ワイルドスピード1のあらすじとネタバレ解説!今だから明かせる衝撃の事実5選!

映画『ワイルドスピード』は2001年公開のアメリカ映画です。

 

超人気シリーズに成長したワイスピシリーズの記念すべき1作目ですね!

 

本作はシリーズの1作目としても1本の映画としてもバランスが良いスタンダードな作り。

 

ブライアンとドミニクの友情はここから始まった・・・

 

これからシリーズを観る人も、何度も観返してる人も、この記事でもう一度ワイスピ1作目のポイントをおさらいしてみましょう!

 

この記事ではワイルドスピード1作目のあらすじをポイントごとにネタバレ解説している他、「今だから明かせる衝撃の事実5選!」として有名なトリビアをワイスピ初心者に向けて書いています。

その他にもシリーズについてや世間での評価、筆者の個人的な感想、Blu-ray/DVD情報、サントラ情報、動画配信サービス/VODで無料で観る方法など盛りだくさんです。

 

この記事を読めばストーリーをより深く理解できます。

ぜひ鑑賞後の映画話に役立てていただけたらと思います!

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおすすめします。

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では早速あらすじとネタバレ解説いってみましょう!

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ワイルドスピード1のあらすじとネタバレ解説!

ではまずはワイルドスピードの記念すべき1作目をネタバレで解説していきます。

まずは作品情報とキャストの解説からです。

作品情報とキャスト

映画『ワイルドスピード』は2001年公開のアメリカ映画です。

興行収入は2.073億ドルとなっています。

 

スタッフ
監督 : ロブ・コーエン
脚本 : ゲイリー・スコット・トンプソン、エリック・バーグクィスト、デヴィッド・エアー
製作 : ニール・H・モリッツ
製作総指揮 : ダグ・クレイボーン、ジョン・ポーグ
音楽 : BT
キャスト(役名 : 俳優)
ブライアン・オコナー : ポール・ウォーカー
ドミニク・トレット : ヴィン・ディーゼル
レティ・オルティス : ミシェル・ロドリゲス
ミア・トレット : ジョーダナ・ブリュースター
ヴィンス : マット・シュルツ

 

本作の監督はロブ・コーエン監督です。

スタローン主演の名作『デイライト』(1996年)、本作でドムを演じているヴィン・ディーゼルとタッグを組んだ『トリプルX』(2002年)、人気シリーズの最終章『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(2008年)などのヒット作を監督した人物です。

キャストの方はブライアン役のポール・ウォーカー、ドミニク役のヴィン・ディーゼル、レティ役のミシェル・ロドリゲス、ミア役のジョーダナ・ブリュースターと、シリーズの顔となていくキャラが登場します。

全員にとって本作でのキャラは最大の当たり役です。

ポール・ウォーカーやヴィン・ディーゼルにとってもそれは例外ではなく、本作で初めて2人を知った人も多かったのではないでしょうか?

2人は本作のヒットによってハリウッドを代表するスターになっていきました。

本作はブライアンとドミニクを主軸に描かれるので、シリーズの中でも2人の魅力が一番堪能できる作品かもしれませんね。

 

以上、作品情報とキャストについてでした。

次はあらすじをポイントごとに解説していきます。



ここがポイント!!あらすじとネタバレ解説

ここからは本作のポイントを順を追って解説していきます。

トラック襲撃

本作は、電化製品を積んだ輸送トラックが黒のシビック3台に襲撃されるシーンで幕を明けます。

狙いはもちろん積み荷の電化製品です。

車を走らせながらのカージャックやトレーラーの下にシビックが潜り込んだりといったシリーズの定番となっていくようなカーアクションがのっけから展開され、掴みとしてもバッチリですね!

この事件の犯人は誰なのか?

本作はそんなミステリー的な要素もあるんです。

ブライアンとミア

ブライアンは「トレットの雑貨とカフェ」という店で働くミアに好意を寄せていました。

まずいツナサンドを注文するブライアン・・・。

2人の出会いのシーンとして忘れることができない名場面です。

因みにミアはドミニクの妹です。

ブライアンとドミニクの出会い

ミアが働く店でヴィンスとブライアンが殴り合いに。

2人を止めに入るヴィンスの仲間たち・・・そのグループのリーダーがドミニクです。

シリーズの主役であるブライアンとドミニクはこうして初対面したのです。

ブライアンとドミニクの対決、友情の始まり

ミアの店でのトラブルがあった夜、ブライアンはストリートレースに参加します。

ブライアンは、そのレースで自身の車を賭けドミニクとレースをします。

レース結果は僅差でドミニクの勝ち・・・ブライアンは車をドミニクに渡すことになってしまうのでした。

レースが終わると警察がレース会場に現れます。

みんな大慌てで逃げるものの、ドミニクは警察に追い詰められてしまいます。

そんなドミニクをブライアンは助けるのです。

ピンチの時に助けてくれた・・・このことがきっかけになりドミニクはブライアンを信用し始めるのです。

ブライアンとドミニクの友情はこうして始まったのです。

中国ギャングのジョニー・トラン

なんとか警察から逃げ切ったブライアンとドミニクでしたが、今度はジョニー・トランとその一味に囲まれてしまいます。

ジョニー・トランは、ドミニクと対立する中国ギャングです。

自分たちの縄張りに入ってきたブライアンとドミニクに脅しをいれてきたんですね。

ドミニクとジョニー・トランは翌月に開催される砂漠のレースで決着をつける約束をします。

 

因みにドミニクとジョニー・トランが対立している理由は、ドミニクがジョニーの妹と寝ちゃったからです・・・。

ブライアンはドミニクの妹であるミアに好意を寄せていますが、「妹と寝るとこうなるのがギャングの世界だ」と、こんなところにも後半への伏線が張られています。

ブライアンの正体は警察だった

ブライアンの正体は警察です。

冒頭のトラック襲撃事件の捜査のためにドミニクの一派に潜入しようとしていたのです。

 

映画の冒頭ではなく3分の1くらい進んだところで明らかになるので、驚きの展開としての効果もありますね!

シビックのパーツ

ブライアンが働くカーショップにトラック襲撃事件に使われたシビックの部品の注文が入ります。

しかも3台分。

注文したのはヘクターです。ヘクターは前半のレースの時に金庫番をやらされていたドミニクの仲間ですね。

こりゃ怪しいってんで、ブライアンはヘクターの倉庫に忍び込みますが、ドミニクに見つかってしまいます。

警察かと疑われるブライアンでしたが、砂漠のレースの為にガレージを調べてると嘘でごまかし難を逃れることに成功します。

 

因みにこのシーンで登場するシビックは、タイヤが犯行に使われたシビックのものと違っていたので、犯人のものではありませんでした。

その後、DVDデッキがジョニーのガレージから見つかり、一旦はドミニクたちの犯行ではなく、ジョニーの犯行だと思わせる展開が良いですね!

ジョニー逮捕

ブライアンはドミニクに連れられてジョニーのガレージに忍び込みます。

そこで目にしたのは大量のDVDデッキ。

状況証拠でしかありませんが、警察はジョニーを逮捕します。

しかし、このDVDデッキは正規に購入したことが分かります。

 

この間違った逮捕で、ブライアンは数日以内に犯人を挙げなくてはならなくなってしまうのです。

ドミニクの過去

ブライアンを信用したドミニクは、父親と作ったダッジ・チャージャーをブライアンに見せます。

そして過去を語ります。

 

プロとしてカーレースに参戦していた父親がこの車で事故を起こし焼死したこと、事故死の原因である相手をレンチで殴りつけたことでプロレーサーとしての資格を失ったこと、ゼロヨンが生き甲斐でその間だけは他の事を忘れ自由でいられること・・・。

 

このシーンは本作のハイライトの1つです。

ドミニクの過去が明かされるだけでなく、ブライアンを心から信頼したということでもあります。

そしてブライアンもまた、他人には決して見せない弱さを見せたドミニクという人間を信じるようになっていくのです。

 

こいつ、仲良くなるとめちゃくちゃ良い奴だな!的な感じですね(笑)

深まる絆

ブライアンは警察の潜入捜査員ですが、ドミニクやミア、そして仲間たちとの仲は深まっていくばかりでした。

ドミニクの過去を知り、ミアとデートをし、仲間とバーベキューをする。

ブライアンは徐々に、ドミニク達ファミリーに惹かれていくのです。

 

複雑な心境のブライアンを演じるポール・ウォーカーの演技がとても魅力的に映ります。

砂漠のレース

ついにやってきた砂漠のレース。

ジェシーがジョニーと車を賭けて対決・・・ジェシーは負けて逃走。これはラストの展開への伏線ですね。

そして、ジョニーは「逮捕されたのはドミニクが密告したからだ」と言ったことがきっかけで殴り合いになります。

 

ギャングとはいえ、密告はしない・・・そんなストリートの掟を感じさせるシーンになっています。

犯人が判明

ドミニクとミアの口論で、犯人がやはりドミニク達だと確信したブライアン。

ドミニクたちはトラックを襲撃しに出かけますが、トラック運転手は武装していて命が危ない・・・ブライアンはミアに正体を明かし、ドミニク達を助けに行くのです。

 

一回はドミニク達じゃないと思わせておいてのやっぱり犯人ドミニクという展開が見事ですね。

因みに犯行に使われたシビックは街の郊外に隠してあるとミアが明かしていますね。

ブライアンの正体を知るドミニク

トラックを襲撃したドミニク達でしたが、運転手が武装していたこともあり大ピンチに。

ミアに全てを話したブライアンが駆けつけ、なんとかドミニク達を助けました。

しかし、ヴィンスが瀕死の重傷・・・ブライアンは本名と素性を明かし、ドクターヘリを要請するのでした。

正体を知ったドミニク達は去っていくのです。

 

せっかく深まった絆が壊れたようで寂しいシーンでもあります。

結末

ロサンゼルスに戻ったブライアンは、ダッチ・チャージャーでジェシーを探しに行こうとするドミニクと一触即発となります。

そこへ不意に戻ってきたジェシーだったが、直後に現れたジョニー一味の襲撃により殺されます。

ブライアン、ドミニクの2人は共にジョニー達を追い、やがてブライアンがジョニーを殺したことで抗争は終結します。

 

そのままダッチ・チャージャーで走り続けるドミニクだったが、ブライアンがそれに追いつきます。

信号で停止したドミニクは、ここは高校生の頃にゼロヨンレースを行った通りだとブライアンに語り、信号が青になった瞬間レースがスタートします。

互いに一歩も譲らず同時に踏切を越えた2人だったが、その直後に現れたトレーラーにドミニクのダッチ・チャージャーがぶつかり大破してしまう。

車を失い観念した表情を浮かべるドミニク。

しかし、ブライアンは職務よりも友情を優先した・・・自分の車のキーをドミニクに渡し、彼を逃がしたのだ。

揺れ動くブライアンの気持ちが決定的となった感動のラストシーンですね。

 

このあと、バハ・カリフォルニア州にてシボレー・シェベルSSを走らせるドミニクの姿で映画は幕を閉じます。

これは4作目の『ワイルドスピード・MAX』に繋がる描写となっています。

 

以上、本作のポイント解説でした。106分と短いながらも、目まぐるしく変わる展開にブライアンやドミニクの心の揺れ動きも加味し、濃厚な内容になっていますね!

次は本作にまつわる衝撃の事実5選です。



今だから明かせる衝撃の事実5選!

ここからは本作にまつわる衝撃の事実を5つご紹介します。

ブライアンの候補になった人達

今となってはブライアンはポール・ウォーカー以外に考えられませんが、シリーズが始まる前はクリスチャン・ベール、マーク・ウォールバーグ、エミネムなどが候補に挙がっていたんです。

全然ピンときませんね・・・それだけブライアン=ポール・ウォーカーが定着しました。

レティが全然活躍しない理由

当初の脚本ではレティは登場しませんでした。

しかし、制作陣が『ガールファイト』(2000年)で女性ボクサーを演じたミシェル・ロドリゲスの演技に感動したことがきっかけになり急遽レティという役を作ったそうです。

本作でレティが全然出てこないのにはこういった理由でキャスティングされたからなんですね~。

ミアは当初違う女優を想定していた

ミア役は、もともとSFドラマ『ドールハウス』などに主演していたエリザ・ドゥシュクのために書かれた役でした。

出典:10wallpaper.com

しかし、彼女がこれを拒否。

 

他の候補として『ブラック・スワン』、『スター・ウォーズ』のナタリー・ポートマン、『スパイダーマン』シリーズのヒロインで知られるキルスティン・ダンスト、リメイク版『トータル・リコール』のジェシカ・ビール、『バフィー~恋する十字架~』のサラ・ミシェル・ゲラーといった人気女優がミア役のオーディションを受けたそうです。

 

因みに、本作でミアを演じているジョーダナ・ブリュースターのデビュー作である『パラサイト』(1998年)は個人的に思い入れがある作品!

良かったら是非!

実話からヒントを得た

本作は、1998年にアメリカのニュースサイト『Vibe』に掲載された、違法ストリート・カーレースの記事がインスピレーションになったそう。

この記事はラファエル・エステヴェスというストリート・レーサーを追った記事で、彼がドミニク・トレットのモデルになっているそうです。

ドミニクとレティは実際に付き合った?

出典:b-sideofciamovienews.com

本作での共演をきっかけにドミニクを演じたヴィン・ディーゼルとレティを演じたミシェル・ロドリゲスは実際にデートしています。

当時交際していたのかどうかは不明ですが、現在は良き友人として関係が続いているようです。

 

以上、本作にまつわる衝撃の事実5選でした。

次は続編やシリーズについてです。

続編とシリーズについて

本作は『ワイルド・スピード』シリーズの記念すべき第1作目です。

シリーズの順番や時系列については詳しい記事を用意しましたので、そちらで確認してください。

 

次は評価と感想です。



評価と感想

ここからは本作の世間での評価や個人的な感想を書いていきます。

まずは世間での評価から。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中3.6点(Yahoo!映画)となっています。

実際の声はこんな感じ。

シリーズは回を重ねるごとに右肩上がりで人気になってきたので、後追いで観た人も多いでしょう。

近年の作品に比べると全くの別物感もあり、その辺で評価が別れているのもありますね!

 

次は僕の個人的な感想です。

個人的感想

ここからはこの記事を書いている僕の個人的な感想です。

 

因みに僕、ワイスピは完全に後追い組です。

車とか全然興味ないし、仲間サイコー!的なノリもちょっと苦手で敬遠してたシリーズです。

ほんと、割と最近になって全部観たってくらい後追い(笑)

ずっとファンだった人にはにわかと言われそうですが・・・そんなの関係ねー!!

いつ好きになっても自由なのがエンタメです!!

 

で、本作!!

 

いやぁ~、面白い!

 

個人的にはシリーズの中でもかなり上位にくるほど好きな作品!

 

まずカーアクションでありながら、マニアックになっていなくきちんと大衆に向けられて作られている点に好感を持てます。

車は舞台装置の1つ。

とはいえ、シビック(冒頭のトラック強盗に使われた車)をストーリーに多少絡めたり、ドミニクのダッチ・チャージャーが父親との思い出だったりと、付かず離れずの感じの距離感でうまく車を使っているのが良いですね!

正直、カーレースで勝負とか言われてもかなり「?」なんですが、いざレースが始まると車に興味が無くても引き込まれます。

それもこれもキャラが魅力的だからなんでしょうね!

 

そう!このシリーズはキャラが魅力的なんです!

後の大ヒットも登場人物の魅力があってこそのものだと個人的には思っています。

 

シリーズを代表するキャラであるブライアンとドミニクの出会いから友情の始まりを描いている本作ですが、2人の心の揺れがめちゃくちゃ伝わってきて感情移入してしまいます。

ブライアンとミアの恋の始まりも同様です。

ワイスピシリーズは登場人物が織りなす人間模様に魅力を感じているので、アクションシーンに比重を置き始めた近年の作品より本作のような作りの方が個人的には好きです。

 

1作目ということもあり、めちゃくちゃスタンダードな作りで、カーアクションや人間ドラマ、ストーリー展開と全てのバランスが良いと感じました。

そして、シリーズを全て観た後に観返すと、「あー、懐かしいなぁ~、こんなこともあったけなぁ~」なんて感じるから不思議です。

観ている僕らもいつの間にかドミニクのファミリーになってしまうんですよね(笑)

まだ先を観ていない人の為にネタバレは書きませんが、ぜひ何度でも観返してほしい、ホームビデオのような作品です。

 

シリーズの1作目としても、1本の映画としてもとても良い作品だと思います。

 

個人的満足度

 

次はBlu-ray/DVD、サントラ情報です。

ワイルドスピード1作目をBlu-ray/DVDで観よう!

 

Blu-ray-BOXも人気です。

 

ワイスピシリーズはサントラも大人気ですね!

次は動画配信サービス/VOD情報です。

ワイルドスピード1作目を動画配信サービス/VODで視聴する方法

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※本ページの情報は2020年5月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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