映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は2016年のアメリカ映画です。
DCコミックスのクロスオーバー作品「DCエクステンデッド・ユニバース」の第2作目の作品です。
本作は、「マン・オブ・スティール」の完全なる続編となっています。
なので本作の前に必ず「マン・オブ・スティール」を観ることをオススメします!!
じゃないと魅力は半減ですからね・・・。
で、本作、個人的にはバットマンの映画と位置づけています。
もちろん「マン・オブ・スティール」に引き続きスーパーマンの苦悩も描かれますが、基本的にはバットマンを主人公に据えた作品になっているのではないでしょうか?
前作に引き続き重厚で丁寧な描写は個人的にはツボです!!
まぁ、その辺が賛否両論の原因でもあるんですが・・・。
なんにせよ、バットマンとスーパーマン夢の共演はテンションぶち上りますね!!
更にワンダーウーマンの登場などなど見所は満載の作品です。
是非、腰を据えて観ていただきたい1本になっていると思います。
物事には光と影がある・・・。
スーパーマンとバットマンをモチーフに描かれる、綺麗ごとだけでは済まされない現実的なテーマが深く考えさせられますね!
この記事では本作のネタバレ解説や他のバットマン映画との関連、DCユニバースの続編についてなど書いています。
また、世間での評価や個人的な感想、VOD情報など盛りだくさんです。
是非最後まで楽しんでください。
この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。
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では、早速ネタバレ解説いってみましょう!!!
レッツ!!ムーヴィン!!!
もくじ
バットマンvsスーパーマンジャスティスの誕生のあらすじとネタバレ解説
では、本作をネタバレ解説していきます。
まずは作品情報とキャストから!
作品情報とキャスト
映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は2016年のアメリカ映画です。
DCコミックスのクロスオーバー作品「DCエクステンデッド・ユニバース」の第2作目の作品になります。
興行収入は全世界8.727億ドルとなっています。
脚本 : クリス・テリオ、デヴィッド・S・ゴイヤー
原案 : ザック・スナイダー、デヴィッド・S・ゴイヤー
製作 : チャールズ・ローヴェン、デボラ・スナイダー
製作総指揮 : クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス、デヴィッド・S・ゴイヤー他
音楽 : ハンス・ジマー、ジャンキーXL
レックス・ルーサーJr. : ジェシー・アイゼンバーグ
クラーク・ケント/カル=エル/スーパーマン : ヘンリー・カヴィル
ロイス・レイン : エイミー・アダムス
ゾッド将軍/ドゥームズデイ : マイケル・シャノン
マーサ・ケント : ダイアン・レイン
ペリー・ホワイト : ローレンス・フィッシュバーン
アルフレッド・ペニーワース : ジェレミー・アイアンズ
ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン : ガル・ガドット
他
本作はDCエクステンデッド・ユニバースの2作目の作品であり、「マン・オブ・スティール」の直接の続編です。
本作の監督は「マン・オブ・スティール」に引き続きザック・スナイダー監督。
脚本も前作に引き続き、デヴィッド・S・ゴイヤーが名を連ねています。
「マン・オブ・スティール」では作品に深くかかわったクリストファー・ノーラン監督は、本作では製作総指揮という立場。
製作総指揮という立場がどれほど作品に影響を与えるのかは不明ですが・・・前作程のかかわりは無いように感じます。
とは言え、基本的な製作陣は前作からの引き続きのようですので、作品の全体的なトーンは「マン・オブ・スティール」同様、重厚な仕上がりです。
まぁ、この重厚な作風が賛否両論を巻き起こした「マン・オブ・スティール」ですが・・・前作を気に入った人は間違いなく本作も気に入るでしょう!!
キャスト陣も「マン・オブ・スティール」に登場したキャラ/俳優は続投です。
これは続編としては嬉しいですね。
本作からの新キャラとして注目は3人。
まずは、本作の主演でバットマンを演じるベン・アフレック。
ベン・アフレックは「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」や「アルマゲドン」で有名ですね!
ヒット作への出演も多く、また、俳優の他にも自ら監督や脚本もこなす多才な人です。
個人的に「アルマゲドン」が好きなので、ベンが新しいバットマンを演じるってことでテンションMAXです!!
注目2人目はレックス・ルーサーJr.を演じるジェシー・アイゼンバーグ!!
ジェシー・アイゼンバーグといえば、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグを描いた2010年の映画「ソーシャル・ネットワーク」でマーク・ザッカーバーグを演じた俳優としてあまりに有名ですね!
その後も、「グランド・イリュージョン」シリーズなどヒット作に出演しています。
個人的にジェシー・アイゼンバーグは好きな俳優なのでこれまたテンションMAXです!!
まぁ、本作での演技は酷評されてしまったようですが・・・そんなの関係ねーっす!!
僕は本作でジェシー・アイゼンバーグが演じたレックス・ルーサーJr.好きですよ!!
そして3人目の注目はワンダーウーマンを演じるガル・ガドット。
本作の後には単独映画も公開され、スーパーマン、バットマンと並びDCエクステンデッド・ユニバースの中心となっていくワンダーウーマン・・・本作ではおいしいところだけ持っていくという感じですが(笑)、強烈な印象でめちゃくちゃカッコいいです!!
ガル・ガドットといえば、「ワイルドスピード」シリーズのジゼル・ヤシャ役が有名ですね!
前作までのキャスト陣に加え、新たに豪華キャストが加わった本作・・・アベンジャーズにも全然負けていませんね!!
次はあらすじです。
あらすじ
クリプトン星人の正体を隠し、新聞記者として生き、危険が迫った際には地球の平和のために戦ってきたスーパーマン。ところが戦いで街を破壊し、甚大な被害が出はじめると世間の非難が集中。彼の心は悪に染まっていく。大富豪のウェインはバットマンとして闇夜で悪と対峙してきたが、人類の希望を背負い、スーパーマンと戦う事になる。
Movie Walkerより引用 : https://movie.walkerplus.com/mv58581/
次は本作をポイントごとに解説していきます。
ここがポイント!!ネタバレ解説
ここからは本作をポイントごとに解説していきます。
完全に前作の続き
本作は完全に前作「マン・オブ・スティール」の続きの物語で、前作での出来事を受けての話から始まります。
前作でスーパーマンとゾッド将軍は、市街地で激しい戦闘になりました。
そこで生活している人などお構いなしにドッカンドッカン街を壊しながら戦いました。
スーパーマンはゾッド将軍を倒し地球を救いましたが、その戦いの陰では多くの人が死に傷つき、流れた涙があったのです。
物事には常に二面性があり、光と影があります。
前作での出来事が光だとしたら、本作はその影の部分にスポットを当てたところからスタートするのです。
正義のヒーロー的なイメージがあるスーパーマンに対して、ダークヒーロー的なイメージのバットマン・・・DCコミックスを代表するこの2大ヒーローの世間でのイメージはこうでしょう。
そして、本作は基本的にはバットマンの映画ですので、この始まりはまさにバットマンのイメージ通りでもありますね!!
何とも言えない複雑な感情を表現して始まる本作に期待は高まります。
他にも前作から引き続きスーパーマン、ロイス・レイン、マーサ・ケント、ペリー・ホワイト、ゾッド将軍が出てきますので、「マン・オブ・スティール」の続編感もめちゃくちゃあります!
やっぱり続編はこうでなきゃ!!
新しいバットマンの映画であると同時に「マン・オブ・スティール」の続編でもある・・・本当に絶妙な作りですね!!
バットマン登場
本作のタイトルは「バットマンvsスーパーマン」となっていますが、基本的にはバットマンをメインに据えた映画という印象が強いです。
バットマンはゴッサムシティという街を守る正体不明のヒーローでり、その正体はブルース・ウェインでウェイン産業の社長です・・・つまり大富豪です。
そして、ブルースが信頼しているのは執事のアルフレッドだけです。もちろんブルースがバットマンと言うことも知っていて、アルフレッドはバットマンのスーツや武器を作ったり、作戦に協力したりします。アルフレッドもバットマン映画においては重要なキャラです!
そんなバットマン目線で物語は進んでいくことになります。
因みにバットマンは宇宙人とかではなく普通の人間です。
科学の力で様々な武器を駆使して敵と戦うヒーローです。また、知能も高く、運動能力も人間としては高いです。
アベンジャーズでいうところのキャプテン・アメリカに近いかもしれませんね!
本作でもまともにやりあったら勝ち目のないスーパーマンを科学の力と周到な準備で追い詰めています。
たまに、姑息な奴に見えてしまったりするんですけどね(笑)
個人的にはその辺もバットマンの魅力だと思っています(笑)
バットマンとスーパーマンの対立
タイトルにもあるように本作はバットマンとスーパーマンの対立から始まります。
前作「マン・オブ・スティール」でスーパーマンとゾッド将軍が市街地で戦った時のことです・・・戦闘によって破壊された街では多くの死傷者を出していたんです。
これを良しとしない地球人やバットマンはスーパーマンを危険な存在として疑問視していくようになります。
やがてレックス・ルーサーJr.に仕組まれる形でスーパーマンとバットマンは戦うことになるのです。
スーパーマンはヒーローなのか?危険な存在なのか?
「人間は自分と違うものを受け入れない」という前作からのテーマがより具体的に動き出すと同時に、スーパーヒーローが街を救ったという出来事の裏側にある絶望にもスポットライトを当てるという・・・ヒーロー映画らしからぬシリアスな展開に引き込まれます。
こういった裏で起きた悲惨な出来事は暗黙の了解でスルーされることが映画では多いですよね?
いわば光と影、陽と陰・・・物事の二面性をスーパーマンとバットマンの対立で分かりやすく描いている点が個人的には素晴らしいと思います。
まぁ、まともにやりあったら本当はスーパーマンの圧勝なんですけどね(笑)
バットマンが姑息に見えてしまう戦いですが、スーパーヒーローを代表する2人の戦いは単純に胸熱ですよね!
レックス・ルーサーJr.
本作のメインヴィランの一人ジェシー・アイゼンバーグ演じるレックス・ルーサーJr.。
原作コミックスではスーパーマンの宿敵として描かれるスーパーヴィランです。
原作同様、スーパーマンを人類の脅威と考え暴走・・・クリプトナイトの実験、「メタヒューマン」の調査から始まり、マーサ・ケントを誘拐してスーパーマンとバットマンを戦わせたり、ゾッド将軍の遺体を使ってドゥームズデイを生み出したりともうやりたい放題。
ジェシー・アイゼンバーグの演技は酷評だったようですが、個人的には演技を含めてめちゃくちゃ魅力的に映りました。
ジェシー・アイゼンバーグが持つ神経質そうなイメージがピッタリマッチしていたと思います。
収監されたもののラストまで生きていたので今後の再登場に期待したいキャラの一人です。
ドゥームズデイ
レックス・ルーサーJrと並ぶもう一人のスーパーヴィランであるドゥームズデイ。
原作では1992年にスーパーマンの敵として登場します。
長いスーパーマンの歴史の中では比較的新しめのキャラですが、その存在は絶対に無視できないものなのです。
それはなぜか?
実はこのドゥームズデイ、「スーパーマン殺し」の異名を持ち、原作ではスーパーマンと相打ちになって死んでいるんです。
つまり、相打ちとはいえスーパーマンを倒した超強力なヴィランなんです!!
まぁ、どちらも蘇るんですけどね(笑)
そんなドゥームズデイは、本作ではクライマックスに登場します!
レックス・ルーサーJr.がジェネシス・チェンバーを使い、自身のDNAをゾッド将軍の遺体に混ぜることで誕生した本作のドゥームズデイ・・・原作同様めちゃくちゃ強かったですね!!
因みに原作のドゥームズデイは異星人が遺伝子操作を繰り返して作った人工生命体ですので、この誕生は映画のオリジナルです。
まぁ、なにはともあれ強いことに変わりはありません・・・ゾッド将軍の面影を残しているような残していないような風貌も不気味で最高でした。
スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンが協力してドゥームズデイと戦うシーンはまさに圧巻です!!
これぞDCユニバース!!2作目にして早くも出し惜しみなしの展開にテンション上がりますね!!
ラストはクリプトン星人に悪影響をもたらすというクリプトナイトをスーパーマンがドゥームズデイに突き刺して倒します。
しかし、ここで大問題発生・・・スーパーマンもクリプトン星人・・・クリプトナイトの影響を受けて弱体化・・・死に際のドゥームズデイにスーパーマンも殺されてしまいます。
わぉ!!!
そうです!!!
何気に原作に沿った展開になっているんですね!!
じゃあどちらも復活ですかね(笑)
今後に期待ですね!!
結末・・・ジャスティスリーグ誕生
ヒーローたちの活躍でドゥームズデイを倒し、レックス・ルーサーJrも逮捕・・・しかしその代償は大きく、スーパーマンは死んでしまいました。
世界の脅威に対してスーパーマンがいないと危ないんじゃないかと考えたバットマンは世界中のメタヒューマンを探し、チームを作ることを提案して本作は幕を閉じます。
まさにジャスティスの誕生ですね!!
そして最後の最後・・・スーパーマンことクラーク・ケントの棺の上の土が僅かに浮いたような描写で終わります。
完全にスーパーマン復活を示唆していますね(笑)
まぁ、DCユニバースでスーパーマンが2作目で死んじゃうなんてあり得ませんしね・・・原作でもドゥームズデイと相打ちになったスーパーマンですが後に復活していますし・・・ここは予想通りの展開でしょう(笑)
なにはともあれ、1作目から続いたスーパーマンの物語はここでひと段落を迎え、ジャスティスリーグ誕生へ向けてついに動き出したのです。
エンドロール後のおまけ映像
今やシリーズものの定番となったエンドロール後のおまけ映像ですが、本作にはそれはありません。
前作「マン・オブ・スティール」にも無かったので、これは意図的に入れていない可能性もありますね。
まぁ、本編に全て組み込めばおまけにする必要が無いと言えばないのですが・・・。
その後のDCユニバースの作品にはおまけ映像がある作品もあるのでどういった基準で挿入されているのかは不明ですが、ないとちょっと寂しい気もしますね。
以上が解説でした。
次は他のバットマン映画との関連についてです。
他のバットマン映画との関連は?本作を観るにあたって観ておくべき作品は?
本作のタイトルは「バットマンvsスーパーマン」ですので、他のバットマン映画やスーパーマン映画との関連も気になるところですね。
他のスーパーマン映画との関連はDCユニバース1作目である「マン・オブ・スティール」の記事の方に書いてありますので、そちらを読んでみて下さい。
なので、ここでは他のバットマン映画との関連についてです。
まず、結論から言ってしまうと、本作は他のバットマン映画とは一切の関係がありません。
本作は、DCユニバースの1作目「マン・オブ・スティール」の続編ですので、もちろん「マン・オブ・スティール」とは繋がっていますが、他のバットマン映画との繋がりはないんです。
バットマンの映画はこれまでにマイケル・キートン主演のバットマンやジョージ・クルーニー主演のバットマン、そして映画史に残る金字塔ダークナイト三部作などが製作されましたが、そのどれもが本作とは無関係となっています。
参考までにこれまでのバットマン映画を一覧にしてみました。
- バットマン (1943年の連続活劇)
- バットマン・アンド・ロビン (1949年の連続活劇)
- バットマン (1966年)
- バットマン (1989年・マイケル・キートン主演)
- バットマン リターンズ (1992年・マイケル・キートン主演)
- バットマン フォーエヴァー (1995年・ヴァル・キルマー主演)
- バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲 (1997年・ジョージ・クルーニー主演)
- バットマン ビギンズ (2005年・ダークナイト三部作一作目)
- ダークナイト (2008年・ダークナイト三部作二作目)
- ダークナイト ライジング (2012年・ダークナイト三部作三作目)
個人的にはダークナイト三部作は映画史に残る傑作だと思っています。
特にジョーカーとの対決を描いた2008年の「ダークナイト」は本当に素晴らしい作品です。
ヒーロー映画というよりサスペンスに近い作風で、大人が楽しめるシリーズとなっています。
DCユニバースの1作目「マン・オブ・スティール」では、このダークナイト三部作で監督を務めたクリストファー・ノーラン監督が深く製作にかかわり、また、脚本もダークナイト三部作の脚本を務めたデヴィッド・S・ゴイヤーですので、緻密で重厚な仕上がりなど似たような作風となっています。
因みに本作も脚本はデヴィッド・S・ゴイヤーが名を連ねていますし、ノーラン監督も前作程ではないにせよ関与しています。
映画を観ればその影響は明らかですね!!
過去のバットマン映画を見たことが無い人は是非ともダークナイト三部作を観ることをおススメいたします。
また、マイケル・キートン主演のバットマンも有名です。
マイケルキートン版の監督はティム・バートン監督です。
「シザーハンズ」や「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」などに代表されるダークファンタジーが得意のティム・バートン監督の特徴が全面に出た作風となっています。
特に2作目の「バットマン リターンズ」なんかもうティム・バートン節全開です(笑)
こちらもオススメです!
まとめると、本作は他のバットマン映画とは無関係で、本作を観る前に絶対に鑑賞しておくべきは「マン・オブ・スティール」だけということになります!
以上、他のバットマン映画との関連でした。
次は、そもそもジャスティスリーグとはなんなのかについてです。
そもそもジャスティスリーグとは?
ジャスティスリーグ・・・これはマーベルでいうところのアベンジャーズみたいなもので、DCコミックスのヒーローたちが結成するヒーローチームのことです。
本作のラストでは、バットマンが世界中のメタヒューマンを探してチームを作ろうという提案をして終わります。
まさにジャスティスリーグをこれから作ろうってところで映画は幕を閉じるのです。
DCユニバースは本作の後、「スーサイド・スクワッド」、「ワンダーウーマン」を経て、待望の「ジャスティスリーグ」へと繋がっていきます。
ファンならずともワクワクが止まりませんね!!
本作にもジャスティスリーグのメンバーであるフラッシュやサイボーグ、アクアマンなどがちょろっと顔を見せていましたね!!
期待感を煽る演出にテンション上がりました!!
次はDCエクステンデッド・ユニバースや続編についてです。
DCエクステンデッド・ユニバースや続編について
本作はDCエクステンデッド・ユニバースの2作目になります。
DCエクステンデッド・ユニバースとは、「DCコミックス」の実写映画化作品を、同一の世界観として各作品をクロスオーバーさせていく映画シリーズです。
予定では2016年から2020年まで毎年2作品が公開され、その後もシリーズは続いていくようです。
因みに本作の次の作品は「スーサイド・スクワッド」となります。
DCエクステンデッド・ユニバースの順番については記事を用意しましたのでそちらで確認してみて下さいね!!
次は評価と感想です。
評価と感想
ここからは世間での評価や個人的感想を書いていきます。
まずは世間での評価から。
世間での評価
本作の世間での評価は5点満点中3.2点(Yahoo!映画)となっており、賛否両論で意外にも低評価も目立ちます・・・。
実際の声はこんな感じ。
スーパーマンVSバットマン(以後SvB)観てきた。これから観るって人は今日の21時からのマンオブスティール観てから行かないとたぶん半分以上内容理解できない。観た方が面白いとかじゃなく観ないと理解できない。観てる私すら内容覚えてなくて話に追いつけなかった。
— upktdb (@upktdb) 2016年3月25日
バットマンvsスーパーマン 世間的には賛否両論…というか、大コケ・クソつまらないなんて言われてたけど、個人的には結構好き。ハマった人もいるだろうからあまり大きな声では言えないけど、「ミスターフリーズの逆襲」のおかげで大抵のアメコミ映画は面白いと思えるようになった。
— ツキ⭕️ (@tsuki__2) 2019年9月12日
バットマンvsスーパーマン久々に観たらめっちゃ面白いな😁 こんなに面白かったっけ😳笑 ワンダーウーマン登場シーンかっこよすぎる😆 あのシーンだけでも永遠に観てられるわ😄笑 pic.twitter.com/fpuW2sdnP3
— KAZU (@T_k0240) 2017年11月25日
『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』TL賛否まっぷたつにビクビクしながら鑑賞したんですが、なんだ普通に面白いじゃん!キャスト全員の演技のトーンが2.5次元できっちり統制されているし贔屓目とはいいジェシー君の巧さとベンアフのフィクションの支え方には満点をあげたい。
— vertigo (@vertigonote) 2016年3月26日
去年イタリア行ったときに飛行機でスーサイド・スクワットとスーパーマンVSバットマンを観た。クソ映画過ぎて次にズートピア観てなかったら発狂して飛行機から飛び降りてた。
— 21撤 (@Pac_Front) 2018年5月21日
賛否両論ですね・・・要はこの世界観にハマれるかどうかが分かれ目なのかもしれません。
次は個人的感想です。
個人的感想
ここからは僕の個人的な感想を書いていきます。
個人的に前作の「マン・オブ・スティール」の重厚な仕上がりにとても満足していたので、本作も期待していました。
そして本作冒頭・・・いきなり前作での出来事を受けての展開にテンションMAXです!!
やっぱり続編はこうでなくっちゃ!!!
初見の人を完全に置き去りにしてしまうのはどうかとは思いますが・・・まぁ、前作観てから観ればOKっしょてことで、完全に心は鷲掴みにされました。
地球を救ったスーパーマンの活躍の裏で流れた涙がある・・・本当に何とも言えない複雑な設定がいいですね!!
綺麗ごとだけじゃないヒーロー映画なのがDCユニバースの強みだと思いますが、この辺りの展開にもその辺が良く表れています。
そして立ち上がるバットマンからのスーパーマンとの対立・・・裏で牛耳るレックス・ルーサーJr.・・・美味しいとこだけもってくワンダーウーマン(BGMもサイコー!!)・・・えっ?えっ?もうサイコーじゃんか!!!
誰ですかつまらないとか言ってるのは(笑)
と、まぁ個人的にはテンションアゲアゲで観終わってしまったのですが、否定的な意見があるのも分かる気はしています(笑)
まず、大前提として前作の「マン・オブ・スティール」のスーパーマンが好きかどうかで評価は大きく分かれると思います。
「マン・オブ・スティール」ではこれまでにない新しいスーパーマンが提示されました。
これを気に入らないと本作のスーパーマンに感情移入でできませんから魅力は半減です。
そして、そもそもスーパーマンとバットマンに思い入れがあるかどうかでも変わってきます。
だって、スーパーマンとバットマンが実写で戦うんですよ?
好きなら嫌でもテンション上がりますって(笑)
実際、ベン・アフレックのバットマンは個人的にそこまで好きではないんですが・・・やはりスーパーマンと戦う姿や、スーパーマンの活躍の裏で流れた涙に寄り添うバットマンはとっても好きになりましたし、熱くなりました。
また、やがて和解するスーパーマンとバットマン、そしてワンダーウーマンを交えた3大ヒーローの共闘は贅沢すぎて言葉もありませんでしたしね!!
それぞれの正義がやがて一つになる展開にも感動します。
まぁ、それぞれのキャラへの思い入れが結構重要だったのかなぁって個人的には思いますけどね・・・。
それから、単純に映画の尺が長いのも受け入れられなかった人がいた原因だったかもしれません。
その重厚で丁寧な描写が逆にダラダラと長いと感じる人もいたようです。
単純なストーリー展開にスカッと敵を倒すというシンプルなヒーローものではないので、そういったものを期待した人には不向きな作品なのは間違いないです。
異星人であり強大な力を持つがゆえの葛藤や苦悩を抱えるスーパーマンと、より地球の人々に寄り添う形で正義を貫き、常に現実と向き合うバットマン・・・
しかし、親を亡くすという共通の傷みを抱えた2人・・・
そのコントラストと複雑な気持ちの交錯が本作の魅力でもありますので、重厚な展開は必要不可欠だと個人的には思いますが・・・まぁ、ちょっと映画でも見ようかなぁ的な人には厳しかったかもですね(笑)
魅力が欠点にもなっている・・・表裏一体というかなんというか・・・。
個人的にはどんでん返し的な衝撃展開なんかもあったら、多くの人にとって印象違うかなぁなんて思ったりしました。
まぁ、僕個人は満足なんですけどね(笑)
個人的に良かった点を挙げると、レックス・ルーサーJr.を演じるジェシー・アイゼンバーグが僕は良かったと思います!!
僕は「ソーシャルネットワーク」や「グランドイリュージョン」シリーズが大好きなので、ジェシー・アイゼンバーグを純粋に評価できませんが・・・あのミステリアスでなんかヤバそうな感じがめちゃくちゃいい感じだと思ったんですけどね・・・。
ラストでスキンヘッドになるのも良いですね!(原作のレックス・ルーサーはスキンヘッドなんです!)
収監されただけなので今後の活躍も煽って終わるのも不気味でいいじゃないですか!!!
と、まぁ、個人的には大満足の作品ですが、そんな僕でも不満な点はいくつかあります。
まず、バットマン映画には欠かせない警察本部長のジェームズ・ゴードンが出てこないではないか・・・キャット・ウーマンやロビンはまぁ許すとしても、ゴードンは必要だろーに!!!
その後、「ジャスティスリーグ」ではゴードンも登場するんですが・・・この時点で出てきて欲しかった・・・。
あと、アルフレッドがイケメン過ぎなのもね(笑)
アルフレッドがイケメンとか違和感しかないんですけど(笑)
こうやって記事を書いてみると、僕は本作をバットマンの映画として観ていたんだと思います・・・てか、今も実際、そう思っています。
本作はバットマンが主役の映画なのです(←あー言い切ってしまった)。
そう考えると不満な点もあるにはありますが・・・重厚な仕上がりと重くシリアスなテーマ、2大ヒーロー夢のコラボ・・・アベンジャーズにも全く引けを取らない作品になっていると思います。しかもアベンジャーズとの差別化もきっちりできている点も見逃せません!!
できればDCユニバースにはこの調子でどんどん突き進んで欲しかったのですけど・・・次作の「スーサイド・スクワッド」でぶち壊しちゃうんですよね(笑)
まぁ、その辺は「スーサイド・スクワッド」の記事の方で書きますね!!
なにはともあれなかなかの良作だと個人的には思います。
個人的満足度
次はBlu-ray/DVD情報です。
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次は本作を動画配信サービス/VODで観る方法です。
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