映画ホーンテッドマンションは2003年のアメリカ映画です。

本作は、ディズニーランドの人気アトラクションであるホーンテッドマンションを元に作られています。

普通でしたら原作なり映画があってからアトラクションが作られることが多いですが、本作に関しては逆のパターン!!

アメリカの映画ですが、もちろん東京ディズニーランドのホーンテッドマンションとリンクしている部分も多いです。

本作を観てからホーンテッドマンションのアトラクションに乗ると、アトラクションを更に楽しむことができます!!

映画の内容は、家族で楽しめる本当に素敵な内容になっています。

エロシーンやグロシーンもないのでお子さんがいる方は是非一緒に楽しんでもらいたいです。

この記事ではネタバレは勿論、東京ディズニーランドのアトラクションとの関連なども書いています。

また恒例の個人的感想ももちろんありますので楽しんでください。

記事の最後にはBlu-ray/DVD情報や、本作を動画配信サービスで視聴する方法もご紹介していますので併せてチェックしてみて下さい。

 

では、早速あらすじや作品情報、キャストから解説していきます。

ホーンテッドマンションのあらすじとネタバレ解説!キャストは?

作品情報とキャスト

映画ホーンテッドマンションは2003年のアメリカ映画です。

日本公開は翌2004年になっています。

 

スタッフ

監督 : ロブ・ミンコフ
脚本 : デイヴィッド・バレンバウム
原作 : ホーンテッドマンション(アトラクション)
製作 : ドン・ハーン、アンドリュー・ガン
製作総指揮 : バリー・ベルナルディ、ロブ・ミンコフ
音楽 マーク・マンシーナ

 

キャスト(役名 : 俳優)

ジム・エヴァース : エディ・マーフィ
ラムズリー : テレンス・スタンプ
エドワード・グレイシー : ナサニエル・パーカー
サラ・エヴァース : マーシャ・トマソン
マダム・リオッタ : ジェニファー・ティリー
エズラ : ウォーレス・ショーン
エマ : ディナ・ウォーターズ
マイケル : マーク・ジョン・ジェフリーズ
メーガン : アリー・デイヴィス

 

本作はあのディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」を元に製作されています。

監督はロブ・ミンコフ。

ロブ・ミンコフはディズニーアニメ映画の名作「ライオンキング」の監督を務めた方です。

そして主演はエディ・マーフィ!!

コメディ映画の代名詞的俳優であるエディ・マーフィは、ホラーでありながら、コメディ要素も多い本作にピッタリのキャスティングですね!

 

では早速あらすじをめちゃくちゃ簡単にご紹介します!!

あらすじとネタバレ解説

ジム(エディ・マーフィ)と妻のサラ(マーシャ・トマソン)は不動産業を営んでいます。

ある日、エドワード・グレイシー邸の執事ラムズリー(テレンス・スタンプ)から「屋敷を売りたい」という電話が入ります。

指定された日は家族旅行に行く予定でしたが、旅行の前にちゃちゃっと商談を済ませてしまおうということになり、息子・マイケルと娘・メーガンも連れて家族4人でその屋敷へ向かうことに。

主であるエドワードとの打ち合わせを終えたジムは、旅行に向かおうとしますが、突然の大雨で足止め・・・家族は屋敷で一夜を過ごすことになるのでした。

その夜、息子・マイケルと娘・メーガンは古いオルゴールを見つけます。

ふたを開けると中から人魂が出現・・・この屋敷は幽霊が住みつく不思議な屋敷だったのです。

あれやこれやと不思議な出来事が起こる中、次々に真実が明かされて行きます。

まず、この屋敷の主であるエドワード・グレイシーは幽霊だったのです。

てか、みんな幽霊だったのです(笑)

エドワードはその昔、恋人のエリザベスが死んでしまったことで後追い自殺をしていました。

その後も魂は屋敷に囚われたままだったのです。

そのエリザベスと顔が似てるってことでサラはエドワードと結婚させられそうになります。

実はこの結婚は、ラムズリーの策略でした。

ラムズリーは主にふさわしい結婚相手を探していたのです。

結末

間一髪のところでジムが結婚を阻止します。

そして更に衝撃の事実が明かされます。

実はその昔エリザベスを殺したのはラムズリーでした。

理由はエドワードにふさわしくないから。

ラムズリーは反撃に出ますが、暖炉から現れたドラゴンによって地下深くへと引きずり込まれていきました。

一件落着かと思いきや、サラは毒入りの杯を少し飲んでしまっていました・・・幽霊と結婚するには死ななきゃいけないですからね。←ラムズリーの策略

そこへ人魂登場です。

この人魂はエリザベスでした。

エリザベスの魂はサラの体に乗り移り、エドワードに「真実を知ってもらえてよかった」と告げます。

エドワードは「君たち家族が幸せになれるように使って欲しい」と言い、屋敷の権利書をジムに託します。

全ての真実を知ったエドワードとエリザベスは天国へと昇っていきました。

サラは見事復活!!

こうして家族は改めて旅行へと旅立つのでした。

 

以上がかんたんなあらすじです。

次は本作の原作についてです。

原作はアトラクションだった!?

本作の原作はディズニーランドの人気アトラクション「ホーンテッドマンション」です。

なんとアトラクションが原作なのです。

多くの場合は、先に映画やアニメがあって、それに沿ったアトラクションが作られますよね?

でもホーンテッドマンションは逆なのです!!

アトラクションを元に映画が後から作られました。

 

次はアトラクションに乗る前に知っておくと更に楽しめるポイントをご紹介します。

映画を観てからアトラクションに乗ると100倍楽しめます!!

映画はアトラクションをモチーフにして製作されていますので、東京ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」にもそれを思わせる部分が多く存在します。

いくつかご紹介しますね!!

アトラクションでも嵐の設定

映画の中でジムの家族は嵐によって屋敷に泊まることを余儀なくされています。

アトラクションの方でも設定は嵐です。

このことはホーンテッドマンションの外観を見れば分かります。

アトラクションのホーンテッドマンションの外には沢山の木が植えられていますよね?

このうえられた木々は荒れ果てており、全体的に右から左へと流れるような形をしているんです。

これは少し離れたところから観察するとよくわかると思います。

また、最初の部屋や、乗車した後の廊下の辺りでも雷が鳴っています。

主の首吊り

アトラクションのホーンテッドマンションに入ると、乗車する前に8角形の小部屋に案内されると思います。

部屋の壁が伸びていき、暗転・・・次の瞬間天井に主のものと思われる首吊り死体が現れます。

映画でも主のエドワードは自殺していますね!!

まさにアトラクション通りです。

因みに、この8角形の部屋のトリックをご存知でしょうか?

壁の絵が伸びていくように見えるのは、実は部屋全体が上に向かって伸びているからなんですよー!!

そして首吊り死体が急に現れるのは、紗幕という薄い布を使ったトリックです。

紗幕は背後から光を当てると透けるという性質があります。

実は天井は紗幕に描かれている絵なんです。

そして、部屋を暗転させることによって紗幕の奥に元からあった死体が見えるようになるという仕掛けです。

水晶玉マダム・リオッタもいます

映画でも重要な役割を担う水晶玉マダム・リオッタ・・・アトラクションにももちろん登場します。

隠れたりはしていませんので乗ればすぐにわかると思います。

舞踏会

映画の冒頭、舞踏会のシーンがあります。

もちろんアトラクションにもあります!!

アトラクションのクライマックスともいえる舞踏会の部屋は何度乗っても見入ってしまいますよね!

幽霊が消えたり現れたりする不思議な空間で、僕も大好きです。

因みにここのトリックは意外に単純です。

実はゲストが乗るライドと舞踏会の部屋の間にはガラスがはめ込まれているんです。

そして別に用意された暗い部屋で人形に光を当て、ガラスに投影しているんです。

真っ暗な部屋で自分に光を当てると窓に自分が映りますよね?

その原理なんです。

長ーい廊下

映画に登場した長い廊下・・・アトラクションにもあります!!

これもすぐにわかると思います。

ザ・シンギング・バスツ

歌を歌う5体の石像ザ・シンギング・バスツ・・・映画にも登場しましたね!

もちろんアトラクションにもいます!

これもすぐわかりますね!

因みに映画の吹き替え版ではグッチ雄三さんが1人で5体の声を担当しています(笑)

人魂

映画ではエリザベスが人魂となって現れます。

これもアトラクションにあります。

夜になるとホーンテッドマンションの外に人魂が現れる演出が行われています。

ランダムで出現するので、行った際はよく観察してみて下さいね!!

 

他にも色々ありますが代表的なものをご紹介しました。

東京ディズニーランドのホーンテッドマンションは様々な仕掛けが施されており、細かい演出も非常に多いアトラクションです。

何気に奥が深いんです!!

映画を観てから乗るとまた違った楽しみを発見できると思います。

 

次はホーンテッドマンションってどんな意味なのかご紹介します。

ホーンテッドマンションってどんな意味?

直訳すると「幽霊に取りつかれた邸宅」ですね・・・。

そのまんま(笑)

 

次は評価と個人的な感想です。

評価と感想

本作の世間での評価は5点満点中2.8点(Yahoo!映画)と厳しめの評価です。

 

 

世間の反応を見ていると、ディズニー好きの方には割と好評ですが、単純に映画として観ている方には不評のようです。

では、ここからは僕の個人的な感想を書いていきますね!

僕個人の感想としては本作はとても好きです。

テンポ感も良く、ラストはロマンティックで感動します。

そしてディズニー映画ということもあり、家族で安心して観られる内容なのもとっても良いと思います。

確かにホラーとしては物足りないですし、コメディ要素もふんだんに入っていますので、中途半端に思う方も多いとは思います。

ですが、個人的にホラーは苦手ジャンルですのでこのくらいが本当に丁度良いです。

ホラーにありがちなエロシーン(完全に偏見・・・すみません)や、グロシーンもなく、ロマンティックなテイストでまとめている点に好感を持ちました。

また、怖さよりも謎めいたファンタジー感やアドベンチャー的要素を押し出しているので、子供と一緒に家族で観るにはうってつけですね!!

子供がトラウマになって一人でトイレに行けなくなることもないでしょう(笑)

僕は生まれも育ちも千葉県で、今も千葉県に住んでいるので、子供のころから東京ディズニーランドには何度も行っていて、ホーンテッドマンションも飽きるほど乗ったことがあります。

ですが、この映画を観てから乗ったらまた新鮮な気持ちでアトラクションを楽しむことができました。

この映画を観たら改めてアトラクションに乗ることをおススメいたします。

僕はディズニーの映画が好きで、ディズニーランドも好きなので、本作を正当に評価できない部分はあると思います(笑)

確かに映画としては少し物足りない出来かもしれません・・・でもそこはディズニーマジックなのでしょうか・・・最後までワクワクしながら観てしまいました(笑)

内容の方は、シンプルなストーリーなので考察などする映画ではありません。

ドラゴンなんか出てきちゃってご都合主義も良いところ(笑)

ツッコミどころも満載です。

でもいいんです(笑)

ディズニーですから!!

なんとなく納得させられてしまう・・・そんな魅力がディズニー映画にはあります。

相変わらず場面を明るくさせる力があるエディ・マーフィーの演技も個人的には好きでした。

それから、不気味なラムズリーも映画を存分に盛り上げてくれたと思います。

ディズニー映画としてはちょっと力が入ってない感もありますが、家族で楽しめる良作だと個人的には思います。

ただ、本格的なホラー映画を観たいのでしたら本作はやめた方がいいかもです(笑)

どっちかというとファンタジー、コメディ、ラブストーリーに分類される映画ですね。

アトラクションを元にした映画・・・また作ってほしいですね!!

個人的にはウエスタンリバー鉄道の映画を作ってほしいです・・・。

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

ホーンテッドマンションをBlu-ray/DVDで観よう!

個人的にはボーナスコンテンツが収録されているブルーレイ版をおススメいたします。

 

次は動画配信サービス/VODで視聴する方法のご紹介です。

ホーンテッドマンションを動画配信サービス/VODで視聴する方法

Hulu ×

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FODプレミアム ×

amazon プライムビデオ 〇

dTV 〇

配信が終了している場合もありますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。

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