見どころを挙げればキリがありません!

もう一度言います・・・ストーリーは単純

でも単純だからこそ楽しめるのです!!

本当にこの映画は家族で楽しめる一大エンターテイメントになっていると思います!

細かいツッコミなどアホらしくなるくらいの圧倒的なスケール感で観る者を映画の世界に引き込んでいきます。

この強引さがハリウッド映画の醍醐味です!

そんなアルマゲドン大好きな僕がファン目線であらすじ、ネタバレ解説していきたいと思います。

ヒロインのリブ・タイラーは主題歌を歌うエアロスミスのボーカルの娘だって知ってましたか?

松田聖子さんが出演してるって知ってましたか?

次の日に話したくなる小ネタや、主題歌にまつわるエピソードなどもふんだんに盛り込んで徹底解説していきます。

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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では早速ネタバレ解説いってみましょう!!

レッツ!!ムーヴィン!!!

アルマゲドンのあらすじとネタバレ解説

作品情報とキャスト

スタッフ
監督 :マイケル・ベイ
脚本 :ジョナサン・ヘンズリー、J・J・エイブラムス
製作 : ジェリー・ブラッカイマー、ゲイル・アン・ハード、マイケル・ベイ
製作総指揮 :ジョナサン・ヘンズリー、チャド・オーマン、ジム・ヴァン・ヴィック
音楽 : トレヴァー・ラビン

 

次にキャストと登場人物を確認していきましょう!

アルマゲドンは主要な登場人物が多く、最初は覚えるのが結構大変ですが、しっかり覚えておくとより楽しめますのでしっかり覚えておきましょう!

有名な俳優さんも多く、控えめに言っても超超超ウルトラ豪華キャストです!!!

 

キャスト(役名:俳優:特徴)
  • ハリー・スタンパー : ブルース・ウィリス : 掘削チームのボス。説明不要でしょう(笑)
  • A・J・フロスト : ベン・アフレック : 若くて生意気盛りの青年。ボスの娘グレースと恋仲。
  • チック・チャップル : ウィル・パットン : ハリーの右腕。ギャンブル好き。妻、息子と別居中。
  • ロックハウンド : スティーヴ・ブシェミ : キザな女好き。頭脳明晰。でもヤバいやつにしか見えません(笑)
  • ジャイティス・カーリーン : マイケル・クラーク・ダンカン : 通称ベアー。心優しい大柄な黒人。声が低い。
  • オスカー・チョイ : オーウェン・ウィルソン : 金髪ロン毛のカーボーイ。
  • マックス・レンナート : ケン・キャンベル : 太っている人。
  • フレディ・ヌーナン : クラーク・ブローリー : けんかっ早い黒髪短髪の白人男性。めっちゃ影薄い。正直ほとんど出てこないんじゃないかというくらい(笑)覚えてなくてもまぁOK(笑)ここまでの8人がハリーのチームメンバーですね!
  • レヴ・アンドロボフ : ピーター・ストーメア : 宇宙ステーションにいたロシアの宇宙飛行士。
  • ウィリアム・シャープ : ウィリアム・フィクナー : シャトルの操縦士の男の方。角刈りナイスガイ。
  • ジェニファー・ワッツ : ジェシカ・スティーン : シャトルの操縦士の女の方。金髪美女のいい女。
  • ダン・トルーマン : ビリー・ボブ・ソーントン : NASAの総指揮官。真ん中で支持を出してる人。
  • グレース・スタンパー : リヴ・タイラー : ハリーの娘。AJとは恋仲。

 

とりあえず、これくらい覚えていればOKだと思います!

 

では、あらすじとネタバレ解説いってみましょう!

あらすじとネタバレ解説

まず改めて断っておきますが、僕はこの映画が大好きです!

アメリカでの評価が低かろうが、ツッコみどころが多かろうが関係ありません!

僕はこの映画が大好きです!

大事なことなので2回言っておきました(笑)

当時はまだビデオの時代でしたが、本当に何度も観ました。

何度観ても泣いちゃいます(笑)

そんな愛情を持ってあらすじと解説を書いていこうと思います。

さぁ、いきます!!

 

この物語は、20世紀末にスペースシャトルが大量の流星に打たれるところから始まります。

公開されたのは1998年なのですが・・・我々が住む現実の世の中では、ノストラダムスの大予言なるもので1999年に地球が滅亡するなんて言われていた時期ですね。

そんなこともあり、当時は結構リアルな感覚でこの映画を観たのを覚えています。

そしてこの流星の雨は、ニューヨークなどに壊滅的な被害をもたらすのです。

もうこれがいきなり大迫力の破壊シーンの連続なんです!

さすがお金のかかったハリウッド大作!

そこに住む人たちの事情などはお構いなしにどんどんどんどん破壊していきます。

掴みとしてはバッチリですね!

この地球の危機に対応するのはもちろんNASAです!

そして登場するNASAの総指揮官、トルーマン

個人的にトルーマンは大好きなキャラです!

このトルーマンを演じるビリー・ボブ・ソーントンの演技が全編を通して最高なんですよ!

危機に直面した時のリーダーシップは最高にかっこいいですし、発する言葉には説得力と責任感を感じます。

優しく見守るようなまなざしの時や笑う時などはどこか安心します!

あと、セリフも力強く本当に気持ち良いです!

冒頭はトルーマンの独壇場です!

「テープを戻せ!」

のシーンは、カメラワークも相まって超絶かっこいいですし、

管制室を3班に分けて指示を出し、

「君はNASA職員1万1千人を叩き起こせ!!」

で締めくくる流れは圧巻です!

大統領に報告するシーンも良いですね!

どもる部下を遮っての

「テキサス州の大きさです!」

自分たちの非を責められての

「宇宙はバカでかいのです!」

被害予測を聞かれての

「被害?」

「全滅です」

頼りになる指揮官像を見事に印象付けています。

それもただ単に偉そうな奴ってわけではなく、どことなく優しさを内包した強さのように感じます。

文章にしちゃうと普通のことしか言ってない気もしますが(笑)・・・作中のトルーマンのシーンは本当に見どころばかりなのです。

このトルーマンの表情や態度が、作中の事態の深刻さを測るバロメーターにもなっていますので、是非その辺も注目してみて下さい。

 

さて、その後の調査で、さらに大きな小惑星が地球に接近していることが判明します。

これが地球に衝突すると、人類は滅亡です。

衝突までの日数は18日。

地球を小惑星から救う物語が幕を上げるのです!

NASAの計画は、落ちてくる隕石に穴を掘って内側から爆弾で爆破しよう!です。

分かりやすくて最高(笑)

その穴を掘る為に掘削チームをスペースシャトルで宇宙に送るんですね!

この作戦が決まる会議で、世界一頭の良いNASA職員がキムジー将軍を言い負かすシーンは実に爽快です!

こういった爽快感が随所に散りばめられているのもこの作品の魅力だと思います。

さて、作戦が決まったところで、誰に聞いても同じ名前が返ってくるという掘削界のナンバーワン、ハリー・スタンパーに白羽の矢が立ったのです。

そしてここから宇宙に行くまでの殆どは、ハリー達掘削チームの紹介を中心に人物を掘り下げる部分に充てられています!

登場人物それぞれの人物像やチームの絆、家族、トルーマンの過去などを時にコミカルに時に切なく本当に良く表現していると思います。

しかもテンポ感が良く、本当に楽しいです。

途中途中に出てくる訓練映像も見ごたえたっぷりですしね!

NASA全面協力で撮影された訓練映像は貴重であるとともにとてもリアルです。

僕はこの映画は宇宙に行くまでの前半部分の方が好きなくらいです。

ここはジェットコースターに乗った気分で思う存分、感情を色々な方向に揺さぶられてください!

この宇宙に行くまでのシーンがあるからこそ、後半部分で感動できるのですから。

 

さて、ZZ TOPの「La Grange」の音楽に乗せ、石油掘削反対団体に向けゴルフボールを飛ばすシーンでいよいよハリーが登場します。

破天荒でワイルドな、いかにもアメリカな感じの登場にワクワクしますね!

傍らには20年来の付き合いでハリーが最も信頼を置くチックがいます。

この直後、娘のグレースと部下のAJが交際中と知りハリーは激怒。

ショットガンを持ち出しAJを狙い撃ちし始めます!

ワイルド過ぎだろ(笑)

逃げるAJ、父を説得するグレース、ハリーを止めようとする仲間たち。

登場人物それぞれの性格を、このドタバタ劇の中に絶妙に組み込んでいますよね。

責任感はあるが頑固者のハリー。

娘との接し方も不器用そのものです。

そんなハリーのブレーキ役のチック。

ハリーに仕事ぶりや男として認めてもらいたいAJ。

若さゆえの焦りや認証欲求に飢えていますね。

そして父親譲りの頑固さを持つグレース。

女性がらみやおバカ担当ロックハウンド。

心優しい大柄な黒人ベアー。

そんな構図がすぐにわかりますね!

そんなドタバタの最中、NASAからハリーにお迎えがやってきます。

もちろん穴掘り作戦の依頼の為ですね。

まずはハリーとグレースだけがNASAに向かいます。

NASAに着いたハリーとグレースをトルーマンがお出迎えです。

ここでトルーマンに向かって言うハリーのセリフが良いんです!

「娘には何も隠さない。どうせ後で話すんだから始めから同席を」

不器用ながらも正直でいたいというハリーの娘に対する愛情を感じる名セリフです。

その後、事態の説明を受ける際中、その事の大きさにグレースは思わず父の手を握ります。

前述のハリーのセリフや、このシーンで描かれる不器用な親子の愛情にグッときますね。

ハリーは迷った挙句、自らが宇宙へ行き、穴を掘る決意をします。

「俺の腕が良いだと?良い部下のおかげだ。でなきゃ、とっくに死んでる」

そういうことはみんなの前で言いましょうよ(笑)

本当に不器用な奴です。

何はともあれ、宇宙へ行く決意をしたハリー!

ここでエアロスミスの「Come Together」に乗せてメンバー全員招集です!

普段はばらばらに生活している仲間たちが次々にNASAに連れてこられます。

NASAという超エリート集団のもとへ集まってくるゴロツキ集団。

このコントラストがたまらなく小気味いいです(笑)

集められた仲間たちもハリーに賛同。

地球の命運はハリー達のチームに託されたのです。

しかし皆いくつか条件を出します。

その条件が全員かわい過ぎるんです(笑)

駐車違反の帳消しを求めたり、カセットテープの復活を希望したり、ホワイトハウスに1泊したいと求めたり・・・おいおい、これから命かけて宇宙行くんだぞ!?(笑)

実はこのアルマゲドンは、コメディ映画として製作がスタートしているんですね。

その名残なのか、随所に笑いを入れてくる所が僕は大好きです。

しかもアメリカンなくっーだらないやつをぶち込んでくるわけですよ(笑)

単純に笑えて最高だと思います。

訓練中もバカ丸出しですからね(笑)

最高じゃんか!!

 

そんなコメディさながらの展開の中にも重要シーンや感動シーンがいくつもあります。

エピソードごとにピックアップして解説していきます。

まずはシャープ大佐の登場ですね!

シャープ大佐は操縦士で、一緒に宇宙に行く重要人物です。

シャープ大佐を演じるのはウィリアム・フィクナーです!

大ヒット海外ドラマ「プリズンブレイク」マホーン役で日本でも大人気になりました!

私も大好きな俳優の一人です。

このアルマゲドンでも後半にかけて良い味出してきます!

 

それから、格納庫でAJとグレースがいちゃつく所を見てしまうハリーのシーン。

そっと背を向けて立ち去るハリーの寂しそうな顔と背中・・・切なくなります。

この時、ハリーはAJを初めて男として認めたんじゃないでしょうか。

グレースを任せても良いと。

ここでAJはグレースにプロポーズをしています。

娘が父親の元からまさに巣立っていく・・・まさにそんな瞬間ですね・・・寂しくもあり、娘の成長を嬉しくも思う。

そんな複雑な気持ちは、きっと娘を持つ世のパパ達にしかわからないものかもしれません。

まさに男の哀愁です。

この直後のシーンで、まだ納得のいかないハリーを仲間たちがなだめるシーンがあります。

ここがまたサイコーなんですよ!

みんなグレースが小さいころから一緒にいる仲間たちです。

ハリーと同じように仲間たちもまたグレースを自分の娘のように大切に感じているんですね!

そんな仲間の絆が表れている本当に良いシーンです!

 

さて、訓練でストレスが溜まったメンバーを見かねて、ハリーが休暇を求めます。

地球での最後の夜になるかもしれない日。

あなたならどう過ごしますか?

本当に人それぞれですよね(笑)

もちろんこの映画でもそれぞれです(笑)

グレースとAJは夕日をバックに2人だけの時間を過ごします。

エアロスミスが歌う「ミス・ア・シング」が会話の前後を盛り上げるこの二人のシーンは、ローケーションも相まってとても素敵なシーンだと思います。

サントラには「アニマル・クラッカー」としてこの場面の音声が収録されていますね!

ピアノヴァージョンのミスアシングを聴けるのはこの音源だけです。

音楽と映画が見事にシンクロしてとても感動的です。

 

ギャンブル好きのチックは当然ギャンブルかと思いきや、そこは地球での最後の夜。

別居中の奥さんと息子のもとを訪ねていきます。

もう来ないと約束したはずだと奥さんに怪訝な顔をされるチック。

息子もチックを父親と認識していません。

単なるセールスマンだからうちの中に入ってなさいと言われる始末。

てか、チック、お前一体どんなことしたんだよ(笑)

それでも、今までのすべてを謝るチック。

そして

「俺はもうじきでかい仕事をやる。君が誇れる仕事だ。これをあの子に。誰からは言わなくていい」

そう言ってスペースシャトルのオモチャを差し出します。

僕はこのシーンがこの映画でベスト3に入るくらい好きです。

チックの表情が本当に良いんです!

今にも溢れそうな思いをグッと堪えて、大きなものに立ち向かう。

そんな男の決意みたいなものを感じます。

僕はここで毎回号泣しちゃいます。

 

あとの皆はお金借りてパーティーですね(笑)

で、暴行で逮捕されています。

本気でアホな集団です・・・が、まぁ最後の夜にハメを外したくなるのも人間の性というものでしょう。

気持ちは解ります(笑)

 

トルーマンとハリーの絆を描く重要シーンもこの休暇中に描かれています。

ハリーはトルーマンに、決してあきらめることはしないという自分の信念を語ります。

するとトルーマンは自身のことについて語り始めるのです。

今でこそ技術部最高指揮官のトルーマンですが、実はミッション・ワッペンをつけた宇宙飛行士になりたかったのです。

足を悪くしてその夢は叶わなかったトルーマン。

「君らと一緒に行ければな・・・」

自分の夢と人類の未来をハリーに託す感動的な名場面です。

ラストシーンへの伏線にもなっている超重要シーンですね!

 

そして、もちろんハリーとグレースのシーンも打ち上げ前にきっちり描かれます!

これまで不器用過ぎた2人が、命を懸けたミッションの前に初めて素直になる感動的な場面です。

グレースに必ず戻ると約束するハリー。

抱き合う親子、アングルが引きに変わってのヘリが3機画面向こうから飛んでくるシーンは本当に感動的で美しいです。

そのままの流れで「アポロ1号追悼プレート」を画面は捕えます。

こういったベタな演出が僕はたまらなく好きです。

素直に感動しちゃいます。

絶対帰ってこい!ハリー!

そうです!

ここで観ている人の気持ちは1つになります(笑)

 

さぁ、いよいよ宇宙へ向けて出発です。

シャトルは2機・・・フリーダム号インディペンデンス号

2チームに分かれて同時に発射です!

映画ならではの贅沢な打ち上げ計画です(笑)

シャトルへ乗り込む直前、AJが突然歌いだします。

すると他のメンバーも皆合わせて歌いだします・・・いかにもアメリカなお気楽な展開ですが、僕はこのシーンも大好きです。

 

発射20秒前。

やはりここでもトルーマンの名言が場面を引き締めます。

「我々の勇士たちに神のご加護を・・・君らはすでに英雄だ」

 

打ち上げは特に問題も起きず成功です!

打ち上げシーンも迫力があってカッコいいんです!!

2機同時だなんて映画でないとまずありえないですからね!

しかもこのシーン、本物の打ち上げ台を使って撮影されています!

本物の打ち上げ台と模型のシャトルをCGで合成しているようです。

迫力満点です!

さて、打ち上げに成功した2機のシャトルは、ロシアの宇宙ステーションに補給の為立ち寄ります。

そこで登場するのが、ロシアの宇宙飛行士、レヴ・アンドロボフです。

ピーター・ストーメア扮するこのレヴがくせのある良いキャラなんです!!

余談ですが、このレヴピーター・ストーメアロックハウンド役のスティーヴ・ブシェミは1996年の名作映画「ファーゴ」で共演しています。

「ファーゴ」で2人は悪役コンビを痛快に演じています。

「ファーゴ」はコーエン兄弟監督の名作中の名作なのでそちらもおススメです!

さてさて、話は戻ってシャトルの補給です。

補給中、燃料が漏れだし、ロシアの宇宙ステーションは大爆発してしまいます。

この映画では初めての危機感のあるシーンで、手に汗握りますね!

2機のシャトルとクルーは危機一髪のところで脱出に成功。

 

そしていよいよ本格的にミッション開始です。

まずは隕石に着陸しなくてはいけません。

隕石に着陸するチャンスは1度です。

隕石が月の横を通過する時ですね。

月の裏側を旋回し、月の引力とロケット噴射で一気に隕石に近づきます。

その際にかかる重力は11G。

11Gがどの程度なのか想像はつきませんが・・・かなり危険なようです。

なんとか11Gに耐え、隕石に接近した一行。

今度は小惑星帯を避けて、隕石に着陸しなければなりません。

次から次へ待ち受ける困難・・・そんな展開にワクワクします。

ここで小惑星帯にぶつかり、なんとインディペンデンス号が墜落してしまいます。

フリーダム号は無事でしたが、予定地点を大幅に通り過ぎての着陸となりました。

予定地点を通り過ぎてしまったことによって、またまた問題発生です。

実際の着陸地点は、地層が鉄鉱脈でとっても硬いようなのです。

この時点で残り8時間。

当初の計画よりかなり分が悪い状況での作業開始です。

鉄鉱脈ということもあり思うように作業は進みません。

ただ、この穴掘りの部分は、どれくらいの時間でどれくらい掘れるかなどの情報がないので最後までいまいちピンと来ないんですよね(笑)

60メートル掘ってなきゃいけない時点で17メートルだと言われても・・・それが実際どういった状況なのかは人物の反応で察するしかないですし・・・最終的に240メートル掘るのですが、正直、えっ?いつの間にそんなに掘ったの?ってなりますから(笑)

そもそもテキサス州サイズの隕石を爆破するのにたった240メートルの穴でいけるものなのでしょうか・・・

鉄鉱脈の話もいつの間にか無くなってしまいますしね(笑)

まぁ、細かいツッコみはなしにしましょう(笑)

 

まぁ、とりあえずそんな芳しくない進捗状況から、掘削を無理と判断した大統領が爆弾の起爆装置を作動させます。

穴掘れなそうだからもう爆破しちぇ!ってなことですね・・・

そして爆弾が作動しちゃいます。

ハリーは必ず目標点まで掘るとシャープ大佐に誓い、シャープ大佐は作動した爆弾を停止させます。

ここはとてもハラハラします!

ここでのシャープ大佐とハリーの対立もラストへの伏線になっていますね。

 

いっぽう墜落したインディペンデンス号ですが、AJ、ベアー、レヴが生き残ります。

オスカー始め、脇役たちはここで一気に死んでしまいます・・・全員生きてるとラストでシャトル1機では帰れませんしね(笑)

こういうところがご都合主義と言われるんでしょうが・・・まぁ、それはそれで良しとしましょう(笑)

 

シャトルは墜落でバラバラですので、積んでいた掘削用の作業車アルマジロでフリーダムチームとの合流を目指します。

因みに、この作業車アルマジロは実際に走行できる車両として製作されています。

リアルな作業車がとてもカッコいいですね!

 

フリーダム号チームは爆弾騒ぎを解決、作業を再開するも、依然思うようには進みません。

やがてマックスは死に、ロックハウンドは気がおかしくなってしまいます。

フリーダム号所有のアルマジロも失い、万事休す。

フリーダム号チームがあきらめかけていた時、作業車アルマジロに乗ったAJ達の合流となります。

この再会シーンはお見事ですね!

墜落によって2つに分岐していたストーリーのクライマックスを同じ地点(2つのチームの再会)に設定して、見事に1つにまとめています。

ここに持っていくためのインディペンデンス号墜落だったのかもしれませんが、ここはよくできていると思います。

 

そして、AJ達と合流後、めでたく目標深度の240メートルを掘ることに成功します。

さぁ、ここで最後にして最大の問題。

爆弾の遠隔操作が使えなくなっていたのです。

誰か1人残って爆弾を起動しなくてはいけません。

もちろん残った1人は助かりません・・・・

究極の選択ですね。

世界を救うために自らの命を差し出せるか?

僕にはちょっと無理かもしれません・・・情けない・・・。

あなたならどうですか?

 

そしていよいよ映画はクライマックスです。

次項からは、多くの方が涙するラストシーンを解説していきます。



泣けるラストシーンの解説

地球にぶつかる小惑星を爆破するために、ハリー達一行は宇宙へ向かい、爆破装置の設置を完了させました。

しかし遠隔操作ができなくなってしまいます。

起爆装置を作動させるため、誰か一人残らなくてはいけません。

もちろんハリーは責任感の男ですから、俺がと言い出します。

これは予想通り(笑)

ですが、なかなかすんなり決まらず、結局その一人をくじで決めるハリー達。

当たりくじを引いたのはAJです。

この後、結局はハリーが残ることになるのですが、このAJと入れ替わるシーンは実に感動的です。

ハリーは自分の宇宙服に付いていたワッペンを剥がし、トルーマンに必ず渡してくれと言ってAJにそれを渡し、入れ替わるように船外に出て扉をロックします。

「俺の仕事だ」

と言うAJに対しハリーは

「娘を幸せに・・・それがお前の仕事だ。」

「お前を息子のように思ってた・・・自慢の娘婿だ」

と言います。

「愛してるハリー!!」

と泣きながらありったけの想いを伝えるAJの姿に、僕は何度観ても涙が止まりません・・・初めてお互いに素直になり、想いを伝えあう本当に感動的なシーンですね。

一回は期待や予想を裏切っておいてからの予想通りの展開・・・この映画で何度も使われる手法ですが、わかっていても感動しちゃいます。

ここまでのハリーとAJの衝突は全てこのシーンの為にあったと言ってもよいでしょう。

 

さぁ、残る一人が決まったところで、映画は更なるクライマックスです。

この映画最大の山場とも言える、ハリーと娘グレースとの通信による最後の会話シーンとなります。

通信機の前に呼ばれるグレース。

全てを悟り、見守るトルーマンの表情が切ないです。

画面に映るハリーはグレースに話し始めます。

「戻ると約束したが・・・約束は守れない」

「私の良いところは全部パパからもらったもの・・・」

「AJを大切にな」

「チックにも世話になった」

「結婚式に出たかった」

「お前を見守っているよ・・・」

「パパ待って・・・」

ハリーとグレースのやり取りに涙腺崩壊です。

AJ、チック、トルーマンを演じる名優たちの表情による演技もこのクライマックスを見事に盛り上げていると思います。

 

その後、ハリーは爆弾を起爆、隕石は見事破壊され地球から逸れていきました。

シャトルが小惑星から離れる際のシャープ大佐の一言、

「ありがとう、ハリー」

にまたまた涙腺崩壊です。

 

シャトルは無事に地球に帰還。

駆け寄るAJとグレースにもう一度涙すること必至です。

チックにも別居中の奥さんと息子が出迎えです。

良かった良かった!

ハリーとひと悶着あったシャープ大佐とグレースの握手シーンにもグッときます。

そして、個人的に一番好きな、トルーマンがハリーのワッペンを受け取るシーン

宇宙飛行士になることが夢だったトルーマンへ、絶対にあきらめないとの約束を守ったハリーからの贈り物です。

本当に感動的します。

この映画の最後のセリフは、この時のトルーマンのセリフです。

この記事の序盤でも言いましたが、トルーマンが事態のバロメーターです。

地球の危機が去ったことを見事に表現しています。

本当にトルーマンは最後までカッコイイ!

僕は、この映画はトルーマンの映画であるとさえ思っています。

 

そしてラスト、AJとグレースのキスシーンに合わせて流れてくるエアロスミスによる主題歌。

エンドロールはエアロスミスが歌う主題歌に乗せて、AJとグレースの結婚式のシーンで幕を閉じます。

最後まで徹底的に泣かせにきてますね。

しかーし!

この結婚式にトルーマンの姿が見えないではありませんか・・・。

それだけが唯一この映画の不満な点です。

まぁ何はともあれ、本当に最後の20分は泣きっぱなしの感動しっぱなしですね。

 

あらすじは大体こんな感じです!

さて、次項では今や超有名洋楽ソングであり、映画主題歌の代名詞と化した感もある「ミス・ア・シング」を中心に、映画を彩った名曲たちについて解説していこうと思います。

アルマゲドンの主題歌は?曲名や歌手について

この項では主題歌を始め、映画を盛り上げていた名曲たちを紹介・解説していこうと思います。

主題歌は永遠に語り継がれる名曲

アルマゲドンの主題歌はエアロスミスが歌う「ミス・ア・シング」です。

原題はAEROSMITH「I Don't Want to Miss a Thing」です。

この曲はもはやアルマゲドンの主題歌を通り越して、永遠に語り継がれるであろう名曲として音楽史に刻まれています。

全米では4週連続1位の大ヒットとなり、その他世界各国で軒並み1位を獲得しています。

エアロスミスにとって初の全米1位獲得となったまさに彼らの代表曲です。

その後のライブでも必ず演奏されてきました。

ここ日本でももちろん大ヒットしています!

今でも洋楽ヒットの定番ですし、カラオケで歌う方も多いのではないでしょうか?

この曲の作詞作曲はダイアン・ウォーレンという女性シンガーソングライターです。

意外にもエアロスミスの自作曲ではないんですね。

因みにこのダイアン・ウォーレンという方、他にもセリーヌ・ディオンなどに楽曲を提供してヒットさせている超ウルトラヒットメイカーなんですよ。

次項ではそんなエアロスミスについて少し掘り下げてみます。

映画に娘が出演!エアロスミスについて

主題歌「ミス・ア・シング」を担当したエアロスミスは、70年代から活躍するアメリカのロックバンドです。

70年代、80年代、90年代、2000年代と長きにわたってヒット曲を連発、2019年現在もなお活躍しているモンスター級のバンドですね。

僕も大好きなバンドです。

アルマゲドンにグレース役で出演していたリブ・タイラーは、なんとエアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーの娘なんです!

主題歌「ミス・ア・シング」のMVでは親子共演も果たしていますね。

主題歌のほかにもエアロスミスの楽曲がアルマゲドンで使用されていました。

劇中で使用されていたエアロスミスの楽曲を紹介します。

 

・「Come Together」

ビートルズのカヴァーですが、このエアロスミスのバージョンも70年代にヒットしています。

 

・「Sweet Emotion」

70年代のエアロスミスを代表する楽曲です。

「Sweet Emotion」はライブ映像もカッコ良いです!!

 

・「What kind of love are you on」

この曲はオリジナルアルバム未収録のかなりマニアックな楽曲です。

 

最後に「ミス・ア・シング」でエアロスミスに興味を持った方におススメの曲をご紹介しておきます。

 

・Crazy

グレース役のリブ・タイラーがMVに出演しています。

 

・Angel

80年代の大ヒット曲。ミスアシングが出るまではこの曲の全米3位がシングルチャートでの最高順位でした。

 

・Cryin’

エアロスミスバラードの最高傑作。ライブではミスアシング~クラインが定番の流れです。

 

・JADED

2000年代の大ヒット曲。来日時、ミュージックステーションにてミスアシングと共に披露していました。

 

他にもエアロスミスは名曲が多数ありますので是非聴いてみて下さいね!

エアロスミスの他にも数々の名曲がこのアルマゲドンには出てきます。

次項ではそんな名曲をいくつかピックアップして解説付きで紹介していきたいと思います。

サントラは名盤!?挿入歌について

映画アルマゲドンに使われた楽曲は本当に素晴らしいものが多く、サントラは名盤だと個人的には思います。

いくつか紹介します。

 

・Chantal Kreviazuk - Leaving On A Jet Plane

「悲しみのジェット・プレーン」として知られる超有名曲のカバーです。

世界中で多くのカバーバージョンが発表されていますので知っている方も多いと思います。

このアルマゲドンでのバージョンを歌うChantal Kreviazukという方はカナダのミュージシャンのようですね。

映画では、エンドロールで使用されています。

また、宇宙へ出発する直前、AJ達メンバーが歌いだすのはこの曲です。

MVにも映画のシーンを入れていて良い出来です!

 

・Jon Bon Jovi - Mister Big Time

アメリカを代表するロックバンド、BON JOVIのボーカリスト、ジョン・ボン・ジョヴィのソロ楽曲。

映画冒頭、破壊される前のニューヨークのシーンで使用されています。

アメリカンな曲調と相まって映画の冒頭にピッタリマッチしていましたね!

 

因みに、ここで一つBON JOVIとアルマゲドンに関する小ネタです。

実はアルマゲドンの主題歌はBON JOVIが担当する可能性もあったんです!

BON JOVIは「SAVE THE WORLD」という曲をアルマゲドンの主題歌用に製作しています。

ところが、エアロスミスの「ミスアシング」が主題歌に決まりつつあることを聞きつけ、この「SAVE THE WORLD」は自分達のアルバム用にとっておくことにしたそうです。

主題歌にならないと埋もれてしまう可能性が高いですからね・・・

その後、この時に製作された「SAVE THE WORLD」はBON JOVIのアルバム「CRUSH」に収録され、アルバムは大ヒット、結果的に多くの人に届く楽曲となりました。

このBON JOVIの「SAVE THE WORLD」も「ミスアシング」に引けを取らない名曲です。

 

・Patty Smyth - Wish I Were You

僕はパティ・スマイスが歌うこの曲がアルマゲドンのサントラで一番のお気に入りです。

 

他にも収録されている楽曲はポップでアメリカンな楽曲ばかりですので楽しく聴くことができます。

ぜひぜひサントラも聴いてみて下さい!

 

次の項ではアルマゲドンの言葉の意味について解説です。



アルマゲドンの意味は?アルマゲドンとは一体何?

映画のタイトルにもなっている「アルマゲドン」ですが、どのような意味かご存知ですか?

新約聖書に出てくるハルマゲドンの英語読みのようです。

最終決戦、世界の終末における決戦の地、最終戦争のようなニュアンスでとらえてOKだと思います。

 

さて、皆さんはアルマゲドン〇〇なる映画を目にしたことはありませんか?

このアルマゲドンはシリーズものなのか?

次はこの疑問について解説していきます。

アルマゲドンはシリーズもの?続編は?

さて、このアルマゲドンに続編はあるのでしょうか?

あれば是非観てみたいですよね?

そこで探してみました!

 

  • アルマゲドン2007(Earthstorm)
  • アルマゲドン2008(Futureshock: Comet)
  • アルマゲドン2009(Polar Storm)
  • アルマゲドン2010(Meteor Apocalypse)
  • アルマゲドン2011(Meteor Storm)
  • アルマゲドン2012(QUANTUM APOCALYPSE)
  • アルマゲドン2013(CAT. 8)
  • アルマゲドン2012 マーキュリー・クライシス(Collision Earth)

 

こんなにあるじゃん!!

と、思ったのですが・・・

どれもこのアルマゲドンとは完全に無関係のようです。

完全にB級映画ですが、まぁまぁ普通に観れちゃいます(笑)

暇つぶしや話のネタに観てみるのもいいと思います!

 

話のネタと言えば、この映画にはあの有名な日本人が出演しています!

言われないと気が付かないほどチョイ役なのですが・・・

次項で教えちゃいますね!!

アルマゲドンに松田聖子が出演してるの知ってますか?

アルマゲドンには実は松田聖子さんが出演しているんです!!

えっ!?

と思って観直しても、気づける人は少ないと思います(笑)

あなたは気が付いていましたか?

我らが聖子ちゃんが登場するのは映画が始まって7分くらいのところです。

ニューヨークに隕石が降り注ぐ冒頭の部分ですね。

タクシーのお客さんとして登場します。

「I want to go shopping!!」

とセリフまであります!!

これはいわゆるカメオ出演です。

ハリウッド映画などにはよくある、有名人が本人役でちょこっと出てくる演出です。

まぁ、言ってみれば日本向けの話題作りですね。

ところが肝心の日本人でも知っている人は少ないのではないでしょうか?(笑)

僕にとってこの聖子ちゃんの話と、前述のBON JOVIの主題歌話はアルマゲドンを語る時の鉄板ネタです。

ぜひ知らない人には教えてあげて下さいね!

 

では次は評価と感想です。



評価と感想

さて、映画アルマゲドンの個人的な評価と感想です。

どうやらこの映画、本国アメリカではあまり評価が良くないようですね・・・アメリカでもそれなりにヒットはしているので正確なところはわかりませんが・・・ネガティブな評価を見ることが多いのは事実です。

ゴールデンラズベリー賞では最低男優賞と最低スクリーン・カップル賞を受賞していますし、最低作品賞、最低監督賞などにもノミネートされていました(笑)

もちろん、それだけヒットして観た人が多いということでしょうが・・・。

日本でも否定的な意見をたまに見かけますね・・・・

ですが、僕的にはこの映画、最高のエンターテイメント映画だと思います。

大好きな映画です!!

確かに、細かいところを突っ込みだしたらキリがないとは思いますが、そういった観方をする映画ではないんです。

一種のアトラクション的に楽しむものかと思います。

細かいことは考えず目の前の場面場面を楽しんでいけば良いのです。

製作側の思惑通りに笑って、泣いて、感動して・・・それでいいと思います!

個人的には、トルーマンが最高にカッコイイのと、主題歌のミスアシングが超絶名曲ってだけで十分名作です!!

家族で安心して楽しめる最高のエンターテイメントです!

大人はもちろん小学生の子供にだって楽しむことができる作品だと思います。

実はそういう作品って少ないと思いません?

商業映画としては理想形だとすら思います。

僕のお気に入りの作品の1つです。

 

個人的満足度

 

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※本ページの情報は2019年9月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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