メンインブラック2のあらすじネタバレ解説！MIB2の見どころ

2019年7月6日 2019年7月7日

映画「メン・イン・ブラック2」は2002年公開のアメリカ映画です。

MIBシリーズの2作目で、前作から5年後のストーリーです。

本作は本当に惜しい映画だと思います・・・。

名作になる要素は揃っていました。

ところが評価はシリーズ中最低、興行収入の面でも3部作中で最低となっています。

もちろんこれには理由があると思います。

その辺は個人的感想に書きましたのでぜひ読んでください！

また、この記事ではあらすじや作品をポイントごとに解説、見どころなんかもご紹介しています。

そして、記事の最後にはBlu-ray/DVD情報や本作を動画配信サービスで視聴する方法もご紹介していますので併せて楽しんでいただけたらと思います。

では、早速あらすじとネタバレ解説いってみます。

メンインブラック2のあらすじネタバレ解説！MIB2の見どころ

ここでは本作のあらすじは勿論、本作の見どころなどを詳しく解説していきます。

まずは作品情報とキャストから。

作品情報とキャスト

映画「メン・イン・ブラック2」は2002年公開のアメリカ映画です。

MIBシリーズの2作目となっており、前作の5年後のストーリーを描いています。

興行収入は4.418億ドルとなっています。

スタッフ

監督 : バリー・ソネンフェルド
脚本 : ロバート・ゴードン、バリー・ファナロ
原作 : ローウェル・J・カニンガム
製作 : ウォルター・F・パークス,、ローリー・マクドナルド
製作総指揮 : スティーヴン・スピルバーグ
音楽 : ダニー・エルフマン

キャスト(役名 : 俳優)

K（ケビン・ブラウン） : トミー・リー・ジョーンズ
J : ウィル・スミス
Z : リップ・トーン
T : パトリック・ウォーバートン
F/フランク : パグ犬（声 : ティム・ブラニー）
スクラッド : ジョニー・ノックスビル
サーリーナ : ララ・フリン・ボイル
ローラ・ヴァスケス : ロザリオ・ドーソン
ニュートン : デヴィッド・クロス
ジャック・ジーブス : トニー・シャルーブ
マイケル・ジャクソン（カメオ出演）

1作目とほぼほぼ同じ布陣で製作された本作。

メインキャストも皆続投で嬉しい限りです。

ただ、前作のラストでMIBエージェントになったローレルことLが登場しないのが残念ですね・・・。

とは言え、魅力的な新キャラが続々登場し、前作を上回るワクワク感があります！！

前作ではMIBの説明から入っていかざるを得なかったストーリーも、本作は冒頭からフルスロットルでブチっぎってくれます！！

テンポ感良いから気を抜くと置いてかれちゃいますね(笑)

では、次はあらすじです。

あらすじ

5年前、相棒のKと共に地球の危機を救ったJは、今やMIBのエリート捜査官として平穏な毎日を送っていた。しかし、そんな彼の前に地球上では下着のモデルとして活躍している超セクシーエイリアンのサーリーナが現れ、MIB本部を占拠してしまう。一人助かったJが頼れるのは、エージェント時代の記憶を抹消されて郵便局長として働く元相棒のKだけ。果して我等が地球の運命は、この2人によって救われるのか!!

公式HPより引用 : https://www.sonypictures.jp/he/93797

次は本作をポイントごとに解説していきます。

ここがポイント！！

ここからはポイントごとに解説していきます。

本作は1作目の5年後

本作の舞台は1作目のラストから約5年後です。

JはMIBのエース級エージェントに成長しています。

1作目の後、JはLと4年間コンビを組んでいましたが、Lは検視官に戻りたがっていたためコンビを解消、Lは民間人に戻っています。

その後は相棒に恵まれず、挙句の果てに1作目に出てきた犬のフランク(本作ではMIBのエージェントになっています)とコンビを組むことに・・・。

Lが出てこない理由

本作にはLは出てきません。

話の中で、Jと4年間コンビを組み、その後コンビを解消、民間人に戻ったことが語られるのみです。

ちょっと強引なのでおかしいなと思ったら、やはり当初はLも登場予定で、演じるリンダ・フィオレンティーノも続投でキャスティングされていたようです。

しかし、作品がJとKの物語に比重を置いて描かれることになり、彼女は自ら降板を申し出たそう。

本作の冒頭には「T」というエージェントが出てきます。

このTの役回りがLの予定だったとしたら・・・そりゃ降板しますね(笑)

当時は女性がメインキャストってあまりウケなかったのかもしれませんね・・・今だったら絶対メインに持ってくると思う・・・今のハリウッドはやたらと強い女性を強調してくるからね。

15年以上経ち、女性の社会的地位が向上した今だからこそ思う部分もありますね。

パグ犬のフランクがエージェントに

Jの相棒としてパグ犬のフランク＝Fが指名されます。

このフランク、1作目に出てきましたね！

鍵屋にいた情報屋です。

正体はレモーリアンという種族のエイリアンですが、パグの皮膚を被って地球で生活しています。

で、このパグが2ではMIBに就職してるじゃありませんか(笑)

喋るだけでもかわいいのにスーツまで着ちゃって・・・犬好きにはたまらない演出ですね！

しかもこのパグ犬、演じている犬自体も1作目と同じパグ犬なんですよ！！

なんでも2の時はもう7歳になっていたらしく、CG加工で若く見える処理がされたそうです。

カイロシアン星人・サーリーナ

カイロシアン星人のサーリーナが本作のメイン悪役。

かつて地球に訪れたザルタ星人の姫ロラーナが地球に隠そうとした「ザルタの光」を求め、地球に不法侵入します。

本来の姿は蔦植物に似た触手生物だが、地球上では下着モデルに化けています。

サーリーナに「ザルタの光」が渡ったら宇宙は終わりだってんで、それを阻止するのが本作の基本的な内容。

魅力的な敵キャラも多数登場

サーリーナの他にも本作には魅力的な敵キャラが多数登場します。

まずは序盤で地下鉄で暴れまくる180mのミミズ型のエイリアン・ジェフ！

クライマックスでも登場するこの巨大エイリアンは大迫力でしたね！

続いて「ユニバーサル質店」の主人、ジーブス！

1作目にも登場したジーブスは、デニューラライザー（記憶復元装置）の下りで登場しますね！

そして、2つ頭のエイリアン、スクラッドとチャーリー！

IQがメロンパン並ですがどこか憎めないキャラです(笑)

それから、オゾン層を盗もうとしてJに逮捕され5年と42日投獄されていたジャーラも愛すべき敵キャラですね(笑)

正体はちっちゃいおじさんで可愛いです(笑)

他にもローラをかくまう時にいた小さいエイリアン達とか、ロッカーの中にいた小人星人とか、本当に本作のエイリアンは敵味方共に魅力的です。

郵便局員になっていたK

前作のラストでニューラライザーを使って記憶を消されたKは、ケビン・ブラウンとして郵便局長として働いていました。

もちろんMIB時代の記憶はありません。

しかし、「ザルタの光」の真実を知っているKはサーリーナに狙われてしまいます。

サーリーナに殺される前にKの記憶を戻し、MIBに復帰させるのがJの目的。

記憶が無くなった時用に自分へのヒントを残していたK。

それを辿ってついに記憶は戻ります。

記憶が戻ってからのKは大車輪が如く大活躍！

あれよあれよという間に問題を解決していきます。

25年前の真実

Kが記憶を取り戻すとき、25年前の真実も明かされます。

25年前、50年にも及んでいるザルタ戦争の時の話です。

ザルタ星が持つ宝「ザルタの光」・・・これがあればザルタ星の勝利と復興は約束されますが、これがカイロシアン星人の手に渡るとザルタ星は完全に滅ぼされてしまう。

カイロシアン星人のサーリーナに追われて地球にやってきたザルタ王女のロラーナは、「ザルタの光」を奪われないように地球のMIBに協力を要請します。

しかし、地球は中立だという立場からこの要請を断ります。

この時断った当時のMIBエージェントがKだったのです。

ところが、ロラーナ王女はサーリーナに殺され、「ザルタの光」と呼ばれるブレスレットを託された形になってしまうのです。

そしてそのブレスレットは娘であるローラの手元に渡っていたのでした。

しかし「ザルタの光」が地球にあることは地球の滅亡を招くことになっており、急いでザルタ星に送り返さねばならないのです。

映画の冒頭で神話のように語られるテレビ番組の内容は真実とは違っていたのです。

ザルタの光の正体

ブレスレッドこそが「ザルタの光」だと思われていましたが、Kの口から衝撃の事実が明かされます。

ブレスレッドは出発点を示すだけ・・・そして期限までに出発点に着き、「ザルタの光」を打ち上げないとブレスレッドは核爆発を起こすというのです。

そして、「ザルタの光」とはローラのことだったのです。

ローラとの別れ

ローラ自身が「ザルタの光」だとわかり、ローラは宇宙船でザルタ星へ行くことになります。

Jはローラに恋をしていましたが、お別れです。

なんかお別れシーンが雑なのが残念ですが・・・地球とザルタ星を救うためにローラは宇宙船でザルタ星に戻っていくのでした。

以上、ポイントごとの解説でした。

次はマイケル・ジャクソン登場についてです。

マイケル・ジャクソン登場！！

本作にはマイケル・ジャクソン本人がエイリアンとして登場します。

MIBに入りたがっているエイリアン役としてZとモニター通信するシーンでの登場です。

マイケルはMIBの1作目を大変気に入り、2へエージェントMとしての出演を自ら監督に懇願したんだとか・・・しかし、すでに台本や配役などがほとんど決まっていたので監督は断り続けたそうです。

ところが、最終的にはマイケルの熱意に負け、脇役のエイリアンとして登場してもらうことにしたそうです。

マイケルはその配役には落胆しながらも、出られるならと了承したんだとか(笑)

当時のマイケルはやたらと映画に出たがっていたようですね。

結果的には本作がマイケルの最後の映画出演となっています。

次は続編についてです。

続編について

本作の直接の続編として2012年に「メン・イン・ブラック3」が公開されています。

また、2019年にはスピンオフの「メン・イン・ブラック・インターナショナル」が公開されました。

シリーズの作品と公開順は以下の通り。

メン・イン・ブラック(1997年公開)
メン・イン・ブラック2(2002年公開)
メン・イン・ブラック3(2012年公開)
メン・イン・ブラック・インターナショナル(2019年公開)

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次は評価と個人的な感想です。

評価と感想

ここでは世間での評価と個人的な感想を書いていきます。

まずは世間での評価です。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中3.3点(Yahoo!映画)となっており、前作から大きく評価を下げています。

3部作の中でも最も評価は低いです。

実際の声はこんな感じ。

飯田橋ギンレイホールで「メン・イン・ブラック２」を鑑賞。１作目は劇場で鑑賞したが好みの作品ではなく、2作目はパスしていたがギンレイホールでまさかの上映で鑑賞。公開から10年の月日が経っているが作品に古さは感じないものの話がつまらない、わずか85分の作品であるが途中で飽きてしまった

— ブラドック大佐 (@firefox0505) 2012年4月26日

『メンインブラック2』終了。宇宙人の目撃現場に現れる黒服の男が題材のアクションコメディ２作目。決してつまらなくはないんだけど、面白いでしょ？みたいなドヤ顔がチラつくし、その癖変にノリが悪い感じ。ストーリーもゴチャゴチャさせただけで何だかなって流れ。正直イマイチ…。

— 因幡の白兎 (@amber_and_TE) 2012年4月26日