クワイエットプレイスのネタバレ！評価と感想！怪物について考察

映画クワイエットプレイスは2018年のアメリカ映画です。

エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキーの夫婦共演で送る大ヒット作ですね！

 

「音を立てたら、即死。」

 

とっても興味をそそる魅力的なキャッチコピーだと思いませんか？

僕はこのとっても魅力的なキャッチコピーにまんまと騙されてしまいました(笑)

と云うのも、勝手に、名作「CUBE」や「SAW」の1作目みたいなサイコスリラー的なものを想像していたからです(笑)

密室に閉じ込められて音を出したら殺される的なやつかと思っていましたよ(笑)

ところが、いざ鑑賞してみると、冒頭からモンスター登場です！！

モンスターパニック映画だったんですね(笑)

完全に裏切られました・・・しかし、内容が良ければ全然いいんです。

 

ところがです！！！

 

本作はツッコミどころ満載、ご都合主義満載の何とも残念な内容になっていました・・・。

きっと観た人全員が同じツッコミをするであろう「母の妊娠」を筆頭に「おいおい・・・」な展開の連続です。

ある意味楽しませてもらいました(笑)

この記事ではあらすじはもちろん、怪物の正体、吹き替えについてなども解説しています。

そして個人的な感想なんかも書いていますので是非読んでみて下さい。

批判的な意見はいつも書こうか迷いますが・・・本作でもバッチリ書かせてもらっています(笑)

だってつまらないと思ったんだからしょーがない(笑)

本作を好きな人は、まぁ、こういう意見もあるんだなぁ～くらいに読んでいただけると幸いです。

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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※本ページの情報は2020年1月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

 

では、まずはあらすじをネタバレで解説していきます。

レッツ！！ムーヴィン！！！

クワイエットプレイスのネタバレ

「音をたてたら即死！！」

衝撃的なキャッチコピーがなんとも興味をそそる本作。

冒頭から衝撃的なほど無音・・・(笑)

劇場で観たらポップコーンさえも舌で湿らして食べるしかない状態です(笑)

一体どんな内容なのでしょうか？

あらすじをネタバレで解説していきます。

 

まずは作品情報とキャストから確認です。

作品情報とキャスト

映画クワイエットプレイスは2018年のアメリカ映画です。

興行収入は3.409億ドルとなっています。

 

 

 

本作の監督は自らもリー・アボット(お父さん)役として出演しているジョン・クラシンスキーです。

ジョン・クラシンスキーは脚本にもかかわっていますので正に大車輪の活躍！！

そして主演にはエミリー・ブラント！

今作で夫婦を演じるこの2人、なんと実生活でも夫婦です！！

夫婦共演なんて素敵ですね！！

 

また、製作にマイケル・ベイ監督が名を連ねているのも見逃せません。

マイケル・ベイが関わるということは、お茶の間レベルで楽しめる作品になる確率がグンと上がるということです(笑)

好きか嫌いかは別にして、ハリウッドきっての商業主義マイケル・ベイが関わればマニアックになり過ぎることはないので、この手の作品としては手を出しやすくなるのではないでしょうか？

衝撃的なキャッチコピー、夫婦共演、マイケル・ベイ・・・話題性は抜群です！！

 

早速あらすじをネタバレで解説していきます。

結末やあらすじをネタバレ解説

起

舞台は2020年。

宇宙からやって来た怪物のために世界中が恐怖に陥っていました。

この怪物は目が見えないものの、聴覚が非常に発達していて、音を察知するとかなり遠くからでも見つかってしまい捕食されます。

人類はこの怪物によって絶滅の危機に陥っているのです・・・。

そんな世界をなんとか生き延びていたのがアボット一家です。

本作の中心的家族ですね。

家族構成は、父リー、母イヴリン、聴覚障害を持った長女リーガン、次男マーカス、末っ子ビューです。

一家は手話を使用することで音を立てずに意思疎通を図り、移動は裸足ですることによってなんとか生きてきたのです。

ある日、一家は物資を調達するために無人のスーパーに立ち寄ります。

物資を調達した帰り際、末っ子のビューはおもちゃを持っていきたいとせがみますが、父のリーは「音が出るからダメだ」と言っておいていくように言います。

しかし、それを見ていた長女のリーガンはこっそり末っ子ビューにおもちゃを持たせてしまいます。

帰り道、ビューはこっそり持ってきたオモチャで音を立ててしまい、怪物に殺されてしまうのでした。

大切な家族を失った一家。

そしておもちゃをこっそり渡してしまった長女リーガンは、このことで自分を責めるようになってしまいまうのでした・・・。

承

一年後、アボット一家は音を立てない暮らしを続けています。

父親のリーは無線電波を拡大して世界中にSOSを発信し続けています。

母のイヴリンはあれから妊娠したようで、おなかが大きく膨らんでいます。

そして長女リーガンは末っ子ビューの死のことで今も自分を責め続けています。

そんなリーガンに父のリーは、「ビューが死んだのはお前のせいじゃない」と手話で言い聞かせますが、リーガンは納得しません。

聴覚障害のリーガンの為に父リーが作った新しい補聴器も受け取りません。

リーガンは反抗的な態度をとるようになっていき、一家の中で孤立していると感じるようになっていました。

リーガンの目には、弟のマーカスが自分以上に両親に愛されていると映っており、それが一層疎外感を強めているようです。

ある日、リーがマーカスと釣りに行くことに。

これを知ったリーガンは同行を願ったが、妊娠中の母イヴリンを見ているようにと言われます。

リーガンはひっそりと家を抜け出し、末っ子ビューが殺された場所に向かうのでした・・・。

転

自宅に一人残された母イヴリンは産気づいてしまい、必死に陣痛の傷みと戦っていました。

声を出したら即死ですからね・・・。

しかし、アクシデントで音を立ててしまい、怪物はイヴリンが一人でいる家に侵入してきます。

逃げるイヴリン。

そんな状況の中イヴリンは破水してしまいます。

イヴリンは音を立てずに浴槽へ向かい、そこで男児を出産します。

イヴリンは家の危機を知らせる信号を発します。

もしもの時の為に赤いランプが派手に点灯する装置を作っていたのです。

この信号で自宅の危機を知った父リーと息子マーカス。

怪物をおびき寄せるためにマーカスが花火を打ち上げることに。

その隙に父リーは自宅に戻ります。

リーが自宅に戻ると男の子を出産したイヴリンの姿がありました。

一方、リーガンも異変に気付きマーカスと合流します。

2人は怪物に襲われるものの、怪物はリーガンがつけていた補聴器からでる特殊な音波を嫌がり逃げていきます。

怪物は耳が良すぎて補聴器からでる特殊な音波は大音量に聞こえるのですね。

なんとか怪物から逃げ切った2人を父リーが見つけます。

しかし、またもや怪物登場！！

3人は襲われてしまいます。

絶体絶命の3人。

ここで父のリーは、子供たちを助けるために、自分が犠牲になることを決意します。

2人に手話で「愛している」とサインを送り、大声を出します。

怪物はリーに襲いかかり、リーは死んでしまいます。

父のおかげで助かった子供たち2人は自宅に戻り母イブリンと再会するのでした・・・。

結末

合流した3人は、赤ちゃんのいる地下に隠れます。

しかし、リーガンとマーカスを追って怪物も家の中に入ってきます。

絶体絶命の3人でしたが、ここでリーガンが怪物の弱点に気が付きます。

リーガンは補聴器をマイクに近づけ大音量の音波を発します。

弱る怪物・・・そしてその弱った怪物の頭をイヴリンが銃で打ち抜き、怪物を倒すことに成功します。

やっと怪物を倒した3人。

しかし、自宅に設置してある監視モニターには、銃の音に気付きこちらに向かう残りの怪物たちの姿が写し出されています。

しかもかなり大量・・・。

それを見たリーガンとイヴリン・・・。

リーガンは補聴器を強く握り締め、弱点を知ったイヴリンは弾を装填し何かを決意したような表情をうかべるのでした・・・。

 

以上があらすじです。

次は怪物について考察します。

怪物について考察！クリーチャーの正体は？

本作に登場する「謎の怪物」。

エイリアン？クリーチャー？宇宙人？

正体が気になりますね！！

ちょっと調べてみました！

怪物の外見やデザイン

まずは外見ですが、基本的にめちゃくちゃ早い動きをしているので殆ど画面に映りません(笑)

しかし、1度だけはっきりとその姿を見せるシーンが用意されています。

聴覚が異常に発達しているという設定通り、耳がかなり強調されています。

そしてなんと顔面がオープンします(笑)

すると中には顔一面の大きな口・・・目がないので顔は口だけのようです。

出典: https://www.yokumireba-zassyoku.com

 

めちゃくちゃグロいです・・・。

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Monstros do Silêncio #aquietplace #aquietplacemonster #umlugarsilencioso #umlugarsilenciosoparte2 #aquietplacepart2 #aliens #monsters #movies #filmesdeterror

Arquivo 51(@lukas_arquivo_51)がシェアした投稿 - 2020年 1月月6日午前2時19分PST

なんでも先史時代の魚やノーチラスの殻からインスピレーションを受けてデザインされたそうです。

怪物の能力

この怪物の能力は、驚異の発達をとげている聴覚です。

それからでっかい口と鋭利な歯。

手も鎌みたいにとがっていますね。

どうやら人間を捕食している様子です。

音で探して鎌で殺してでっかい口で食う・・・みたいな感じでしょうか。

しかし、目はなく、嗅覚もほとんどありません。

弱点は耳が良すぎるがゆえの大音量です。

あと、頭を銃で撃てば倒せるようですね。

こう考えると人類が絶滅するほど追い詰められるような敵ではない気がしますが・・・。

怪物はどこから来たのか？

設定によると、宇宙から来たようです。

メキシコに隕石が落下した時に一緒に来たみたいですね。

それを匂わす描写が作中にもありました。

つまり宇宙人ってわけです。

しかし、この宇宙人の目的などは一切明かされていません。

まぁ、パニック映画の部類なんで、その辺はツッコんじゃいけませんね(笑)

 

以上、怪物についてでした。

次は吹き替えについてです。

吹き替えについて

本作は吹き替え版での劇場公開がされませんでした。

ですので、洋画を吹き替えで観るのが好きな方はBlu-rayやDVDになるのを待つしかありませんでした。

吹き替えファンとしてはつらいですね！！

因みに僕も結構な割合で吹き替えで観ますよー！！

好きな俳優さんなんかが出ているときは別ですが、特別こだわりがない時はほぼ吹き替えです(笑)

海外ドラマは90パーセントくらいの確率で吹き替えですしね(笑)

さて、本作はすでにBlu-rayやDVDも発売になっていますので、吹き替えで観ることもできます。

クワイエットプレイスをBlu-ray/DVDで観よう！

本作はBlu-rayやDVDも発売されています。

特典映像や吹き替え版を目当てにコレクションされている方も多いと思います。

ぜひチェックしてみて下さい。

また、VODでも吹き替えを配信しているサービスもあります。

VODサービスに関してはこの記事の最後でご紹介しています。

 

次は続編についてです。

続編について

本作の終わり方からして続編を期待している方も多いと思います。

続編はあるのでしょうか？

2020年1月現在、続編の「クワイエット・プレイス PARTII」が2020年3月20日に全米公開予定となっています。

日本公開は5月になるようです。

予告編が公開になっています。

 

監督と脚本はジョン・クラシンスキーが続投することが決定しています。

発表されているキャストは以下の通り基本的に続投のようです！

イヴリン・アボット : エミリー・ブラント
リーガン・アボット : ミリセント・シモンズ
マーカス・アボット : ノア・ジュープ
エメット : キリアン・マーフィー

謎の生存者としてキリアン・マーフィーが初登場するのが見逃せませんね！

キリアン・マーフィーといえば、個人的にダークナイトでのスケアクロウが印象的ですが、こちらも楽しみです。

 

個人的には本作の終わり方は良かったと思うので続編はいらないかなぁと思っていましたが、作るんですね(笑)

本作のラストの後、大量のモンスターに襲われて一家全滅or弱点を発見したから怪物を全滅させる・・・どちらの展開も想像できて良かったと思うんですけどねー。

まぁ、ヒットしたから続編製作は当然と言えば当然ですが・・・。

どんな展開になるのか楽しみに待ちましょう！！

 

次は個人的な評価や感想です。

評価と感想

本作は2000万ドル弱の製作費に対して3億ドル以上を売り上げるというコスパ最高の大ヒットを記録しています。

どうやら批評家たちからの評価も上々だったようです。

しかし、世間は正直です(笑)

つまらないといった低評価が目立つ作品になっていますね。

 

さて、ここからは僕の個人的な感想を書いていきます。

 

まず、これは僕の単なる思い込みによるものなんですが・・・思っていた内容と全然違うことにビックリしました・・・。

僕は前知識や予告を観ることもなく本作を鑑賞しました。

知っていたことと言ったら、エミリー・ブラントが口を押さえている横に「音を立てたら、即死。」のキャッチコピーが書かれた宣材写真くらい。

でも、これがめちゃくちゃインパクトあって・・・特にキャッチコピー！！

「音を立てたら、即死。」

設定面白そうじゃん！！となったわけです。

で、この宣材写真から「密室に閉じ込められて音をだしたら殺される」的なサイコスリラーものを勝手にイメージしていました。

個人的に「CUBE」や「SAW」の1作目なんかは好きな部類なので、同じような感じかなぁ～なんて期待しながら観始めたのですが・・・。

まさかまさかの冒頭からモンスター登場(笑)

モンスターパニックものかと早々に理解しました(笑)

完全に裏切られた感MAXです・・・まぁこれは勝手にサイコスリラーものとイメージしていた自分が悪いんですけどね(笑)

とは言え、内容が面白ければ何の問題もないわけです。

 

しかーーーーし！！！

 

本作は控えめに言って、すげーつまんなかった・・・。

 

これで感想終わりなのもなんなので、いくつか理由をあげてみますね。

 

まず、冒頭から続く無音状態がキツイ(笑)

設定上仕方がないのは分かっています。

ですが、これじゃあポップコーンも迂闊に食べれません。

僕は自宅で鑑賞したので問題なかったのですが、劇場の人はさぞかししんどかったであろうことが容易に想像できます(笑)

ポップコーンはおろか、ジュースをすする音やホットドックのソーセージを噛み切る音でさえアウトなレベルです(笑)

緊張感はあるんですが、僕がこの冒頭で感じたのは、音や音楽の重要性ですね。

それがないことによって、その必要性を実感しました。

効果的な演出だとは思いますが、空気感とかまで排除しちゃってる感じがして・・・なんか冒頭から疲れました。

 

そして、1番の問題点。

と言うか、ツッコミポイント・・・。

 

あの状況で子供作っちゃいかんことぐらい誰にでもわかるだろ！！！！！！！！！！！

 

これは本当に、この映画を観た全ての人が思ったことでしょう(笑)

僕はこの時点で完全に興覚めしましたね。

舐めてんのかって思いましたよ、本当に。

しかも人類絶滅間際まで何百日も必死に生き残った家族がですよ？

そんな家族が子供作ったりします？

展開が乱暴すぎますぜ・・・。

音を出したら即死状態での出産をどうしても物語に組み込みたかったが故のことでしょうが、この展開はさすがに馬鹿としか言いようがない・・・。

 

それから、どれくらいの音がOKでどれくらいの音がアウトなのか明確に提示されないので、ご都合主義感がハンパなかったですね・・・。

「これくらいならOKだ！！」

みたいなセリフとかあって・・・完全に「えっ！？」って目が点になっちゃいました(笑)

やっぱりそこは数値化とかして分かりやすく提示しないといかんでしょ。

 

それがOKならもう手話とかやめて普通に話せよ(笑)

 

と言いたくなります・・・。

 

挙句の果てに、音を出しても大丈夫な地下室みたいな部屋まで後半に登場します。

「ここは安全だ」

なんて言って話し始めてんの・・・。

 

おいおい・・・じゃあ最初からそこでメシ食え！！！

 

ってなりますよね。

音が出ないように葉っぱをお皿にして食事してた意味ないじゃん(笑)

 

てか、そんな部屋作れるなら拡張しろ！！

 

いや、そもそも銃で倒せるほど弱いならアメリカ軍なら余裕で倒せるんじゃね？

音で1カ所に集めて爆撃で完全に終了ですよね？

人類が絶滅するほどの怪物ではないよね(笑)

 

コメディさながらの無理くり展開に、観ながらツッコミ入れまくりです(笑)

完全にB級パニック映画だと個人的には思います・・・。

エミリー・ブラントの無駄遣いですよ・・・。

「音を立てたら、即死。」

この設定はとても良いと思います。

でもこの設定が自らの首を絞めてしまっている印象が否めません。

もっと面白いものができる設定だと思うんですけどね・・・残念です。

ジェームズ・キャメロンあたりが設定だけ活かしてド派手なハリウッド大作を作ってくれないかな・・・エイリアン2みたいなやつを(笑)

どうやら続編も決まってるみたいなんですが・・・

逆に楽しみなんですけど！！！！

なんか良いところがあまり見つけられなくて、批判的な感想になってしまいましたが・・・まぁ、あくまでも僕個人の意見ですので、本作を好きな方は聞き流してください。

 

個人的満足度

 

次はクワイエットプレイスを動画配信サービスで視聴する方法をご紹介します。

クワイエットプレイスを動画配信サービスで視聴する方法

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※本ページの情報は2020年1月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。