ヴェノムの映画にスパイダーマンは出る？エンドロール後の意味は？ネタバレと評価・感想

映画ヴェノムは2018年公開のアメリカ映画です。

スパイダーマンの宿敵ヴェノムを中心に描くダークヒーローものです。

マーベルで1番の残忍さと言われるほど凶悪なヴェノム。

そのヴェノムをどうやって描き、そしてどうやって味方として扱うのかにとっても興味がありました。

結論から言ってしまうと、そのキャラクターの扱いづらさが映画の完成度に反映されてしまう結果となってしまったようです(笑)

つまり、なーんか中途半端な印象の映画なんです・・・。

トム・ハーディの華のなさ(ファンの方すみません！)も相まって、派手な印象の割に鑑賞後の印象はスッキリしない感じです。

題材がヴェノムじゃなかったら完全なるB級映画と言ってもおかしくないくらい(笑)

この記事ではそんな映画ヴェノムを個人的な見解を踏まえて解説しています。

また多くの人が期待しているスパイダーマン登場についても解説しています。

 

ヴェノムにスパイダーマンは出るのか？

 

アベンジャーズやMCUとの関係は？

 

是非記事を読んで確かめて下さい。

また、恒例の個人的感想や、記事の最後には本作を動画配信サービスで視聴する方法もご紹介していますので、併せてチェックしてみて下さいね！

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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では、まずはヴェノムの映画にスパイダーマンは出るのか？あらすじとネタバレです。

レッツ！！ムーヴィン！！！

ヴェノムの映画にスパイダーマンは出る？あらすじとネタバレ

さて、本作ヴェノムにはスパイダーマンは出るのか？

あらすじをネタバレで書いていきます。

まずは作品情報とキャストの確認から。

作品情報とキャスト

映画ヴェノムは2018年のアメリカ映画です。

スパイダーマンの宿敵であるヴェノムを主人公とした作品です。

興行収入は8.561億ドルとなっています。

 

 

監督は「L.A. ギャング ストーリー」で有名なルーベン・フライシャー。

そして主人公のエディを演じるのは「インセプション」や「ダークナイト・ライジング」で名をあげたトム・ハーディです。

 

続いてあらすじをネタバレで解説していきます。

あらすじとネタバレ解説

起

ライフ財団は墜落したシャトルからシンビオートのサンプルを3つ回収します。

シンビオートとは人間に寄生し共存することができる地球外生命体です。

ライフ財団のリーダーであるカールトン・ドレイクは、回収したシンビオートを使い人体実験を繰り返していました。

その悪事を暴こうと記者であるエディ・ブロックはドレイクを問い詰めますが、逆に財団の根回しによって職を追われてしまいます。

また、財団の手はエディの婚約者アンにも及び、アンも職を辞めさせられてしまうのでした。

激怒したアンはエディの元を去っていきます。

エディは職と婚約者の両方を失ってしまうのでした。

一方、ライフ財団が回収したサンプルの他に、1体のシンビオートが人間に寄生、逃げ出していました。

逃げ出したシンビオートは人間への寄生を繰り返しながら時が来るのを伺っているのでした・・・。

承

半年後。

就職先を探していたエディは、ライフ財団の研究者ドーラ・スカース博士の協力で実験施設に侵入することに成功します。

ドーラ・スカース博士はドレイクの人体実験に疑問を持ち、記者であったエディにドレイクの悪行を暴いて欲しいと持ち掛けてきたのです。

ライフ財団の実験室に潜入したエディは、そこに知り合いのマリアが被験者として捕まっていることを知ります。

エディはマリアを助けようとしますが、マリアに寄生していたシンビオートに寄生されてしまうのでした。

始めこそ戸惑うエディでしたがやがて体内のシンビオートと一体化。

ヴェノムとなるのです。

ドレイクはドーラを問い詰め、ドーラにシンビオートを寄生させてしまいます。

ところがドーラとシンビオートは適合せず、両社とも死んでしまいました。

残されたシンビオートはマリアからエディへと移ったシンビオートだけだと考えたドレイクは、エディごと捕獲しようと追っ手を差し向けます。

一方、エディは、かつての上司にライフ財団の実験施設で撮影した写真を渡し、告発してもらおうとします。

ヴェノムの力を借りビルに侵入、部屋に写真を収めたスマホを置き、ビルを後にしますがその途中で警官隊に囲まれてしまいます。

ヴェノムの力でこの窮地を脱しますが、元婚約者のアンにヴェノムの姿を見られてしまうのでした。

転

元婚約者アンの現在の恋人であるダンは医者です。

ダンの提案でエディはMRI検査を受けることになります。

ヴェノムはMRIが発する高周波の音を嫌がることが判明します。

ヴェノムの隙をみてMRIの高周波によってエディとヴェノムを引き離すことに成功。

ヴェノムをMRI室に閉じ込めます。

病院を去ろうとするエディでしたが、ドレイクの部下に捕まってしまいます。

MRI室の通気口から逃げ出したヴェノムは、連れ去られるエディを目撃し、アンと遭遇します。

その頃、冒頭で1匹だけ逃げたシンビオートに襲われたドレイクは、このシンビオート「ライオット」と適合し一体化します。

ドレイクは「ライオット」と同化したことにより、エディを用なしだと考え、捕えたエディの殺害を命じます。

エディは、ドレイクの部下に殺害される寸前で、アンにヴェノムが寄生したC・ヴェノムに命を救われます。

ヴェノムによりシンビオートが地球侵略を企んでいる事、そのリーダーがライオットであることが明かされます。

ヴェノムもライオットと共に地球侵略をするはずでしたが、地球でのエディとの生活を通してその考えを変えるのでした。

その頃、ドレイクは宇宙船でシンビオートを連れてくるために宇宙船を発射します・・・。

結

ヴェノムとエディはライオットとドレイクを激闘の末倒し、発射された宇宙船も破壊することに成功します。

こうしてエディとヴェノムは共存して生きていくことになるのでした。

後日、記者に復帰したエディはとある刑務所を訪れ、連続殺人犯クレタス・キャサディを取材します。

取材の途中、クレタスは「俺はいずれカーネイジになる…。」とエディに告げ、本作は幕を閉じるのでした・・・。

 

以上があらすじとなります。

 

ヴェノムはスパイダーマンの宿敵として知られる悪役ですが、ダークヒーローっぽい扱いでもあるので、本作で描かれたヴェノムは絶妙な感じですね！

 

期待していたスパイダーマンの登場はありませんでした・・・残念。

 

ですが、本作の続編にはスパイダーマンが登場するのでは？とささやかれています。

 

期待して待ちましょう。

その辺りのアベンジャーズとの絡みは後述しています。

次はかわいいと評判の吹き替えについてです。

かわいいと評判の吹き替えについて

本作の主役であるヴェノムですが、見た目やその残忍さとは裏腹に「かわいい」と言われているのをご存知でしょうか？

特に女性からの「かわいい」の声が多いようです。

そして、主に吹き替えで鑑賞した人がそう思うみたいですね。

確かに吹き替えの方はとってもポップな吹き替えになっていますね！

そういった意見も解ります！

 

このヴェノムの日本語吹き替えを担当したのは歌舞伎俳優の中村獅童さんです。

中村獅童さんが吹き替えたのはヴェノムの声のみで、エディの声は声優の諏訪部順一さんが担当しています。

 

英語版はエディを演じるトム・ハーディが1人2役で演じているのですが、日本語吹き替えはそれぞれを分けて別々の声優を起用したようですね。

この吹き替え版は、英語版のヴェノムとは若干イメージが異なっています。

英語版のヴェノムは、よりダークさや残忍さを前面に出したキャラです。

ですが、僕はこの日本独自の可愛いヴェノムがとってもうまく作用したと思っています。

本来はマーベルキャラの中でも群を抜いて残忍なヴェノムですが、中村獅童さんの吹き替えによってどこか愛くるしい憎めないキャラのように映りますね！

また、そういったキャラからくる影響なのか、ヴェノムはビジュアルも「キモカワイイ」として人気となっています。

かなり汚らしいし、グロいんですけどね(笑)

吹き替えを分けたアイディアが見事にハマっていますね！

個人的にもエディとヴェノムのやり取りはコミカルで楽しめました。

 

次はエンディングで少しだけ触れられるカーネイジについてです。

カーネイジとは？続編は？エンドロール後の意味を解説

本編が終わり、エンドロール後の映像で、エディは囚人のクレタス取材をしに行きます。

そこでクレタスは「俺はいずれカーネイジになる…。」と言います。

ですが多くの方は「カーネイジ？何それ？」となると思います。

 

カーネイジとは、ヴェノムにとっての宿敵ともいえる存在の凶悪なキャラクターなんです。

つまり、あのシーンは続編への期待を煽るシーンだったわけです！

次回作ではカーネイジ登場しますよ！って匂わせているんですね！

 

原作でのカーネイジはとっても強く、ヴェノム1人では倒せないくらい強いです。

なので、原作ではヴェノムはスパイダーマンと協力して闘っているんです！

 

と、いうことはですよ！？

 

勘のいい方は気付いたのではないでしょうか！？

 

そうです！

 

続編ではスパイダーマンの登場が期待できるんです！！！！

 

もともとヴェノムはスパイダーマンの敵ですからね。

本作にも登場が期待されていましたが、出ませんでした・・・ですので次こそ実現してほしいです。

 

さて、スパイダーマンの名前が出てきたところで気になるのが、この「ヴェノム」はアベンジャーズシリーズに入るのかどうかということですね。

次項で解説していきます。

ヴェノムはアベンジャーズなのか？MCUとの関係は？

さてさて、ヴェノムはマーベルのキャラクターです。

しかもスパイダーマンに出てくる敵キャラ。

そこで多くの人が疑問に思うのが、ヴェノムはアベンジャーズなのか？ということでしょう。

 

結論から言うと、現段階では違います。

 

これには大人の事情が深くかかわっています。

本作ヴェノムはソニーピクチャーズが製作した映画で、スパイダーマン含むアベンジャーズシリーズはマーベル・スタジオの製作です。

つまり製作している会社が違うんです。

いわば別々のシリーズなんです。

現状、マーベル側はヴェノムをアベンジャーズが活躍するMCUに加えるつもりはないようです。

しかし、ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカル社長がヴェノムとスパイダーマンは同じ世界で展開されると発言したためファンは色めき立っているというわけです。

さぁ、今後どうなるのでしょう・・・。

ヴェノム2にトム・ホランド演じるスパイダーマンが登場するのか？

アベンジャーズにヴェノムが出たりなんてことが起こるのか？

楽しみですね！

 

次は本作のDVD・Blu-rayをご紹介します。

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次は個人的な評価と感想です。

評価と感想

本作は全世界で興行収入8億ドルを超える大ヒット作品となっています。

世間での評価は賛否両論といったところでしょうか。

5点満点中3.7点って感じです(笑)

分かります！分かります！その感じ(笑)

つまらなくはないんですけどねぇ・・・なんとも言えない感じなんですよねぇ～(笑)

では、個人的な感想を書いていきますね！

まず個人的に良かったのはヴェノムとエディがだんだんと心を通わせていくような感じになっていく点です。

ヴェノムは元々は地球を侵略しに来た悪者ですが、悪者が味方に付いた時の嬉しさといったらそれはそれは計り知れないものがありますよね！！

多くのアニメやゲームなどでも使われる手法ですね。

味方なんだけどいつまた気が変わってしまうのかハラハラする感じ・・・分かりますでしょうか？

僕はドラゴンボール世代なのですが、ピッコロやベジータが味方になった時に同じような気持ちになりました。

エディと元婚約者アンとの関係始め、ヒューマンドラマ的な部分は大した話がないので、このヴェノムとエディとの関係が余計に際立っていました。

逆に言ったらストーリー的にはライオットと共生したドレイクを倒すだけのシンプルな話ですから、それ以外に魅力を見つけないとのめりこむのは難しい映画だと思います。

それから、ヴェノムが強すぎて痛快だったところも良かったです。

欲を言えば、もっと序盤からガンガン姿を現して欲しかった。

個人的には主役のエディにあまり魅力を感じなかったので余計にそう思ってしまったのかもしれません。

トム・ハーディは嫌いな俳優ではありませんが、主役にするにはちょっと弱い気がします。

製作側もトム・ハーディで大丈夫なのかと最後まで疑念を抱いていたそうですが、その気持ちはなんとなくわかります。

どちらかというと脇役の方が生きてくる俳優だと思うのですが・・・でも、トム・ハーディのファンには嬉しいかもしれませんね！

映像に関しては特別驚くこともなくまぁ無難な作りでしょうか。

ドローンで追いかけるシーンはCG感丸出しでしたが、これは3D用なのかもしれませんね。

僕は3Dでは鑑賞していないのであんな風に見えてしまうのかもしれませんが・・・ちょっと気になりました。

人間に取りつく前のシンビオートがとっても気持ち悪かったのも印象的です。

個人的には結構マイナス評価になり得るほど不快な映像でした(笑)

食事中には観たくない映画ですね。

 

結局、この映画は良い点と悪い点が背中合わせになっている気がします。

 

同じシーンやキャラでも、好きな人は好きだけど嫌いな人は嫌い。

 

その辺が評価を混沌とさせている理由なのではないでしょうか。

うーん・・・なんか個人的にもちょっとすっきりしない映画でした。

残虐なヒーローなら残虐、笑いをとるならとことんと言った感じで、もっと振り切って欲しかったと思います。

主人公自体が2人で1人みたいな感じなのでやっぱりブレちゃいますね・・・。

全体からどことなく中途半端な印象を受けました。

なんかニンニクの味でごまかされたラーメンみたいな印象です・・・おいしい風なだけでよく考えたら別に特別おいしくはないみたいな(笑)

 

あれ？

いつのまにかちょっと否定的な感想でまとまってしまいました(笑)

うーん・・・そういうことなんでしょう(笑)

つまり、つまらないって程ではないんですけど面白くもない・・・って映画なんです(笑)

とりあえず、次回作を作る気満々の終わり方だったので、楽しみにはしています。

欲を言えばトム・ホランドのスパイダーマンを是非登場させてもらいたいです。

 

個人的満足度

 

次はヴェノムを動画配信サービスで視聴する方法をご紹介します。

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