シャザムの吹き替えが大炎上?あらすじとネタバレ解説!評価と感想

映画「シャザム」は2019年公開のアメリカ映画です。

DCコミックスのクロスオーバー作品「DCエクステンデッド・ユニバース」の7作目の作品です。

「見た目はオトナ、中身はコドモ」のキャッチフレーズが印象的な本作・・・バリバリのコメディかと思いきや、実は内容は「家族」をテーマとした感動作なんですね!!

また、ヒーローものですので、シリアスな展開もありますし、もちろんコメディ要素もふんだんに含まれています。

「家族」をテーマとし、シリアスさとコメディ要素のバランスも本当に素晴らしい・・・家族で観るにはうってつけのエンターテイメント映画になっています。

この記事では、ネタバレ解説はもちろん、大炎上してしまった日本語吹き替え版についても書いています。

また、原作についてや、続編について、評価や感想なども書いています。

そしてそして!!

本作にあの有名なアナベル人形が登場していたって知っていましたか?

もちろんアナベル人形登場についても触れています。

最後まで楽しんでください。

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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では早速ネタバレ解説いってみましょう!!

レッツ!!ムーヴィン!!!

シャザムのネタバレ解説

ここからは本作をネタバレで解説していきます。

まずは作品情報とキャストから。

作品情報とキャスト

映画「シャザム」は2019年公開のアメリカ映画です。

DCコミックスのクロスオーバー作品「DCエクステンデッド・ユニバース」の7作目の作品です。

興行収入は全世界で3.645億ドルとなっています。

 

スタッフ
監督 : デヴィッド・F・サンドバーグ
脚本 : ヘンリー・ゲイデン
原案 : ヘンリー・ゲイデン、ダーレン・レムケ
原作 : フォーセットコミックス『キャプテン・マーベル』
製作 : ピーター・サフラン、ジャイモン・フンスー
音楽 : ベンジャミン・ウォルフィッシュ
キャスト(役名 : 俳優)
ビリー・バットソン : アッシャー・エンジェル
シャザム : ザッカリー・リーヴァイ
フレディ・フリーマン : ジャック・ディラン・グレイザー
スーパーフレディ : アダム・ブロディ
Dr.サデウス・シヴァナ : マーク・ストロング
幼いサデウス : イーサン・プギオット
魔術師シャザム : ジャイモン・フンスー
メアリー・ブロムフィールド : グレイス・フルトン
スーパーメアリー : ミシェル・ボース
ユージーン・チョイ : イアン・チェン
スーパーユージーン : ロス・バトラー
ペドロ・ペーニャ : ジョバン・アルマンド
スーパーペドロ : D.J. コトローナ
ダーラ・ダドリー : フェイス・ハーマン
スーパーダーラ : ミーガン・グッド

 

本作で監督を務めるのはデヴィッド・F・サンドバーグ監督です。

デヴィッド・F・サンドバーグ監督といえば、あの死霊館シリーズの「アナベル死霊人形の誕生」の監督に大抜擢された監督です!!

デヴィッド・F・サンドバーグ監督にとって本作は、3作目の長編映画監督作品となっています。

「アナベル死霊人形の誕生」の時は、デヴィッド・F・サンドバーグ監督と聞いてもピンときませんでしたが、今は「あー!!」となります(笑)

これからが楽しみな期待の監督ですね!!

本作も「アナベル死霊人形の誕生」も個人的にはかなり良作だと思いましたしね!!

そして、主演はシャザムを演じるザッカリー・リーヴァイ!!

ザッカリー・リーヴァイといえば、やはりあのディズニーの名作「塔の上のラプンツェル」でフリン・ライダー役を務めたことであまりに有名ですね!!

個人的にディズニー映画でナンバーワンは「塔の上のラプンツェル」だと思っていることもあり、ザッカリー・リーヴァイ主演はテンション上がりました!!

他にもあのマイティ・ソーシリーズでファンドラルを演じたりと、これから更なる飛躍が期待できる俳優です!!

更に本作の敵Dr.サデウス・シヴァナには「ハリウッドの悪役イギリス俳優」の異名を持つマーク・ストロング!!

相変わらず不気味でいい味出してましたね(笑)

様々な名作で悪役をこなすマーク・ストロングですが、個人的にはディカプリオラッセル・クロウ共演で話題となった「ワールド・オブ・ライズ」でのハニ役が好きでした。

本作でのマーク・ストロングは、子役も多く出演するこの作品をピリッと締めるような役割も果たしていると思いますし、存在感も抜群ですね!!

何気にバランスの良い配役が 印象的でした。

ところが、これが吹き替え版となるともう・・・あ、いや、その話はこの記事のもう少し後で(笑)

 

次は本作のあらすじです。

あらすじ

身寄りのない思春期ど真ん中の子供、ビリー。ある日突然、彼は魔術師からスーパーパワーをゲット!
「シャザム!」それは、最強でサイコーな魔法の言葉!これを唱えれば、筋肉ムッキムキ!稲妻バッキバッキ!のスーパーヒーローに変身できるのだ!
ヒーローオタクのフレディといっしょに、悪ノリ全開!止まらない!そんなスーパーパワー絶賛ムダづかい中のビリーの前に、科学者Dr.シヴァナが現れる。手に入れたスーパーパワーのために、フレディがさらわれてしまう…ビリーはついにヒーローとして目覚める!

公式サイトより引用 : https://warnerbros.co.jp/movies/detail.php?title_id=55413

 

次は本作をポイントごとに解説していきます。

ここがポイント!!ネタバレ解説

ここからは本作をポイントごとに解説していきます。

「永遠の岩」とシャザム

「永遠の岩(ロック・オブ・エターニティ)」とは、魔術師シャザム(老人の方)が住む岩だらけの場所ですね。

場所がどこかは不明です(笑)

この「永遠の岩」には七つの大罪の魔物が封印されています。

で、年老いてきた魔術師シャザムは後継者を探していたんです・・・で、選ばれたのがビリーで、選ばれなかったのがザデウスですね。

基本的に本作はシャザムの後継者となったビリーとザデウスの戦いって感じですね!!

まぁ、コミカルな描写も多いので緊張感はあまりありませんが、基本路線はそういうことです。

サデウス

サデウスは、幼いころ勇者になれなかったことを根に持ったまま大人になります。

そして「永遠の岩」へ行きパワーを盗むのです・・・完全に逆恨み的犯行ですね。

更にシャザムが持つパワーをも手に入れようと襲ってくるのです。

いわば劣等感の塊ですね・・・。

見た目は大人中身は子供のシャザム

本人の意思とは関係なく、完全にノリとその場の雰囲気でシャザムの後継者になったビリー(笑)

「シャザム!!」の掛け声でビリーはシャザムに変身できるようになります。

ビリーはヒーローオタクのフレディと共にシャザムの能力を試したり実験したり、You Tubeに動画をアップしたりとやりたい放題(笑)

まさにキャッチコピーである「見た目はオトナ、中身はコドモ」状態。

中盤は完全にコメディ状態でめちゃくちゃ笑えます(笑)

個人的に、QUEENの「DON’T STOP ME NOW」に乗せてビリーとフレディがシャザムの能力を試すシーンは、この映画のハイライトの1つだと思っています。

やがてサデウスに狙われ、一応はヒーローの役割を果たしますが・・・映画の印象としてはビリーとフレディでワチャワチャやってる印象が強く残りますね(笑)

みんな変身

サデウスに襲われたビリーは、その強さの前にピンチに陥ります。

そこで、ビリーは老人シャザムの「兄弟たちで力を合わせろ」という言葉を思い出します。

ビリーはシャザムの杖をフレディ達兄弟全員と一緒に握り「シャザム!!」と叫びます。

するとなんとなんと!!!

兄弟たち全員がスーパーヒーローに大変身しました!!

わぉ!!

前情報なしで観たので、個人的にめちゃくちゃ驚きました(笑)

なんか感動的でもあったし。

このみんな変身シーンも映画のハイライトの1つなのではないでしょうか?

ビリーと家族

本作の重要なテーマとしてビリーと母、そして新しい家族の絆が描かれています。

「家族の在り方」と言ってもいいかもしれません。

多様化するアメリカの家族の在り方をビリーを通して描いているように感じます。

一体何をもってして家族とするのか?

長い間探し続けた実の母親ではなく、里親とそこに住む里子たちを最終的には家族として受け入れるビリーの心の葛藤は本作を語るうえで欠かすことができないものになっていると思います。

また、このビリーと家族の物語が作品に深みを与えていることは間違いありません。

なかなか新しい里親や兄弟たちに馴染めなかったビリーがラストで心を開く姿に涙が止まりませんね!!

結末

ラスト、シャザムは地球の人々や兄弟たちを守るためにDr.サデウス・シヴァナと戦います。

老人シャザムの教えの通りにシャザムの杖を使うと、兄弟たち全員がスパーヒーローに変身・・・力を合わせてDr.サデウス・シヴァナを倒すのでした。

そしてビリーは兄弟たちや里親であるバスケス夫妻に心を開き、本当の家族として暮らしていくことを決めるのです。

幼いころに迷子になってから心のよりどころを探し続けていたビリーがようやく見つけた場所・・・それは実の家族や実の母のところではなく、誰よりもビリーを思っていたバスケス夫妻とそこに暮らす里子たちのところでした。

ビリーとバスケス夫妻や兄弟たちは、血は繋がっていなくとも紛れもなく「家族」であり、彼らがいる場所こそがビリーが帰る「家」となるのです。

そしてラストシーン・・・以前、変身したビリーが来なかったことで嘘吐き呼ばわりされていたフレディの元に、ビリーが変身した状態で現れ、彼の名誉を挽回するのです。

さらにもう一人・・・ビリーが「友人」だと言って連れてきた人物・・・胸に「S」のマークをつけたその姿を見たフレディは驚きの声を上げるのでした。

これスーパーマンでしょ??

的な期待を煽って本編終了となります。

てか絶対スーパーマンでしょ!!!

テンション上がりますね!!

エンドクレジット後の映像

近年の大作映画では定番となったともいえるエンドクレジット後の映像。

本作にももちろんあります。

短いクレジットの後に1回、そしてオーラスに1回の計2回の映像が挿入されていました。

解説していきますね。

まずは短いエンドクレジットの後にくる最初のおまけ映像。

最初のおまけ映像は、本作のヴィランであるドクター・シヴァナがもう一度力を取り戻そうと牢屋の壁に呪文を書いているシーンです。

そこへミドリの小さい虫が登場・・・その虫が「もっと想像を超えた方法がある」と、力を取り戻す方法があることを示唆して終わります。

この緑の虫・・・正体はミスター・マインドという敵です。原作ではシャザムと長年対立しているスーパー・ヴィランなんです。

本作に続編があった場合、ドクター・シヴァナとミスター・マインドが手を組む可能性が高いですね。

次に長いエンドクレジットの後にくる2回目のおまけ映像。

金魚と話をしようとするシャザムの映像です。

これは「アクアマン」をネタにしたジョークですね。

DCエクステンデッド・ユニバースでは「アクアマン」は本作の1つ前の作品になります。

ストーリーに直接の関連はなかったものの、同じ世界観を共有していることが再確認できましたね(笑)

 

以上がポイント解説でした。

次は大炎上した日本語吹き替えについてです。



シャザムの吹き替えが大炎上?いくら菅田君でもこれは許せん!

ここからは酷評の嵐だった日本語吹き替え版について書いていきます。

まずは、メインキャラの日本語吹き替えのキャストを軽く確認してみましょう。

 

吹き替え俳優はカッコ内
  • ビリー・バットソン : アッシャー・エンジェル : (緒方恵美)
  • シャザム : ザッカリー・リーヴァイ : ( 菅田将暉)
  • フレディ・フリーマン : ジャック・ディラン・グレイザー : (阪口大助)
  • スーパーフレディ : アダム・ブロディ : (小野大輔)
  • Dr.サデウス・シヴァナ : マーク・ストロング : (子安武人)

 

こうして見ると、ひと際目を引くのは今をときめく菅田将暉さんですね!

シャザムの声を担当している菅田将暉さんですが、このシャザムの声が酷いと大炎上しているんです。

実際の声はこんな感じ

 

 

いやぁ~、もうこれは完全に黒歴史レベルの炎上ぶりです・・・。

僕も実際に吹き替えで鑑賞してみましたが、これは擁護のしようがないですね・・・。

周りの声優陣が一流なので余計にシャザムの菅田君が目立ってしまっていますね。

まぁ、菅田君は声優が本職ではないのでこれはキャスティングした側に責任があるように感じます。

じゃあ、この日本語吹き替えを監修したのは誰なのか?

そうです!菅田君をこんな目に合わせた犯人は誰なのかということです。←半分本気(笑)

実は本作の日本語吹き替えの監修と演出を担当しているのは、福田雄一監督なんです!!

福田雄一監督といえば、数々のテレビ番組に携わり、ドラマや映画の脚本や演出、監督などこなすヒットメイカー!

とりわけコメディには定評があり、「大洗にも星はふるなり」実写版「銀魂」「50回目のファースト・キス」など、人気作、ヒット作を多数手がけています。

なので本作と福田雄一監督の相性は抜群です!!

事実、吹き替えもめちゃくちゃ笑えます!なんなら吹き替えの方が面白いシーンもあるくらいです。

つまり、最大かつ唯一のミスが菅田君をキャスティングしてしまったということ。

菅田将暉さんといえば、現在人気絶頂・・・色々な大人の事情もあったのかもしれません。

しかし、そこは作品を大切にするようなキャスティングを切に願います・・・吹き替えで芸能人使って失敗するケース多いんですよね。

一時的な話題にはなるけど、長い目で見たらマイナスなので気を付けていただけたらと思いますね。

 

次は本作にアナベル人形が登場している件です。



本作にアナベル人形が登場!!

本作の監督を務めたデヴィッド・F・サンドバーグは、あの死霊館シリーズの「アナベル 死霊人形の誕生」の監督でもあります。

だからなのかなんなのか・・・いや、だからでしょうが・・・本作にはアナベル人形が登場しているんです!!

皆さん気付きましたか?

登場シーンは冒頭の質屋のシーンです。

ビリーが警官をだまして閉じ込めるあのシーンです。

あの質屋にアナベル人形がこっそり置かれています。

僕は死霊館シリーズのファンでもあるので、見つけた時はテンション上がりましたね!!

すぐ見つかると思うので、見逃した人は是非確かめてみて下さいね!!

 

次は原作についてです。

原作について

本作の原作はアメリカのコミック、DCコミックスの「シャザム(Shazam!)」です。

1940年当時、フォーセット・コミックスという雑誌に登場していたヒーローで、その頃の名前は「キャプテン・マーベル」でした。

アベンジャーズに出てくるキャプテン・マーベルとは別物です。

知らない人にとってはこれだけで驚きですよね?

当時は既にスーパーマンをも凌ぐ人気だったようです。

しかし!このキャプテン・マーベルの能力がスーパーマンに酷似していたためにDCコミックスに訴えられてしまいます。

その影響もあってかキャプテン・マーベルと共にフォーセット・コミックスは低迷・・・廃刊に追い込まれてしまいます。

その後、フォーセット・コミックスとDCコミックスはライセンス契約を結び、1973年に新たな「キャプテン・マーベル」が創刊される運びとなります。

ところがです!!!

その頃には既にマーベルが「キャプテン・マーベル」を商標登録していたのです。

これによって「キャプテン・マーベル」の名前が使えなくなってしまい、現在の「シャザム(Shazam!)」に名前を変えることとなったのです。

なんだかややこしいですね(笑)

そんな長い歴史を持つ「シャザム!(Shazam!)」ですが、本作は2012年の「NEW52」以降の設定が基になっています。

映画化にあたり大きく変更された点も多くみられます。

例えば、ビリーのキャラ設定。

原作ではめちゃくちゃ反抗的な奴なんですが、映画では心の居場所を探すやさしく正義感の強い少年に変更されています。

他にも「七つの大罪」をモチーフにした悪魔の設定も違ったりします。

原作では人間に紛れて暮らしていますが、映画では石像に閉じ込められていました。

まぁ、2時間に収めなきゃいけない映画ではこういった改変はよくあることですね!

本作での変更は良い方向に作用しているように思います。

特にビリーの設定変更は良かったですね!!

ビリーと家族の物語に焦点を当てているので、ビリーの設定の変更は観客の感情移入を誘う為にも必要不可欠だったのではないでしょうか?

因みに「NEW52」は日本語での翻訳版も出ていますので、興味がある方は読んでみて下さい!

 

以上、原作についてでした。
次はDCユニバース他作品との関連や続編についてです。

DCエクステンデッド・ユニバース他作品との関連や続編について

本作はDCエクステンデッド・ユニバースの7作品目として製作されています。

DCエクステンデッド・ユニバースとはDCコミックスの実写映画を同一の世界観を共有しクロスオーバーさせるシリーズです。

まぁ、要はマーベルのアベンジャーズみたいなもんですね。

で、本作はそのDCエクステンデッド・ユニバースの7作目なのですが、2013年の「マン・オブ・スティール」から始まった物語と同一の世界観を共有していながらもストーリー自体は完全に独立したものになっています

劇中にスパーマンネタやバットマンネタ、おまけ映像にアクアマンネタなどぶっこんではくるものの、正直、クロスオーバー感はほぼありません。

満を持して公開となった「ジャスティス・リーグ」の興行的不振があり、シリーズ6作目の「アクアマン」からクロスオーバーをそれほど意識しない作りへと舵を切ったDCエクステンデッド・ユニバース・・・本作も「アクアマン」同様にして独自のストーリーが展開されています。

シリーズのファンとしては物足りなさも感じますが、DCエクステンデッド・ユニバースの作品を初めて観る方には優しい作りですね!!

そして、待望の続編ですが・・・2019年9月現在は未定となっています。

しかし、映画の終わり方から察するに、かなりの確率で続編は製作されることと思います。

楽しみに待ちましょう。

DCエクステンデッド・ユニバースについては順番等を解説した記事を書いていますのでそちらをチェックしてみて下さい。

 

次は世間での評価と個人的感想です。



評価と感想

ここからは世間での評価と個人的な感想を書いていきます。

まずは世間での評価から。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中3.7点(Yahoo!映画)となっています。

シリアスとコメディの絶妙なバランスで大人も子供も楽しめるエンターテイメント映画として多くの人に受け入れられた印象です。

批判的な意見としては、やはり日本語吹き替え版に対するものが目立ちます。

実際の声はこんな感じ。

 

次は個人的な感想です。

個人的感想

ここからは僕の個人的な感想を書いていきます。

CMのキャッチコピーは「見た目はオトナ、中身はコドモ」となっており、コメディ感を全面に押し出した宣伝でしたが、蓋を開けてみれば「家族」をテーマにした作品で、個人的にはとても感動しました。

血の繋がりだけが家族じゃないというメッセージがとても良いですね!!

離婚率が高く、様々な家族の形があるアメリカらしい映画だなぁ~って思いました。

日本でも離婚が珍しいことではなくなった現在ですが、「何をもってして家族と呼ぶのか?」というテーマで描かれた本作は、どんな人でも大切にしないといけない重要なことを改めて教えてくれていますね。

最近のアメリカ映画の風潮もあるとはいえ、こういうテーマの映画はやはりアメリカのお家芸ですね!!

ビリーが里親であるバスケス夫妻や兄弟たちを受け入れるラストシーンは本当に感動しました。

それから、本作の魅力の一つであるコメディ要素もめちゃくちゃ良かった!!

特に、中盤でシャザムの能力をビリーとフレディが試していくシーン!!

クイーンの音楽に乗せて描かれるのですが、なんか感動しません?

シャザムというヒーローを通してビリーとフレディがお互い心を開きだし、距離が一気に縮まったかのような名シーンだと思います。

そしてもちろん、Dr.サデウス・シヴァナとの戦いも見所ですね!

Dr.サデウス・シヴァナを演じるマーク・ストロングは相変わらずミステリアスな不気味さを感じさせますね(笑)

最高です!!

1点、残念な点と言えば・・・これはもう多くの人が指摘していますが、日本語による吹き替えです。

僕は映画を吹き替えで観ることも多いのですが・・・菅田将暉さんの吹き替えはチョット酷すぎなんじゃないかと僕も思いました。

炎上するのも分かります(笑)

まぁ、これは菅田君が悪いというよりキャスティングが悪いですね・・・客寄せパンダ的に芸能人を使って映画を台無しにしないで欲しいです。

福田雄一監督が担当した日本語吹き替えの演出などは個人的には好きだったので、菅田君のシャザムがかなり悔やまれるところです。

まぁ、字幕で観ればいいだけなんですけどね・・・。

でも、吹き替え版で、

 

老人シャザム「われの名はシャザム」

ビリー「ダサッ(笑)」

 

っていうとこ大好きなんですよね(笑)

ここだけの為に吹き替え版で観ちゃったりします(笑)

まぁ、なにはともあれ、本作は、シリアスとコメディのバランスも良く、気持ちよく最後まで観れる最高のエンターテイメント映画だと思います。

家族で観るにはうってつけの内容ですね!!

 

個人的満足度

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

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もちろん普通のもあります!!

 

次は本作を動画配信サービス/VODで視聴する方法をご紹介します。

シャザムを動画配信サービス/VODで視聴する方法

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