ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのネタバレ解説!タランティーノ監督が本作に込めたメッセージとは?

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は2019年公開のアメリカ映画です。

クエンティン・タランティーノ監督の集大成的作品となっている本作は、映画愛に満ちた名作です!!

レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットの初共演も話題となりました。

予備知識なしで本作を観た方は色々知りたくなったんじゃないでしょうか?

本作は色々知れば知るほど面白くなる・・・そんな映画でもあります。

 

タランティーノ監督が本作に込めたメッセージとは一体なんなのか?

 

この記事ではストーリーのポイント解説や本作の魅力を味わうために知っておくべきこと、世間での評価、個人的感想など書いています。

また、Blu-ray/DVD情報や動画配信サービス/VOD情報など盛りだくさん!

是非最後まで読んでください!

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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では、早速ネタバレ解説いってみましょう!

レッツ!!ムーヴィン!!!

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのネタバレ解説!

ここからは本作をネタバレで解説していきます。

まずは作品情報とキャストから!

作品情報とキャスト

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は2019年公開のアメリカ映画です。

興行収入は3.73億ドルとなっています。

 

スタッフ
監督 : クエンティン・タランティーノ
脚本 : クエンティン・タランティーノ
製作 : クエンティン・タランティーノ他
製作総指揮 : ジョージア・カカンデス他
キャスト(役名 : 俳優)
リック・ダルトン : レオナルド・ディカプリオ
クリフ・ブース : ブラッド・ピット
シャロン・テート : マーゴット・ロビー
ロマン・ポランスキー : ラファル・ザビエルチャ
マーヴィン・シュワーズ : アル・パチーノ

 

本作の監督・脚本はクエンティン・タランティーノ監督です。

「パルプ・フィクション」「キル・ビル」シリーズ「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」などで有名な監督ですね!

 

自らも映画通であるタランティーノ監督は、その映画愛に満ちた独特の作風で多くのファンを魅了しています。

 

本作はそんなタランティーノ監督の集大成的作品!

タランティーノ監督の魅力が全て詰まったような内容です。

 

因みにタランティーノ監督は「映画を10本撮ったら引退する」と以前から公言しています。

本作は9本目の監督作品。

しかも、本作の評判が良ければこれで終わりでいいかも的な発言もしています。

本作は内容も素晴らしく、評価も上々!

さてさてどうなることやら・・・。

ファンとしてはもっともっと作品を残してほしいんですけどね!

 

そして、主演はレオナルド・ディカプリオ、共演にブラッド・ピットです!

夢の競演がついに実現したことでも話題になりました!

ブラピは一応、助演扱いですが・・・ディカプリオと同じくらいバリバリ出てきますし、大活躍します。

もうW主演と言っても言いと思います。

今や2人とも押しも押されぬスーパースターですが、昭和生まれの人にとっては、ディカプリオとブラピと言ったらイケメン2大巨頭でしたからね~。

共に順調にキャリアを重ね、本作では圧巻の演技を見せてくれます!

 

そして、本作のキーパーソンであるシャロン・テートを演じるのはマーゴット・ロビー

近年、DCユニバースのハーレイ・クイン役として大ブレイク中です!

本作でもキュートな魅力満載ですね!

 

それから、アル・パチーノの出演も個人的には嬉しいですね!

冒頭からディカプリオ、アル・パチーノの共演シーンで幕を開ける本作・・・掴みはバッチリですね!

 

いやぁ~しかし、この主要キャストだけでワクワクが止まらないですよね!

ディカプリオ、ブラピが並ぶポスターがカッコいいのなんの・・・

これ↓↓

 

2人にマーゴット・ロビーを加えたバージョンも最高です!

これ↓↓

 

60年代風のポスターもオシャレでカッコいいですね!

これ↓↓

 

次は軽くあらすじです。



あらすじ

リック・ダルトンはピークを過ぎたTV俳優。スターへの道が拓けず焦る日々が続いていた。そんな彼を支えるクリフ・ブースは彼に雇われた付き人でスタントマン、親友でもある。エンタテインメント業界に精神をすり減らし情緒不安定なリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と女優シャロン・テート夫妻が越してくる。自分たちとは対照的な二人の輝きに触れたリックは、俳優としての光明を求めイタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが—。

そして1969年8月9日、それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える「事件」が起こる。

公式サイトより抜粋 : http://www.onceinhollywood.jp/

 

次は本作のポイントをネタバレで解説していきます。

ここがポイント!!ネタバレ解説

ここからは本作のポイントをネタバレで解説していきます。

1969年のハリウッド

本作は1969年のハリウッドが舞台となっています。

ディカプリオ演じるリック・ダルトンとブラピ演じるクリフ・ブース以外はほとんどが実在の人物。

 

1969年のハリウッドがどんな感じだったのか?

それをリック・ダルトンとクリフ・ブースを通して体感できる映画になっているんです。

 

当時の様々な映画や風景などを実際の映像も交えて描く本作は、小ネタやトリビアがこれでもかって程散りばめられています。

当時のことを知っていたり、小ネタに気付けたりすると本作の魅力は何倍にも膨れ上がるという仕組み!

しかし、実話ではなく、あくまで実話を「背景」にしたフィクション・・・まさに史実と虚構のスパイラル!!

そして、文字通り僕らを「映画の世界」へと連れて行ってくれるんです!!

主なストーリーは5つ!

本作を構成する主なストーリーは以下の5つです。

 

本作を構成する主なストーリー
1・落ち目の俳優リック・ダルトンの奮闘
2・自分を貫くクリフ・ブースの生き方
3・リック・ダルトンとクリフ・ブースの友情
4・シャロン・テートの輝かしき日々
5・マンソンファミリーと彼らがラストで起こした事件

この5つを史実と虚構を交えて絶妙に交錯させることで、当時のハリウッドの様子を描き出しています。

リック・ダルトン

本作の主人公はレオナルド・ディカプリオ演じるリック・ダルトン

リック・ダルトンは、かつて「賞金稼ぎの掟」に主演しテレビスターとして活躍していたものの、映画俳優への転身がうまくいかず時代の流れにも乗り遅れた落ち目の俳優。

なんとか再起を図ろうと渋々イタリアの西部劇に出演・・・見事再起を果たします。

 

俺の時代は終わったのか・・・いやいや、そんなことはない・・・

 

そんな葛藤の中、もがきながらも前進する姿に胸を打たれます。

きっと当時の多くの俳優たちが似たような葛藤の中でしのぎを削っていたのでしょう。

 

そんなリックを象徴する「対決ランサー牧場」での撮影シーンは、本作のハイライトの1つ。

落ち目の俳優を描いた小説を読みながら自分を重ね涙し、みじめな自分に怒り、自らが望んでない要求に我慢しながらも圧巻の演技を見せつけるシーンは本当に感動的です。

 

自分を信じる力、信念、そしてハリウッド俳優の光と闇をリック・ダルトンを通して見事に表現されています。

クリフ・ブース

ブラッド・ピット演じるリック・ダルトンの専属スタントマン、クリフ・ブース

ハリウッドの波に飲み込まれ自分を見失いかけているリック・ダルトンとは対照的に、どんな時も自分を貫く男です。

プッシーキャットを始めとするヒッピーたち(マンソンファミリー)が暮らす「スパーン映画牧場」に行った時や、ラストでマンソンファミリーに襲われる時も自分を見失うことはありませんでした。

 

自分は自分・・・どんな時も他人と自分を比べない・・・。

 

クリフ・ブースの筋の通った生き方は、本作をビシッと引き締めるような効果もあり、その活躍は主役のリック・ダルトンと同等!

 

もうW主演と言って良いんじゃないでしょうか!

 

リック・ダルトンとはまた違った形で「人として大切なこと」を教えてくれますね!

 

それから・・・クリフ・ブースがブルース・リーをボコすところや、ヒッピーにタイヤを交換させるところ、ラストで犯人たちをボコボコにするところなど、タランティーノ監督特有のバイオレンス描写によるスカッとする展開はほぼほぼ彼によるものだったのも印象的でした。

 

なんか意味もなくいちいちカッコいいしなぁ~(笑)

 

クリフ・ブースこそこの作品の肝であり核・・・本作がタランティーノ作品であることを証明する存在なのではないでしょうか?

僕はそう思っています。

2人の友情

リック・ダルトンとクリフ・ブースの友情も本作の大きなテーマの1つ!

いつも一緒の2人は強い信頼関係で結ばれています。

2人のシーンは全てがカッコいいし絵になる!

まさに最強のふたり!

 

しかし、2人の友情は単なる仲良し描写ってわけではありません。

そこには大切なメッセージが含まれています。

 

リックとクリフはの関係は友達ではありますが、普段はスターとスタントマン、裕福な生活とギリギリの生活、・・・2人の間には確実に格差があります。

 

ラストで「お前は最高の友達だ」というリックに、クリフは「努力してる」と返しています。

そう、2人は格差があることも分かっているんです。

 

分かったうえでお互い友達でいれるように相手を最大限に尊重し合っているんです。

格差なんて関係ない、お互いのことが大好きなんですね。

人として認め合っているんです。

 

だからこそリックは自分から歩み寄るし、クリフもリックの為に一生懸命になれるんです。

と、同時に自分自身のことも大切にしている・・・

自分で自分が好きになれないと周りから好かれるはずがありませんからね。

 

2人の友情は友達としての付き合い方をメッセージとして僕らに教えてくれているように思います。

 

因みに、この頃のハリウッドでは本作のように俳優とスタントマンがセットで行動することは珍しいことではなかったようですよ。

シャロン・テート

本作は1969年のハリウッドを描いた映画ですが、その「背景」として「シャロン・テート事件」が取り上げられています。

現実では事件の被害者として記憶されているシャロン・テートですが、本作の内容は事実に沿ったものではありませんでした。

本作のマーゴット・ロビー演じるシャロンで印象的なのは、無邪気でキュートでキラキラに輝いた姿だと思います。

目の前には無限の可能性が広がり、輝かしい未来が待っている・・・そんな1人の女優の等身大の姿が描かれています。

特に、自分が出演した映画「サイレンサー第4弾/破壊部隊」を映画館で観るシーンにシャロンの魅力が凝縮されているようで本当に素敵な場面だと思います。

 

本作のタイトルは「ワンスアポンアタイムインハリウッド」・・・訳すと「ハリウッドでのおとぎ話」です。

 

後世まで伝わるなら凄惨な事件の被害者としてではなく、無邪気でキュートでキラキラの女優シャロン・テートとして伝えていきたい。

 

タランティーノ監督のシャロンに対する想いと愛が映画に詰まっているんです。

チャールズ・マンソンとファミリー

本作の「背景」として描かれる「シャロン・テート」事件。

本作を鑑賞するにあたり、実際の「シャロン・テート事件」については最低限知ってから観た方が良いと思います。

 

「シャロン・テート事件」は1969年に実際に起きた事件ですが、本作の内容と史実は全く違うものになっています。

 

しかし、事件にいたるまでの経緯や犯人達は史実に沿って描かれていました。

「シャロン・テート事件」の犯人は、カルト集団の指導者チャールズ・マンソンを崇拝する3人組です。

「スパーン映画牧場」にいたヒッピーたちはチャールズ・マンソンを崇拝する人たちの集まりだったんです。

その中の3人がラストでリック・ダルトンの家に押し入ってくるという展開。

 

実際の事件についてや、チャールズ・マンソンについては別に記事を用意していますので、知らなかったという人はそちらで確認してください。

 

「マンソンファミリー」と呼ばれるヒッピーたちの集団のことは、クリフ・ブースを絡めて描かれています。

 

どんな時も自分を貫き、芯の通った強い男クリフ・ブースを絡めることで、マンソンファミリーの人々の精神的な弱さが浮き彫りになっていましたね。

 

クリフ・ブースとマンソン・ファミリーを対比することで、マンソンファミリーやシャロン・テート事件そのものを痛烈に批判しているように感じます。

 

クリフ・ブースこそ監督の思いを代弁しているキャラクターなのかもしれませんね!

衝撃の結末

本作のラストはマンソンファミリーの3人がリック・ダルトンを殺すために家に押し入る展開となっています。

 

しかし、マンソンファミリーの3人はクリフ・ブースとリック・ダルトンに返り討ちにされるという結末・・・。

 

これは「シャロン・テート事件」が元になった展開ですが、史実とは大きく異なります。

 

史実通りならマンソンファミリーが押し入るのはシャロン・テートの家・・・そしてシャロン始め一緒にいた3人の友人もろとも惨殺されてしまうのです。

 

ところが、本作で描かれた結末は全く違いますよね?

実際の事件を知っている人にとっては衝撃的な結末です。

 

タランティーノ監督らしいバイオレンス描写で犯人を返り討ちにするシーンは、これまた監督らしいスカッとするようなシーンになっている点も見逃せません!

 

そしてエンディング・・・リック・ダルトンはシャロンと出会い、シャロンの自宅に招かれて本作は幕を閉じます。

これが現実だったらどんなに良かったことか・・・。

監督のシャロンに対する想いとマンソンファミリーや事件に対する怒りが全て詰まった最高の結末ですね。

 

以上、本作のポイント解説でした。

次は本作の魅力を十分に味わうために知っておくべきことについてです。



本作の魅力を十分に味わうために知っておくべきこと

本作は実話と虚構が絶妙に交錯し、1969年当時のハリウッドの光と闇を描いた作品です。

実際にあった出来事や小ネタ、実際の映画からの引用やオマージュ、当時の風景やファッションを知っていると100万倍くらい楽しめるんです!!

 

タランティーノ監督はインタビューでこう言っています。

ーーーーこの映画を見る前に当時の映画の歴史を知っておく必要がありますか?

「必ずしもそうではないけど、そうしたい人は、知っておけば絶対に何かしら得ることができるはずだ。充分に報われるよ。でも映画を見るだけでも同じくらいインスパイアされるし、もっと知りたくなるんじゃないかな」

 

もちろん、何も知らなくても楽しめる映画にはなっていますが、知っておくともっと楽しめるんです!

 

本作の魅力を十分に味わうために絶対に外せない「知っておいた方が良いこと」を5つだけ紹介した記事を作成しましたので、知りたい方は是非読んでくださいね!

 

特に評価の割に面白くないと感じた方は必読の内容になっています!!

 

次は世間での評価と個人的な感想です。



評価と感想

ここからは本作の世間での評価と個人的な感想を書いていきますね!!

まずは世間での評価から。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中3.7点(Yahoo!映画)となっています。

実際の声はこんな感じ

賛否両論なんですよね~

次は個人的な感想です。

個人的感想

ここからは個人的な感想を書いていきますね!!

 

いやぁ~最高です!!

 

もうこの映画の感想はこれだけ!!

間違いなく2019年公開作品では断トツの1位(個人的に)!!

映画愛に満ちた最高の映画です!!

 

ストーリーがどうとか、散りばめられた小ネタや、あそこのあのシーンはあの映画のことでとか、シャロン・テートがどうとか、タランティーノ監督の作風がどうとか、本作を語り出したら色々あるんですが・・・究極を言ってしまえば、全てがどうでもいいくらい全てのシーンがカッコいいし素敵だし、魅力的!!

本当に意味もなく引き込まれる・・・。

もちろん、そこを突き詰めれば理由はあったりもします。

でも、結局は「最高!!」の一言で全部まとまっちゃうんです(笑)

 

もうホントこの映画大好き!!

 

と、まぁ、これで僕の言いたいことは終わりなんですが・・・これじゃあ小学生でも書ける感想になっちゃうんで、もう少し具体的に書いていきます。

 

正直、僕も1960年代のことなんて全ては分かりませんでしたし、今でも全て分かっているわけではありません。

ただ幸いなことに僕は学生時代からガンズ・アンド・ローゼズというバンドが好きでした。

バンドのボーカリストがマンソンのTシャツを着ていたことがきっかけで「シャロン・テート事件」のこともマンソンのことも知っていたんです(このTシャツはストリートファッションの定番アイテムになりました)。

この曲の冒頭で着ているのがマンソンT↓↓

また、ガンズ・アンド・ローゼズはマンソンの曲をカバーしていたりもしていました。

そういうこともあり、初回から監督が本作に込めたであろうシャロン・テートへの想いとマンソンファミリーに対する怒りにかなり感動しました。

 

シャロン・テートといえば凄惨な事件の被害者として記憶されている人物です。

しかし、後世に伝えるならキラキラ輝いて魅力的だった彼女を伝えていってあげたい・・・そんな想いに溢れていて・・・号泣です。

マンソンファミリーが見事に返り討ちにされるのも最高ですね!!

 

また、自分の信念を曲げてまで前に進もうともがくリック・ダルトンや、どんな時も自分を見失わないクリフ・ブースはチャールズ・マンソンやマンソンファミリーとは真逆の生き方をしています。

それを対比させることで、チャールズ・マンソンやマンソンファミリーを痛烈に批判しているのも最高です!

 

そしてリック・ダルトンとクリフ・ブースの友情も見逃せません!

2人の友情は単なる仲良しではなく、実はちょっと複雑なんですよね・・・考え方も違えば、生き方や職業、経済状況などまるで違います。

なんなら見ようによっては社会的格差さえあります。

しかし、2人そろえば無邪気に笑い合えるんです。

色々あるけど人としては常に対等・・・そしてお互い相手のことが大好きなんです。

お互いを尊重し合い、歩み寄り、思いやる・・・2人を通して正しい友情の在り方を示しているように感じました。

 

ていうか・・・。

ディカプリオもブラピも圧巻の演技力でもう脱帽でした・・・。

かつてはイケメン2トップとして騒がれていた2人・・・共演シーンは当然カッコいいに決まってるんですが、それ以上に円熟味を増した圧巻の演技に釘付けになりました。

 

個人的にディカプリオは俳優として最高だと思っているので、本作でももちろん最高でした!!

ホント凄い俳優だなって新作が出るたびに思います。

しかも冒頭からアル・パチーノとの共演シーン!!

実力派のふたりが対峙しただけで、「これ絶対凄い映画だ!」って、半ば強制的に思わされてしまいました(笑)

他にも「対決ランサー牧場」での下り・・・子役の女の子に「人生で最高の演技だった」と言われ涙ぐむ姿は本当に感動的でした。

本作のハイライトの1つですよね!

そらから、映画「大脱走」のスティーヴ・マックイーンにディカプリオをはめ込んでいるシーンも映画ファンはニヤリとする憎い演出!!

とにかく全てが最高でした!

 

リック・ダルトンのキャラクター的には、その再起を図ろうともがく姿に共感し勇気づけられましたね!

大きな目標の為にやりたくないことでも懸命に取り組む・・・そしてそれが報われる展開は僕らの実生活にも置き換えて観ることもできます。

よく本作のレビューでストーリーがつまらないという意見を目にしますが、リック・ダルトンのストーリーだけでも1本の映画として成り立つほど良いストーリーだと個人的には思っています。

 

そしてブラピ!!

本作のブラピは、その役どころもあってかディカプリオを凌ぐほど!!

いちいちカッコいいのは当然ですが、タランティーノ監督の想いを背負ったかのような演技で感動的でした。

ブラピのシーンが一番タランティーノらしさが出ていたんじゃないでしょうか?

意味もなくカッコいいシーン満載でしたし、バイオレンスでスカッとするシーンとかね(笑)

クリフ・ブースのキャラクターもブラッド・ピットにピッタリでしたね!!

実際のブラピがどんな人なのかはあまり知りませんが、自然体な演技で妙にリアリティがあったのが印象的でした。

普段のブラピも屋根の上で絶対服脱ぐでしょ!みたいな(笑)

 

それから、1960年代を再現した街並み!!

僕は当時のことは知りませんが、めちゃくちゃ雰囲気出ていますね!!

音楽も相まってめちゃくちゃオシャレ!!

最高です!!

 

総合すると、本作はタランティーノ監督の集大成的作品なのではないでしょうか?

タランティーノ監督の魅力が全て詰まっているような内容です。

さらに、自らも大の映画ファンとして知られている監督の映画に対する愛情も沢山詰まっています。

 

映画って良いよなぁ~!!!

 

映画って最高だよな!!!!

 

そんなことを強烈に思わされる最高の作品です。

 

個人的満足度

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

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次は動画配信サービス/VOD情報です。

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