映画『レプリカズ』は2019年公開のアメリカ映画です。
主演はマトリックス・シリーズで有名なキアヌ・リーブス。
クローン技術を使って失った家族を取り戻そうとする・・・めちゃくちゃ感動しそうな設定ですよね?
ところがです!
本作に対する世の中の評価は低い低い・・・まぁ、映画を観た人はそれも納得でしょう。
なぜこんなに面白そうな設定なのに大コケしたのか?
この記事では、本作の評価が低い理由を解説しています。
また、作品情報やキャストの解説、Blu-ray/DVD情報、動画配信サービス情報。個人的な感想など書いています。
この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおすすめします。
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では、早速「レプリカズの評価が低いたった1つの理由!」と題してネタバレ解説いってみます!
レッツ!!ムーヴィン!!!
もくじ
レプリカズの評価が低いたった1つの理由!ネタバレ解説!
本作の世間での評価は5点満点中3.1点(Yahoo!映画)と、酷評とはいかないまでも普通~低評価よりの評価となっています。
実際の声も酷評が目立ちます・・・
キアヌの新作「レプリカズ」沢山の「何で?」があるが、そんな事をふっとばして間違いなく駄作。キアヌからの手紙くらいのつもりで pic.twitter.com/geBH6r5ZyJ
— Porky Ramone (@S6Cj8A3LInylik4) May 24, 2019
レプリカズ(2018)…おい、この映画のどこに日本円にして約300億円かかってるっていうんだよコラ!、俺たちのキアヌをこんな駄作に使って何がやりたいんだコラ、タココラ!。
— うたのようなもの (@UTABAKAMARCHS56) December 7, 2019
映画「レプリカズ」
キアヌ・リーブスが主演だから見た。家族への思いと執着は見事なものだけど、「不気味の谷」や「ロボット工学三大原則」をいとも容易く無視した感じで、今ひとつ感情移入できず、アクションが欲しいなぁなんて思いましたね。
つまらない訳でないけど、面白いとも…#レプリカズ pic.twitter.com/PNwB6HbWUM— 映画のある人生が必要なんです (@sutatyan) May 24, 2019
評価が低いのは日本でだけではなく、アメリカの映画評論サイト「Rotten Tomatoes」での支持率も僅か9%と酷評されています。
当然、興行収入も惨敗・・・見事な失敗作になってしまいました。
ではなぜこんなにも評価が低いのか?
理由はたった1つです。
それは、脚本が雑だということ!!
もうこれに尽きます。
具体的には以下のような点が挙げられますね。
- クローン研究
- 前半の伏線を活かせてない
- 単純にツッコミどころが多い
- 黒幕がショボい
- なぜか急にアクション映画に
- テーマが見えない
1つずつ解説していきます。
クローン研究
まずはクローン研究について設定や描写が雑。
たぶん素人が聞いても雑なのわかりますよね?
クローン研究については、本作を他の作品と差別化する重要な要素だと思うので、丁寧に描いて欲しかった。
具材と調味料ぶっこんで煮とけば翌朝にはシチューできてるよ!ってな感じですよね・・・。
もう少し説得力が欲しかった。
前半の伏線を活かせてない
本作の前半は思ったより引き込まれる展開が多いです。
クローン研究の失敗やら、家族の事故死からのクローン作る展開、ポットが足りなくてゾーイだけは作れないという状況、家族がいなくなったことを周囲に悟られまいと奔走するウィリアム・・・雑な展開やツッコミどころはあるものの結構面白いんですよ。
このどれもが、後半への伏線になるんだろうなぁ~と、かなり期待感を持たせてもくれます。
しかし、せっかく前半で張っておいた伏線を、全く活かせていない印象。
絶対にもっと面白くできたと思う。
言ってみれば、感動作にもできたし、どんでん返しにもできたし、倫理観などを深く考えさせられる社会派にもできたし、衝撃作にもできたんです。
どんな展開にも持っていけるだけの伏線はあったはずなんです。
しかし、後半の展開は全てにおいて中途半端。
恐らく一番の問題は1つに焦点を絞らなかったことでしょうね。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」状態。
全ての伏線の回収が雑。
結局これでは映画のテーマ性も見えてきませんね。
単純にツッコミどころが多い
てか、単純にツッコミどころ多いですよね?(笑)
装置パクってきちゃうとか・・・クローンが自宅で簡単にできちゃうとか・・・
ウィリアムが天才科学者に見えないとか・・・。
家族がいなくなったのに周囲に気付かれないとか・・・
B級映画並みの展開をキアヌ・リーブス主演で観れるのは貴重です(笑)
黒幕がショボい
ウィリアムの上司であるジョーンズが実はとんでもねー悪だったという展開を見せる本作。
ところが、ジョーンズは自ら正体をバラすというね・・・しかも自分からやってきてあっさりと(笑)
こりゃ拍子抜けどころの騒ぎじゃねーぞ(笑)
しかもこのジョーンズ率いる悪党たちが全然手ごわくないんですよね・・・。
なぜか急にアクション映画に
ジョーンズが悪い奴だと判明してからというもの、後半はアクション映画に早変わりするのが本作。
前半と後半で映画の印象はまるで違うというね・・・。
しかも後半の展開がつまんねーんだよなぁ(笑)
いや、こういうの期待してなかったんだけど・・・感がすごかったですね。
ウィリアムのクローンロボみたいのとか登場しちゃって、B級アクション始めるもんだから面喰っちまいますよね。
テーマが見えない
これは伏線が活かしきれていないということと重複してしまう部分もあるのですが・・・色々詰め込み過ぎなのかなんなのか、映画のテーマが全く伝わってこない中途半端な印象。
観終わった後も何も残らない・・・。
こんな感想も出てきちゃいますよね↓↓
レプリカズ、つまらないとか面白いとかじゃなく、かなり「味がしない」というタイプの映画だったので、ちょっと時間たって何を見たのかよくわからなくなってきた
— しげる (@gerusea) May 17, 2019
まぁ、とにかく色々雑な映画だなってのが結論です。
もっと良くなる要素はあっただけに残念です。
以上、レプリカズの評価が低いたった1つの理由についてでした。
次は作品情報とキャストについてです。
作品情報とキャスト
映画『レプリカズ』は2019年公開のアメリカ映画です。
興行収入は920万ドルと大コケ・・・製作費は3000万ドルですので大赤字ですね。
脚本 : チャド・セント・ジョン
原案 : スティーブン・ハメル
製作 : キアヌ・リーブス、ルイス・A・リーフコール他
製作総指揮 : バイロン・アレン他
音楽 : マーク・キリアン、ホセ・オヘダ
モナ・フォスター : アリス・イヴ
エド・ホイットル : トーマス・ミドルディッチ
ジョーンズ : ジョン・オーティス
他
本作の監督はジェフリー・ナックマノフ監督。
これといった代表作がある監督ではありません・・・強いて言うなら、2004年公開の『デイ・アフター・トゥモロー』で脚本を務めたくらい。
監督としての手腕はB級です。←キッパリ!
当然、監督としての手腕の無さは本作の出来にモロ影響していますね。
違う監督が撮ったらもう少し良い作品になったような気がして残念です。
ジェフリー・ナックマノフ監督・・・忘れても全然OKな名前でしょう(笑)
キャストで注目はなんといってもキアヌ・リーブスですね。
キアヌ・リーブスと言えば、『マトリックス』シリーズのイメージがいまだにありますよね!
それくらいマトリックスシリーズのネオ役はハマっていました!
マトリックス以外にもコンスタントに主演作が公開されてはいるんですが、どうもパッとしない(笑)
まぁ、『ジョン・ウィック』シリーズはヒットはしてますが・・・なんでだろう、マトリックスのイメージが強烈過ぎたのか?
個人的には作品選びが悪いんじゃねーかと思ったりもしています。
本作のような中途半端な作品に出過ぎなんです。
だからキアヌ・リーブス自身も輝いて見えないのがちょっと残念です。
そんなこと言ったらファンの方に怒られそうですが・・・そんな印象の俳優です。
個人的に本作のMVPはエドを演じたトーマス・ミドルディッチです。
トーマス・ミドルディッチは、2014年から放送され6シーズン制作されたテレビドラマ『シリコンバレー』の主人公リチャードを演じ、近年評価された俳優です。
本作で演じるエドが良い奴なんですよね~。
キャラの魅力もあり、本作で一番輝いていたのはトーマス・ミドルディッチだと思います。
そして、キアヌ演じるウィリアムの上司役でジョン・オーティスが出演しています。
ジョン・オーティスといえば、『ワイルド・スピード』シリーズのブラガ役としてファンにはお馴染みです。
悪役が似合う顔なんだよなぁ~(笑)
本作でももちろん悪役でしたね!
こう見ると何気に良い配役ではあるんですけどね・・・作品が中途半端だと俳優も活きないんですかね~。
以上、作品情報とキャストについてでした。
次は筆者の個人的な感想です。
個人的感想
ここからは僕の個人的な感想を書いていきます。
正直、最初はあまり興味も引かれずスルーしようかと思っていた映画なのですが、気分屋の僕なので突然思い立ち鑑賞。
観始めると、なんとこれが結構面白い。
ツッコミどころは多いのですが、家族を失ったウィリアムがクローン技術によって家族を取り戻そうとする展開には引き込まれました。
一番末っ子娘のゾーイだけは装置が足りずにクローンを作れない・・・後半への伏線にしよとした感じがバレバレの展開でしたが、「なんか感動しそうな映画だな」って感じで、映画の前半は割と好意的に観てました。
妻や子供たちのクローンが完成し、日常を取り戻す中で数々の問題が起きる・・・妻に事の成り行きを話すところくらいまでは割と楽しめていたんですけど・・・
後半はなんか飽きちゃいましたね。
多くの人が言ってるように、つまらなくはないんですよ・・・でも確かに観終わった後の満足度はかなり低いです。
何を見せたいのかがハッキリしない脚本が良くないですね。
ヒューマンドラマなのか、アクションなのか、サスペンスなのか?SFなのか?どうもつかみどころがない印象です。
後半になるにつれてそれが顕著になってきて、幕の内弁当なのに全部薄味・・・メインどれ?ってなっちゃう。
色々詰め込み過ぎるから、物語が展開するときもあっさりになっちゃってて、こちらは拍子抜けです。
ジョーンズなんか自分で正体バラしにやってきたのにウィリアムにあっさり逃げられちゃうし(笑)
最後のクローンロボットの展開もゾーイ復活も、その頃にはもうどうでもいい感じになっちゃってましたね。
当然、残るものはなにもなく、感想もあんまりないんですよね・・・。
でもなんかもったいないなぁ~
良い映画になりそうな要素はあったのになぁ~
結局、素材を活かすも殺すもそれを使う職人次第ってことですかね・・・。
個人的満足度
次はBlu-ray/DVD情報です。
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次は動画配信サービス/VOD情報です。
レプリカズを動画配信サービス/VODで視聴する方法
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※本ページの情報は2020年5月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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