ジャスティスリーグの続編が未定の理由とアベンジャーズとの比較!

DCコミックスの実写映画がクロスオーバーするDCエクステンデッド・ユニバース

その5作目であり、シリーズの集大成ともいえる「ジャスティス・リーグ」

そのラストでは、続編をめちゃくちゃ匂わせて終わっていますよね?

 

ところがです!!

 

待っても待っても続編製作のニュースは入ってきません・・・。

 

何故なのか?

 

気になりますよね?

 

この記事ではジャスティスリーグの続編が未定の理由を書いています。

また、DCユニバースとアベンジャーズとの比較もしていますので最後まで楽しんでいただけたらと思います。

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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では、まずはジャスティスリーグの続編が未定の理由です。

レッツ!!ムーヴィン!!!

ジャスティスリーグの続編が未定の理由は?

映画「ジャスティス・リーグ」DCエクステンデッド・ユニバースの5作品目となっており、DCエクステンデッド・ユニバース最大の目玉作品です。

各作品を越えてヒーロー達が大集結・・・マーベルでいうところの「アベンジャーズ」ですね。

 

「ジャスティス・リーグ」1作目のラストではデスストロークという悪役が登場し、悪役チームであるインジャスティス・リーグ結成を示唆して終わっています。

 

これは当然続編ありだろうと思っていたのですが・・・。

2019年10月現在、「ジャスティス・リーグ2」の予定は完全に未定となっています。

 

一応、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、アクアマン役のジェイソン・モモア、フラッシュ役のエズラ・ミラー、サイボーグ役のレイ・フィッシャーが続投して製作されるというニュースがあったりもしましたが、バットマン役のベン・アフレックとスーパーマン役のヘンリー・カヴィルの続投は発表されていませんし、今のところ具体的な情報は何一つありません。

 

「ジャスティス・リーグ2」の製作は完全にストップしているといっていい状態です。

あそこまで続編作る気満々で終わっておいて・・・。

 

これは一体なぜなのか?

 

これには理由があります。

 

一番の理由は本作の興行収入です。

 

まずは、本作までの各作品の興行収入を確認してみましょう。

 

本作までのDCユニバース興行収入
  • 「マン・オブ・スティール」6.68億ドル
  • 「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」8.727億ドル
  • 「スーサイド・スクワッド」7.468億ドル
  • 「ワンダーウーマン」8.218億ドル

 

作品の出来にバラつきはあるものの興行収入は順調に伸ばしてきた印象。

本作の半年前に公開された「ワンダーウーマン」が8億ドルを超えるヒットとなり、また作品の評価も高かったこともあり、本作への期待は高まっていました。

言ってみれば、本作はDCユニバースの目玉作品として満を持して公開されたのです。

 

ところが!!!

 

蓋を開けてみれば本作の興行収入は6.579億ドルとシリーズ最低の興行収入・・・。

 

なんてこった!!!

 

まぁ、作品を観ればこれが予想外でも何でもないことは分かると思いますが、製作陣は相当焦ったのは間違いないでしょう(笑)

製作費3億ドル、宣伝費1.5億ドル、更にそこに公開後のソフト版・配信版・関係者への追加の支払いもかかっていますので、トータルすると本作のコストは相当な額。

本作の損益分岐点の興行収入は7億5000万ドルと予想されていますが、そもそも映画の収益は配給会社と半々のことも多く、一般的には製作費の3倍の興行収入が出ないと赤字と言われています。

 

つまりです!!!

 

本作は相当な赤字となってしまった作品なんです・・・。

 

これでは続編なんてとんでもないって話です。

実際、ワーナー・ブラザースのDCユニバース担当の上層部が交代・・・また、これまでDCユニバースの主軸となる作品を監督してきたザック・スナイダー監督も今後のシリーズ作品から降板となっています。

これによって、予定されていた「ジャスティス・リーグ2」も完全に暗礁に乗り上げた形となっています。

 

そしてもう一つの理由はDCユニバースの方向性が変わったことです。

 

これは、興行収入の不振から発生した展開となりますが・・・DCユニバースは本作の後、作品同士のクロスオーバーをそれほど意識しない映画作りに大きく方向転換しています。

 

つまり、これまではどの作品も密接にストーリーが関わっていましたが、これからは作品ごとに1本の映画として完結する作りとなります。

この方向転換も「ジャスティス・リーグ2」が未定の理由です。

しかも、本作の後に公開された「アクアマン」が11.48億ドルとシリーズ最大のヒットになっていることから、この方向性が変わることは今のところないように思いますしね・・・。

この2つの理由から「ジャスティス・リーグ2」の製作は2019年10月現在、完全に止まっています。

 

まぁ、でもその後の「シャザム」は3.65億ドルか・・・うーん、どうなんでしょう(笑)

個人的にはクロスオーバーをガンガンして欲しいので、また考え直して欲しいんですけどね!!

 

以上、ジャスティスリーグの続編が未定の理由でした。

次はアベンジャーズとの比較です。



アベンジャーズとの比較

DCユニバースと何かと比較されるのがアベンジャーズですね!!

アベンジャーズはDCコミックスと並ぶアメリカの人気コミックスであるマーベル・コミックスの実写映画です。

 

もはや知らない人はいないでしょう・・・。

 

正式にはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)といい、それぞれの作品がクロスオーバーします。

2008年の「アイアンマン」から始まり、2019年10月現在では、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」までの23作品が公開されています。

 

MCU22作品目の「アベンジャーズ・エンドゲーム」は27.96億ドルの興行収入を叩き出し、世界映画興行収入ランキング1位となっています(2019年10月現在)。

うん。まぁ、これだけ書いてももう比較にならないほどDCユニバースとは規模が違いますね・・・。

もちろん、興行収入だけがいい映画とそうでない映画を分けるわけではありません。

 

ここでは、簡単に2つのシリーズを比較してみようと思います。

ほぼ宇宙人のDCユニバースとほぼ人間のMCU

どちらのシリーズもスーパーヒーローが悪と戦うヒーローものです。

しかし、よくよく見るとあることに気付きます。

 

実はDCユニバースはバットマン以外は宇宙人なんです。そして、反対にMCUでは宇宙人なのはソーだけ。

 

DCユニバースのヒーロー達は人間を理解しようとするところから始まるヒーローが多いですが、MCUではもともとが人間のヒーローが多いのが特徴です。

陰のDCユニバースと陽のMCU

陰のDCユニバース陽のMCU・・・どちらのシリーズも観た方はなんとなくこんなイメージを持つと思います。

なんかDCユニバースのヒーローって真面目な奴が多いんですよね(笑)

 

み~んな真面目(笑)

 

なんか辛気臭い(笑)

 

バットマンもスーパーマンもワンダーウーマンもアクアマンもめちゃくちゃ真面目でどこか同じような思考ですからね・・・。

 

でも、この重くシリアスな雰囲気はMCUと差別化されていて個人的には好きです。

ヴィランも有名なDCユニバース

アメコミでは敵のことをヴィランと呼びます。

ヒーロー達と同じくらい敵であるヴィランも大人気なんです。

特にジョーカーハーレイ・クインレックス・ルーサーJr.を始めとしてDCユニバースのヴィランには人気キャラが多いです

そんなDCユニバースだからこそ悪役をメインにした「スーサイド・スクワッド」みたいな映画が作れるんです。

 

MCUで印象的なヴィランと言えば、サノスロキくらいですからね。

DCユニバースがMCUほど成功しない理由

スーパーマンやバットマン、ジョーカーなど誰もが知るキャラが登場しながらDCユニバースはなぜMCU程の成功を収めることができないのでしょう?

本当に謎ですが・・・映画を観るとなんとなく納得してしまうんですよね(笑)

 

個人的にはMCUの方が色んな意味で分かりやすいのかなのかなぁ・・・と思います。

 

MCUが始まるまでアイアンマンもソーもキャプテン・アメリカさえも僕は知りませんでした。

でも単純に面白かった。だから好きになりました。

この「単純に面白い」という要素がDCユニバースには少し足りない気がします。

 

また、好みは別として、1本1本の作品としてのクオリティもMCUの方が安定して高い気はしますね。

個人的にはDCユニバースの方が好きなキャラが多いので頑張ってもらいたいんですけどね!!

 

以上、アベンジャーズとの比較でした。
次はDCユニバースの作品を動画配信サービス/VODで視聴する方法をご紹介します。



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