ベン・ハー(1959)が名作と呼ばれる8つの理由!より深く楽しむために徹底解説!

映画「ベン・ハー」は1959年公開のアメリカ映画です。

本作は、アカデミー賞で史上最多の11部門で受賞するという快挙を成し遂げた歴史的名作!!

アカデミー賞11部門受賞は、「タイタニック」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」に並ばれはしたものの、2019年現在も破られていません!!

映画の内容の方も、そんな賞レースの評価に相応しいとんでもない名作です!!

古い?

長い?

若い世代からしたらそんな印象もある映画です・・・その気持ちはめちゃくちゃ解ります(笑)

でも、今なお全く色褪せることのない名作中の名作なのは間違いないです!

本当にすごい映画です!

 

では、一体なぜ本作が時代を超えて愛され、名作と呼ばれているのか?

 

この記事では、ベン・ハー(1959)が名作と呼ばれる理由を8つ挙げ解説しています。

また、トリビアや原作について、DVD/Blu-ray情報、動画配信サービス/VOD情報など盛りだくさんです!

そして、僕の記事では恒例の世間での評価や個人的な感想ももちろん書いています。

是非最後まで楽しんでくださいね!

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

以下の表は本作をフル視聴できるサイトの一覧です。各サービスとも2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。ぜひ利用してみて下さい。

※サービス名をクリックすると各サイトへ移動できます。

U-NEXT 31日間無料トライアル実施中
Hulu × 2週間無料トライアル実施中
Amazonプライム・ビデオ 30日間無料体験実施中
dTVチャンネル 初回31日間無料
TSUTAYA TV 入会から30日間無料
ビデオパス 30日間無料トライアル実施中
FODプレミアム × 初回1ヶ月無料
Netflix 30日間無料体験実施中

※本ページの情報は2019年12月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

 

では早速、ベン・ハー(1959)が名作と呼ばれる8つの理由を解説していきます。

レッツ!!ムーヴィン!!!

ベン・ハー(1959)が名作と呼ばれる8つの理由!

「ベン・ハー」はアメリカの小説家ルー・ウォーレスが1880年に発表した小説が原作となっています。

何度となく映画化された他、ミュージカルにテレビドラマにと、様々な形式で取り上げられ、時代を超えて愛される作品です。

その中でも1959年にウィリアム・ワイラー監督で製作された「ベン・ハー」は、今なお最高傑作として語り継がれる名作中の名作です。

この1959年版が最高傑作だということに異を唱える人はまずいないでしょう。

それくらい凄いです!

では、なぜこの1959年版が名作と言われているのか?

その理由を8つに絞って解説していきます。

理由その1・丁寧な作りの超大作

1959年版が名作と言われる理由その1は、丁寧な作りの超大作だということです。

本作の上映時間は約222分!!

ぶっちゃけ、長い(笑)

これは、公開から60年経った2019年現在でも最高クラスに長い部類の映画ということになります。

まさに超大作と呼ぶにふさわしい作品です。

しかし!!あら、不思議!!

観始めると上映時間の長さは全く気になりません!

それくらい面白い作品になっています。

そもそも上映時間が長いのはめちゃくちゃ丁寧な作りだからなんです!

ベン・ハーを中心とした人間ドラマがこれでもかってほど丁寧に描かれ、世界観はCG一切なしでリアルに再現され、心情やストーリーを盛り上げる演出は完璧なまでに巧みです。

長いですが、無駄は一切ないんです。

この長さが苦痛という人は、そもそも作品自体を楽しめなかった人ですね!

理由その2・素晴らしすぎる俳優陣の演技

1959年版が名作と言われる理由その2は、素晴らしすぎる俳優陣の演技です。

特に主人公ベン・ハーを演じるチャールトン・ヘストンの演技は圧巻です!

本作におけるチャールトン・ヘストンの総出演時間は2時間1分23秒・・・これは映画の3分の2近くになります。

そして、その全てにおいて素晴らしい演技を観ることができます!

冒頭での幼馴染のメッサラとの再会から、内側に秘めた復讐心、闘志、故郷への思い、母や妹への愛情、アリウスへの思いと自身の信念の間での葛藤、キリストへの感謝、そして心の平穏を取り戻すまで・・・様々な感情をセリフに頼ることなく表現する様は、まさに圧巻です!

 

本当に素晴らしい!!

 

また、メッサラ役のスティーヴン・ボイドの冷酷さや、アリウス役のジャック・ホーキンスの懐の深い演技、族長イルデリム役のヒュー・グリフィスのもう現地の人にしか見えないリアリティ・・・他にも出演者全員が素晴らしい演技です!

 

本作でベン・ハー役のチャールトン・ヘストンはアカデミー賞主演男優賞、族長イルデリム役のヒュー・グリフィスはアカデミー賞助演男優賞を受賞しているのも納得ですね!

 

因みに本作でセリフのある登場人物は実に365人にもなります。

スケール感がありながら、リアリティを失っていないのは細かなセリフが散りばめられていることも要因としてありますね!

理由その3・CGでは再現できない迫力

1959年版が名作と言われる理由その3は、CGでは再現できない迫力です!

本作の最大の見せ場であり、クライマックスでもある戦車競走!

約20分にも及ぶレースシーンの迫力は凄まじいものがあります。

 

CGは一切なしです!

 

実際に馬を走らせ、演技し、カメラワークと編集を駆使した素晴らしい映像にもう脱帽です!

エキストラの人々含め、全てが一体になったことで生まれたとんでもない映像です!

 

なんだこの臨場感は!!!

 

というのが初めて観た時の感想・・・。

 

勿論、現代のCG技術だったらもっと綺麗に撮影し、良い映像を撮ることも可能でしょう。

しかし!

この迫力と臨場感、リアリティ、荒々しさや緊張感・・・CGでは絶対に再現できない何かがこのシーンにはあります。

だからこそ後世まで語り継がれる名シーンとなっているんでしょうね!

まさに本作を象徴するような怒涛の20分です!

理由その4・ドラマティックなストーリー

1959年版が名作と言われる理由その4は、ドラマティックなストーリーです!

本作の主人公ベン・ハーが歩む道は、まさに波乱万丈!起伏に富んだものです。

初めて観た時はその予想もしていなかった展開にどんどん引き込まれていきました。

一度どん底に落ちてからの復活劇は本当にドラマティックですね!

親友と仲違いし、母と妹共々罪人にされ、奴隷として3年以上生活するものの、そこからローマ海軍の総司令官アリウスの養子となり、ローマの市民権を得るまでの流れが本当に劇的です!

メッサラへの復讐を果たすもののローマへの憎しみは消えなかったベン・ハーでしたが、ラストで憎しみが消えていく終わりもグッときますね。

自分を信じ、信念を貫き、家族と故郷を愛した誇り高きベン・ハー・・・ドラマティックなストーリーは単純に面白いだけでなく、人として大切なことをメッセージとして伝えているようでもありますね!

理由その5・キリストを絡めた神秘的な歴史背景

1959年版が名作と言われる理由その5は、キリストを絡めた神秘的な歴史背景です。

本作の主人公はベン・ハーであり、彼をとりまく物語が映画の中心です。

基本的には登場人物含め全てがフィクションです。

しかし、ベン・ハーの物語にキリストにまつわる云い伝えを絶妙に絡めることで、妙なリアリティと神秘性を出すことに成功しています。

これ、本当に巧い作りだなぁ~と感心します。

本作はキリストの誕生シーンで幕を明け、キリストが死んで幕を閉じます。

直接語られることは少ないですが、本作はいわばキリストの物語でもあるんです!

映画の冒頭、ヨセフ(キリストの父)とマリア(キリストの母)は住民登録の為にベツレヘムに行っていますね!

そして、そこで男の子が生まれます。

これがキリストです。

牛舎で生まれたキリストを拝む3人・・・新約聖書に登場する東方の三博士を表しているのは間違いないでしょう!メルキオールバルタザールカスパールという3人の賢者ですね。

ヨセフが大工だったり、キリストが病気を治す描写があったり・・・ラストでは、十字架を背負って刑場まで歩き、磔にされる・・・もう完全に新約聖書で伝わるキリストの物語が同時に描かれています。

ベン・ハーの物語とは直接関係ない部分が多いようにも思えますが、このキリストの物語を背景にし、時折交錯させることでストーリーに立体感を出すことに成功していますね!

本当にお見事!

奴隷になったベン・ハーに水を与えるキリスト・・・それが伏線となり、ラストでは十字架を背負って歩くキリストに水を与えるベン・ハーに涙腺崩壊します。

キリストの顔が一切分からないようにしている点も素晴らしいですね!

これによってより一層の神秘性が表現されています。

いやぁ~ホント、このアイディア思いついたやつ天才かよ!!

理由その6・素晴らしすぎる音楽

1959年版が名作と言われる理由その6は、素晴らしすぎる音楽です!

本作は音楽も素晴らしいです。

ロージャ・ミクローシュ作曲による楽曲の数々が作品を見事に盛り上げていますね!

映画のど頭から「Overture(序章)」という文字をバッグに6分以上もメインテーマを聴かされることに初めは戸惑ってしまいましたが(笑)

しかし、観終わるころにはこの曲が大好きになっています(笑)

他にも素晴らしい曲が多数使用されていますので、サントラ盤はオススメです!

理由その7・アカデミー賞11部門受賞

1959年版が名作と言われる理由その7は、アカデミー賞で11部門を受賞したことです!

本作は、アカデミー賞でなんと11部門もの賞を受賞しています。

これは、1997年の「タイタニック」、2003年の「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」と並び、2019年現在でも史上最多受賞作品となっています。

 

本作が受賞したアカデミー賞

第32回アカデミー賞

作品賞 : サム・ジンバリスト
監督賞 : ウィリアム・ワイラー
主演男優賞 : チャールトン・ヘストン
助演男優賞 : ヒュー・グリフィス
美術賞 : ウィリアム・A・ホーニング、エドワード・C・カーファグノ
撮影賞 : ロバート・L・サーティース
衣装デザイン賞 : エリザベス・ハフェンデン
編集賞 : ラルフ・E・ウィンタース
劇映画音楽賞(アカデミー作曲賞) : ミクロス・ローザ
音響賞 : フランクリン・E・ミルトン
視覚効果賞 : A・アーノルド・ギレスビー

因みにノミネートされたが受賞を逃したのは脚色賞のみです。

まさに総なめ状態ですね!

因みに興行収入も1.469億ドルと、当時としては異例の大ヒットとなっています!

なんせ昭和天皇も劇場に足をお運びになられたほどですからね!

天皇陛下が皇居外で映画鑑賞をされたのは本作が初のことだったようですよ。

アカデミー賞を沢山獲ったから名作というわけではありませんが、アカデミー賞で認められたことは作品にとって大きな価値となっています。

理由その8・映画としての風格・品格

1959年版が名作と言われる理由その8は、映画としての風格・品格です。

世の中には一生かかっても観きれないだけの映画があります。

そして、ジャンルや作品のイメージ、興行収入や評価、時代性など加味され、映画の内容とは別の「映画としての立ち位置」みたいなものがあると思います。

映画好きの方でしたら、このニュアンスがすぐにわかると思います。

映画史全体の中で見る「重要度」みたいなものでしょうか?

たとえば、ホラー系で言ったら、好みは別として「シャイニング」は絶対に外せない重要作品ですよね?

本作は映画史全体でみてもトップクラスの一角に位置する作品であることに間違いはないと思います。

個人的な好みは置いておいても、そこは揺るぎません。

作品全体から受けるのは、圧倒的ですらある風格、そして品格・・・。

2012年公開の「アベンジャーズ」の日本公開時のキャッチコピーが「日本よ、これが映画だ!」でしたが、もう本作はそんなこと言わなくても作品からガンガンにそのオーラを感じます。

今やお正月の恒例番組となった「芸能人格付け番付」の一流芸能人のような存在。

映画史に燦然と輝く名作なのです。

 

以上8点が、ベン・ハー(1959)が名作と呼ばれる8つの理由です。

次は原作についてです。



原作について

本作の原作は、アメリカの小説家ルー・ウォーレスが1880年に発表した小説「ベン・ハー・キリストの物語」です。

日本語翻訳もされ出版されていますので、興味がある方は是非読んでみて下さい!

何度も映画化された不朽の名作です。

 

次は本作のトリビアです。

トリビア

本作には沢山のトリビアが存在しています。

代表的なものをご紹介します。

エキストラの数がハンパない!

本作に出演したエキストラの数は約10000人と言われています。

中でも戦車競走のシーンでは1500人ものエキストラが集められ、壮大なセットと共に撮影されました。

他にもユダヤ人の移動や奴隷の移動シーン、キリストのラストシーン、アリウスが皇帝から勝利のバトンを受け取る宮殿でのシーン、などなど多くのエキストラを使ったシーンが存在します。

そのどれもがCGとは違ったリアリティと迫力、凄みがありますね!!

ライオンが吠えない!

本作の製作と配給はMGM社(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)です。

MGMが製作した映画の始めには必ずライオンのシンボルマークが吠えるシーンが挿入されています。

通常なら吠えるライオンが、本作では吠えていません。

なんでも作品に相応しくないとして吠えない仕様にしたそうです。

吠えないライオンのシンボルが使われたのは本作が初めてでした。

馬車競争は無音声で撮影された

本作のクライマックスであり、最大の見せ場でもある馬車競争。

映画史に残る名シーンですね!

実はこのシーンは無音声で撮影されています。

音声は後に編集によって加えられているんです!

因みに、このシーンは音楽も一切ありませんね!

その迫力と臨場感に音楽がないことも忘れてしまいますね!

 

以上が代表的なトリビアでした!

次は作品情報、キャスト、あらすじです。

作品情報、キャスト、あらすじ

ここからは作品情報、キャスト、あらすじについてです。

まずは作品情報とキャストです。

作品情報とキャスト

映画「ベン・ハー」は1959年公開のアメリカ映画です。

日本での公開は翌1960年となっています。

興行収入は1.469億ドル・・・50年代の映画では異例のヒットです。

1959年の年間興行収入ランキングでは、2位の「眠れる森の美女」(興行収入5302万ドル)に倍以上の差をつけてダントツの1位となっています。

 

スタッフ
監督 : ウィリアム・ワイラー
脚本 : カール・タンバーグ、クリストファー・フライ、ゴア・ヴィダル、マクスウェル・アンダーソン、S・N・バーマン
製作 : サム・ジンバリスト、ウィリアム・ワイラー
音楽 : ミクロス・ローザ
キャスト(役名 : 俳優)
ジュダ=ベン・ハー : チャールトン・ヘストン
メッサラ : スティーヴン・ボイド
クインタス・アリウス : ジャック・ホーキンス
エスター : ハイヤ・ハラリート
族長イルデリム : ヒュー・グリフィス

 

続いてあらすじです。

あらすじ

幼いころからの友人であるメッサラに裏切られローマ人の奴隷となったベン・ハー。どん底から這い上がり復讐のため大競馬に出場し、やがてイエス・キリストその人と運命的な出会いを果たすのだった…。

次は評価と個人的な感想です。



評価と感想

ここからは本作の世間での評価と個人的な感想を書いていきます。

まずは世間での評価から。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中4.4点(Yahoo!映画)とかなりの高評価。

 

実際の声はこんな感じ。

基本的には絶賛の声が大多数・・・と、同時に長いという声もかなり多いです(笑)

 

では、次は僕の個人的な感想です。

個人的感想

ここからは僕の個人的な感想を書いていきます。

僕が本作を知ったのは、職場の人と映画話になりオススメされたから。

きっかけとしてはごく普通ですね・・・。

でも、時間を見ると220分超えの超大作・・・かなり古い映画ということもあり、初めは観るかどうかかなり迷った(笑)

事実、本作の存在を知ってから実際に観るまで結構時間が空いてしまった。

で、ようやく重い腰を上げて観始めるきっかけとなったのは、本作がアカデミー賞で史上最多の11部門で受賞をしていたことを知ったから・・・もう完全にミーハー魂に火が付いたんです(笑)

これ知らずに映画語れないな・・・と(笑)

 

で、いざ鑑賞!

 

冒頭、「Overture」の文字と共に約6分間奏でられるテーマ曲・・・。

 

僕 「・・・」

 

僕 「・・・・」

 

僕 「・・・・・」

 

僕 「・・・・・・????」

 

予想だにしていなかったオープニングにかなり戸惑った記憶があります(笑)

初めての時はDVDをレンタルしてきて鑑賞したので、なんかオーディオDVDでも借りてきてしまったんじゃねーかと心配になりましたよ。

でも、15分くらい観たところで気付いたんです・・・この映画はメチャクチャ丁寧な作りなんだと!!

冒頭の「Overture」も、これから始まる壮大な物語の「序章」として必要不可欠なんですよね!

まぁ、今思うとですけどね(笑)

音楽のライブでいったら、メンバーが登場してくる時のSEみたいなもんでしょうか?

気持ちを高揚させる効果があるんです!!

そして、あれよあれよという間にどんどんどんどん映画の世界に引き込まれていきました!!

気付けば222分があっという間!

で、観終わって最初に思った感想・・・めちゃくちゃスゲー映画じゃねーかこれ!!ってことです。

何が凄いかってことはこの記事で散々書いてきたので、再度書くことはしませんが、とにかく凄い映画だって強烈に思わされた!!

しかもこれが1959年の映画ですって!?

アカデミー賞11部門受賞は伊達じゃないっす!!

もう完全に舐めてましたね・・・もっと早く観ればよかったと後悔しましたよ!!

 

個人的には主人公ベン・ハーがとても魅力的な人物として描かれている点が気に入っています。

信念を曲げない強い心、逆境に打ち勝つ精神力、故郷や家族を思う優しさ、義理人情・・・誇り高い生き方で憧れます。

本当の意味で「プライドが高い」とは、こういう人のことを言うんだと思います。

これが「プライド」なんですよね!

自分勝手なこだわりに縛られ、日々の小さなことに腹を立てていたりする自分がとんでもなく小さな人間に見えてきます(笑)

ベン・ハーはカッコいいなぁ~!!

 

そして、そんなベン・ハーを中心にキリストの人生を交錯させて描くというアイディアの素晴らしさも僕が本作を気に入っている理由です!

キリストの父として知られるヨセフ、そして母として知られるマリアが冒頭から登場して、からのキリスト誕生・・・見守る3人の賢者・・・新約聖書の云い伝えそのままの展開です!

本作はキリストの人生を描いた映画でもあるんです!

冒頭でキリストの人生の序章を描くことで、それがそっくりそのまま映画の序章としても機能し、「これはキリストの映画だぞ」と強烈に印象付けています。

この辺の手法がめちゃくちゃ巧みですね!

しかも基本的に映画の大部分はベン・ハーの物語です。

なのに見えない部分でキリストの物語が同時進行していくという・・・キリストの顔が一切写らないことも含め、映像で描かない部分は鑑賞する側に頭の中で描かせるという構成に脱帽です!

観る人間がいて初めて完成する映画なんですね!

 

そうです!それこそがエンターテイメントってやつです!!

 

最高ですね!!

 

確かに現代の技術の進歩は凄まじく、もう出来ないことや表現できないことなんて無いんじゃないかと思えるくらい発達しました。

しかし、いくら技術が進歩しても絶対に表現できないものがこの映画にはあります。

映画って良いよね~!!

・・・そんなことを改めて感じる素晴らしい作品でした。

 

個人的満足度

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

ベン・ハー(1959)をBlu-ray/DVDで観よう!

 

次は本作を動画配信サービス/VODで視聴する方法をご紹介します。

ベン・ハー(1959)を動画配信サービス/VODで視聴する方法

以下の表は本作をフル視聴できるサイトの一覧です。各サービスとも2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。ぜひ利用してみて下さい。

※サービス名をクリックすると各サイトへ移動できます。

U-NEXT 31日間無料トライアル実施中
Hulu × 2週間無料トライアル実施中
Amazonプライム・ビデオ 30日間無料体験実施中
dTVチャンネル 初回31日間無料
TSUTAYA TV 入会から30日間無料
ビデオパス 30日間無料トライアル実施中
FODプレミアム × 初回1ヶ月無料
Netflix 30日間無料体験実施中

※本ページの情報は2019年12月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。




U-NEXT
U-NEXT
おすすめの記事