ターミネータージェネシスのネタバレ解説!駄作となった5つの理由!

映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」は2015年のアメリカ映画です。

 

ターミネーターシリーズ5作目ではありますが、本作はリブート作品。

いわば仕切り直し。

実は本作から始まる新たな3部作が予定されていたんです!

 

しかし!!

 

本作が酷評の嵐・・・シリーズ最低評価・・・駄作だ駄作だと言われた3作目よりも評価が低いというね・・・。

 

当然続編は打ち切りとなりました。

 

ではなぜこれほどまでに駄作と言われる作品になってしまったんでしょうか?

 

この記事では、シリーズのファンである僕が本作が駄作となった理由を考えてみました。

他にも作品解説や続編について、評価や僕の個人的な感想、Blu-ray/DVD情報、動画配信サービス/VOD情報など盛りだくさんな記事になっています。

是非楽しんでください!

 

この記事は基本的にネタバレ全開です。まだ観ていない方は先に動画配信サービスで観ることをおススメします。

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では早速、駄作となった5つの理由を解説していきますね!!

レッツ!!ムーヴィン!!!

ターミネータージェネシスのネタバレ解説!駄作となった5つの理由!

本作はターミネーターシリーズでも1、2を争う駄作として、その存在すら忘れられるほど影の薄い作品です。

シリーズのファンからも「ゴミだ!」「うんこだ!!」と酷い言われよう・・・。

興行収入は名作「ターミネーター2」に次ぐシリーズ2番目の成績なんですけどね(笑)

 

では、何故ここまで駄作になってしまったのか?

 

シリーズのそこそこファンである僕がファン目線で理由を考えてみました。

駄作になった理由は5つ!!

1つずつ解説していきますね!

ターミネータージェネシスが駄作となった理由1・ジョンが悪役

まず、ターミネータージェネシスが駄作となった理由1は、「ジョンが悪役」ということです。

これはいかんぜよ・・・と絶対に龍馬も言うはずです。

新しいことをしようとしたのは解ります。

でも、それはナシだろーに・・・。

 

ジョン・コナーはターミネーターシリーズでもっとも重要なキャラです。

 

なんならT-800やサラ・コナーより重要度は高い。

シリーズのファンにとってもジョンはヒーローであり、絶対的な存在、常に物語の中心だったんですよ・・・それが悪役って・・・おいおい・・・。

 

わかるよ!!わかるよ!!新しいことして驚かせたかったんだよね!?

 

でもさぁ~、このやり方は飛び道具と一緒で、その場は驚くけど継続的な効果はゼロなのよね・・・。

まぁ、もしかしたら続編で良い奴に戻る予定だったのかもしれないけど・・・とりあえず、現状だと本作のみでの評価になっちゃうからね・・・。

ジョンが悪役は完全にマズかったですね!!

ターミネータージェネシスが駄作となった理由2・突っ込みどころが多すぎる展開

ターミネータージェネシスが駄作となった理由2は、「突っ込みどころが多すぎる展開」ってことです。

 

やはりタイムマシンが出てきて自由に未来や過去に行けちゃうと、どうしても何でもあり感が出てきちゃいますね。

しかも色々謎。

そもそも、どうして過去が全く違うものに変わったのかという大事な説明が一切なしというね(笑)

T-1000がいる理由も不明だし。

1984年にいたシュワが誰に送られたのかも謎のままという・・・。

 

まぁ、続編での展開を見据えてのことだったのかもしれませんが・・・続編製作が無くなっちゃうとツッコミどころでしかないですね・・・。

 

あと、これはよく言われるのですが・・・。

カイルが初めて見たシュワをいきなりターミネーターと判別して撃とうとしていたり、サラがまだ生まれてもいないジョンに会って涙を流していたり・・・

 

製作陣も「ターミネーターシリーズを観てきた人」でしょうから、その辺のフラット感を忘れてしまっています(笑)

それから、バスが横転するシーンは「これダークナイトやん!!」となるし、バスが川に落ちるシーンは「ジュラシックパークやん」となるなど、アクションの見せ場にオリジナル要素が無いのも気になりました。

ターミネータージェネシスが駄作となった理由3・ギャグが滑りっぱなし

ターミネータージェネシスが駄作となった理由3は、「ギャグが滑りっぱなし」ということ。

 

もうこれは誰が観ても明らか(笑)

オヤジギャグが完全にスベってますね・・・。

ここまでスベると観てるこっちが恥ずかしくなるわ!!

 

しかもくどいんだよね・・・シュワの笑顔とか1回でいいだろ・・・。

いちいち「合体」とかいって寒いし・・・。

古いけどポンコツではないみたいなのとか・・・字幕だからまだマシですが、英語のニュアンスは完全に下ネタですからねこれ。

 

なんだなんだ?コメディでも作ってるのか?

 

「ターミネーター2」にあった笑いとはちょっと質が違うのかぁ~って感じましたね。

この笑いの質のミスは「ターミネーター3」でもやってるんだよね・・・。

ターミネータージェネシスが駄作となった理由4・キャスティングが悪い

ターミネータージェネシスが駄作となった理由4は、「キャスティングが悪い」です。

 

本作のキャスト陣は豪華な布陣です。

勘違いして欲しくないのは「ターミネーター3」のジョンの時のように、そもそもの俳優が悪いわけではないんです。

 

ジョン役のジェイソン・クラーク、サラ役のエミリア・クラーク、カイル役のジェイ・コートニー・・・皆良い俳優ですよね!!

 

でも、なんかこれじゃない感がすごかった。

 

悲壮感やら緊迫感やらなんやらがその本人から伝わってこないんですよね・・・皆少しずつズレてるというか・・・もう少し相応しい配役があったように感じます。

 

もしかしたら役作りが甘いのかなぁ~。

サラは長年鍛えてきたようには見えないし、未来の壮絶な世界を生き抜いてきたはずのジョンやカイルはめちゃくちゃ健康そうだし(笑)

まぁ、素人の僕が何様だって話ですが(笑)

演じてるようにしか見えなかったんですよね・・・。

「ターミネーター4」のジョンやカイルはすんなり入ってきたんで余計そう感じました。

ターミネータージェネシスが駄作となった理由5・オールドファンの頭が硬い

ターミネータージェネシスが駄作となった理由5は、「オールドファンの頭が硬い」です。

 

まぁ、これは作品が駄作になった理由というよりは、駄作という風評に対する理由になっちゃいますが・・・。

 

本作はシリーズのリブート作品です。

つまり仕切り直しであり、1からやり直しますよ~ってこと。

なので、新しい要素が加わったりストーリーが大幅に刷新されたり、設定の変更、修正があったりはむしろ当然なんです。

リブートは往年のファンよりもシリーズを知らない若い世代に向けられて作られていたりもしますからね!!

 

しかし!!

 

同時に、これまでシリーズを追いかけてきたオールドファンの心も掴まないと前世代を巻き込んでの名作にはなり得ません。

 

つまりです!!

 

設定やストーリーの変更を大幅にやればやるほどオールドファンが納得するハードルは高くなっちゃうんです。

オールドファンからしたら、自由に変えてもいいけど、その代わり納得させてねってことなんです。

 

ところがです!

 

古い名作シリーズのファンというものは往々にして頑固です(笑)

ましてや「ターミネーター」、「ターミネーター2」と映画史に永遠に残るであろう名作を含むシリーズですからね。

そりゃ一筋縄ではいきませんよ(笑)

 

この難題に3作目、4作目も挑んで惨敗ですから。

 

観る側がフラットな気持ちで入ってきてくれない・・・そういう宿命を持った作品なんですから、もう少し完成度は上げた方が良かったですね!

 

以上、僕が考える本作が駄作になった理由5つでした。

次は作品情報とキャストの解説です。



作品情報とキャスト

映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」は2015年のアメリカ映画です。

ターミネーターシリーズ5作目です。

本作はリブート作品となっており、これまでのシリーズとは物語の関連はありません。

 

興行収入は4.406億ドルとなっています。

 

シリーズ最低評価で駄作と言われることも多いですが、興行収入だけみれば「ターミネーター2」に続くシリーズ2番目のヒット作です。

 

スタッフ
監督 : アラン・テイラー
脚本 : レータ・カログリディス、パトリック・ルシエ
原作/キャラクター創造 : ジェームズ・キャメロン、ゲイル・アン・ハード
製作 : デヴィッド・エリソン他
製作総指揮 : ビル・カラッロ他
音楽 : ローン・バルフ
キャスト(役名 : 俳優)
T-800 : アーノルド・シュワルツェネッガー
ジョン・コナー/T-3000 : ジェイソン・クラーク
サラ・コナー : エミリア・クラーク
カイル・リース : ジェイ・コートニー
オブライエン刑事 : J・K・シモンズ
T-1000 : イ・ビョンホン

 

本作の監督は アラン・テイラー監督。

主にテレビを主戦場とする監督ですね。

監督した映画作品として有名なのは2013年の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」くらい。

「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」もアベンジャーズシリーズの作品ですので、ぶっちゃけ監督の力量でヒットしたわけでもないでしょうし・・・。

なのでかなんなのか、本作に監督としてのカラーや特徴は正直見当たりませんね。

 

本作ではシリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンは基本的にノータッチ。

しかし、主演であるアーノルド・シュワルツェネッガーの友人として非公式に監督にアドバイスをしています。

ジェームズ・キャメロンに助言を仰ぐように監督に提案したのはアーノルド・シュワルツェネッガーだったとか・・・監督の威厳もなにもあったもんではありませんね(笑)

 

キャストの方は、ターミネーターといえばのアーノルド・シュワルツェネッガーがお馴染みのT-800を演じています。

「ターミネーター4」の時はカリフォルニアの州知事をやっていたシュワちゃんでしたが、本作では12年ぶりにターミネーターシリーズに復帰!

そのことも公開時は話題になりました。

 

そしてジョン・コナー/T-3000役にジェイソン・クラーク!!

もともとはイケメンのジェイソン・クラークですが、本作ではちょっと冴えない感じでしたね・・・。

 

サラ役には本作の後、「世界一キライなあなたに」に主演、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」に出演するなど注目を集めるエミリア・クラーク

エミリア・クラークは本作に出演するまでアクション未経験・・・そんな彼女が体育会系のサラ・コナーって・・・オイオイ(笑)

エミリア・クラークは良い女優さんですがなんかこの辺がちょっとねって思うところです。

体つきとか戦士ではないよね(笑)

 

カイルを演じるのはジェイ・コートニー!!

「スーサイド・スクワッド」「アリータ: バトル・エンジェル」に出演し、こちらも近年注目を集めていますが・・・顔がコメディ顔なんですよね(笑)

 

アダム・サンドラーに通ずるものがある(笑)

アダム・サンドラー↓↓

アダム・サンドラーのコメディ映画はアメリカでは超人気なんですよね・・・もしかしてターミネーターを使ってコメディを作ろうとしてたんじゃ・・・

なんて勘繰りたくなるほど本作にはアメリカンというかオヤジギャグが多かった・・・しかも終始スベってるというね。

もしかしたらアメリカ人にはウケるのかもしれませんが・・・。

 

ジェイ・コートニーがアダム・サンドラーに似てるって僕が個人的に思うだけで、本作とは1ミリも関係ないんですが・・・個人的にアダム・サンドラーの「ビッグ・ダディ」は大好きな映画。

 

それからT-1000を演じるのは韓国のスター、イ・ビョンホン!!

「王になった男」が韓国で大ヒット、「G.I.ジョー」などハリウッド映画にも出演するなど韓国を代表する俳優です。

日本でも木村拓哉さん主演の「HERO」に出演するなどその存在は知られていますね!

 

本作ではT-1000を演じているんですが、個人的には結構良かったんじゃないかと思っています。

 

ロバート・パトリック演じる2作目のT-1000が素晴らしかったし、アジア人ということで西洋かぶれの人は批判する人もいますが・・・僕はロバート・パトリックにも引けを取らない怖さがあったと思います。

まぁ、ロバート・パトリックのコピーでオリジナリティがないという言い方もできますが、もうちょっと出番があっても良かったと個人的には思います。

「ターミネーター ニュー・フェイト」に出てくるRev-9よりは全然好きだし存在感あると思う!!

同じアジア人として嬉しくも思いましたしね!

 

あ、そうそう!!

本作にはオブライエン刑事役としてJ・K・シモンズが出演しています。

完全にJ・K・シモンズの無駄使いですね・・・。

もしかしたら続編で活躍する予定があったのかもしれませんが・・・。

 

次はあらすじです。

あらすじ

自我に目覚めた人工知能〈ジェニシス〉が起動すれば、人類は滅亡する。〈人類の未来〉を取り戻すには、何者かによって〈書き換えられた過去〉に戻って戦うしかない。運命の鍵を握るのは女戦士サラ・コナーと、〈絶対に彼女を守る〉ことをプログラムされたT-800ターミネーター。人類滅亡のカウントダウンが迫るなか、ふたりの前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在―最新最驚のT-3000ターミネーターの正体は?そして、人類の救世主は一体誰なのか?

公式サイトより : http://paramount.nbcuni.co.jp/terminator/

 

次はポイント解説です。



ここがポイント!!ネタバレ解説

ここからは本作のポイントを軽く!

リブート作品だということ

本作はシリーズの続編ではなくリブートです。

仕切り直しですね!!

つまり、これまでのシリーズ作品とは一切関係のないストーリー。

なのでストーリーに関しては過去の作品と比較するのは無意味ですが・・・どうしても比べちゃいますよね(笑)

タイムスリップものだということ

本作ではタイムマシンが登場します。

本作のエンディングでは、カイルが過去に行ったことで未来が変わったことを示唆しています。

 

タイムスリップものに付きまとうのがタイムパラドックス・・・。

 

カイルが最初に過去に行くとき記憶が書き換えられていることから、本作の設定は、過去を変えると現在もそれに応じて影響を受けるというバック・トゥ・ザ・フューチャー方式ですかね。

 

まぁ、難しいことは分かりませんが、タイムスリップものは感動すると相場が決まっています!!←持論(笑)

本作もラストはちょっとウルっときました。

 

しかし、なんと未来のカイルがタイムスリップした1984年にもタイムマシンがあるというご都合感・・・。

更に1984年には既にT-800やらT-1000がいてその説明は無し・・・。

サラとカイルは2017年にタイムスリップ・・・そこにはジョンがタイムスリップしてくるという、もうタイムスリップしまくり(笑)

こうなるともう収集つかなくなるぞ(笑)

シリーズを踏襲してるはしている

これまでのターミネーターシリーズは、「未来から来た機械からサラ、ジョン、ケイトを守りながら元凶を破壊する話」です。

 

本作も基本的にはその路線。

 

しかし、そのバランスは、ジェニシスを破壊する方に重きを置いている印象。

ホラー要素が減っている点が緊迫感を無くしている要因かもしれませんね。

サラとT-800の親子関係、サラとカイルの恋愛

本作のドラマ性として肝になっているのはサラとT-800の親子関係サラとカイルの恋愛関係です。

しかし、本作ではその辺のドラマ部分はさわり程度。

続編打ち切りで深く掘り下げられなかったのは痛いですね。

テーマ

「未来は自らが切り開く」というシリーズのテーマは本作でも同様のようですね!!

ここがブレていないのは良しとしましょう!!

結末

本作のラストは、ジェニシスの中枢を破壊して一件落着かと思いきや・・・実は破壊できていなかった・・・つづく・・・。

ってな感じ。

思えば映画の最初の展開からはずいぶん遠くまで来てしまった印象ですね・・・これ収集つくのか?

続編観てみたかった気もしますね(笑)

 

以上が軽くポイントです。

次は続編とシリーズについてです。

続編とシリーズについて

本作はターミネーターシリーズの5作目ですが、リブート作品となっており、全4作とは全く関係のない作品です。

 

当初は、本作の続編も2作品予定されており3部作となる予定でした。

しかし、「2の正統なる続編」として「ターミネーター ニュー・フェイト」が2019年に公開・・・本作から始まる3部作は完全に打ち切りとなったようです。

あぁ・・・本作の謎が解けることは2度とないのです・・・。

この辺りの詳しい経緯やシリーズの順番などは記事にまとめましたのでこちらをご確認ください!

 

次は世間での評価と個人的な感想です。



評価と感想

ここからは本作の世間での評価と僕の個人的感想です。

まずは世間での評価から。

世間での評価

本作の世間での評価は5点満点中3.3点(Yahoo!映画)となっています。

実際の声はこんな感じ。

賛否両論ですね・・・。

本作を気に入った人は続きが気になりますよね(笑)・・・もう観れませんが(涙)

リブートしたり正統なる続編作ったりで世界観が壊れて混乱している人も多いですね・・・特に若い世代で後追いで観る人はわけわからなくなりますね。

 

次は個人的な感想です。

個人的感想

ここからは僕の個人的な感想を書いていきます。

 

まず、僕はターミネーターシリーズのファンです。

熱狂的だとかマニアだとかでは全然ありませんが、普通に好きです。

 

幼少期、家族で「ターミネーター2」を観たのが僕の映画体験初期の記憶ですので、割と思い入れがあるシリーズです。

ですので、新作が公開されれば必ず劇場に行くぐらいは好きです。

勿論、本作も公開時に劇場で鑑賞しました。

 

で、本作の感想。

 

まず、本作公開時に一番最初に思ったのが、「ターミネーター4」の続きはもう観れないのかぁ・・・ということ。

個人的に4作目は1作目や2作目に並ぶ傑作だと思っていましたので、本作でリブートされることになりかなり落胆したのを覚えています。

 

というか、いまでも4の続きが観たい(笑)

 

で、肝心の本作ですが・・・

まず、序盤・・・1作目を再現しているシーンに嬉しくなりますね!!

 

「うぉ!!完コピじゃん!!」とテンション上がったのを覚えています。

まぁ、よくよく観直すとチンピラのクオリティとか下がりまくってるんですけど・・・まぁ、印象としては完コピですよね!!

で、「あー、こんな感じでリメイクっぽく進むのかぁ」なんて思っていると、いきなり待ち伏せシュワ登場・・・からのT-1000登場という・・・もう1作目と2作目がごった煮された展開(笑)

 

でも、これはこれで結構ワクワク観れましたよ!!

 

えっ!?

 

えっ!?

 

えっーーーー!?

 

どうなんのこれ?

 

ってな感じで興味は持ちました。

でもそれもつかの間・・・終始スベりまくるオヤジギャグのせいなのか、感情移入できない(というか個人的にイメージと違う)サラとカイルのせいなのか、ジョンが悪役になったからなのか、途中から完全に飽きてきちゃったんですよね。

ストーリーが良くないし、ドラマ性が無いのが個人的には飽きちゃった原因かと思います。

 

冒頭シーンもそうですが、他にもジョンが2017年に現れたり、その時その時で多少はビックリするんですが、なんか基本的に小手先の驚かせ方というか・・・もっと緻密なストーリーや人間ドラマで驚かせてほしかったなぁと思います。

 

アクションシーンも派手な割にイマイチなのはサラやカイルが戦士っぽくないせいもあるのかなぁ・・・。

ドヤ顔でバス横転させられても・・・「ダークナイトやん」ってなちゃうし・・・。

ほんと冷静に考えると、どうなってんだこれ?真面目にやってんのか?

ってな内容ですよね(笑)

 

でも不思議なんですけど・・・めちゃくちゃつまらないわけではないんですよ(笑)

だから困る(笑)

 

もちろん、傑作ではないですし、他人に薦めたりもあまりしませんが、シリーズを観てきたファンとしてちょっと気になる展開ではあるんですよね・・・。

例えば、1984年で待ち伏せていたシュワを送ったのは誰なのか?とか・・・T-1000を送った目的とか・・・気になるじゃんか(笑)

続編が打ち切りになったのでもう謎が解けることはないのですが、観ちゃうと気になる要素はありましたね!

 

映像技術も格段に進歩していましたし、タイムトラベル物は個人的に好物というのもありますしね!!

 

でもね・・・ジョンが悪役になっちゃうのはどうかと思いましたよ・・・。

最初は「えーーーーーー!?」てな感じで驚いたんですが・・・

 

いや、待て待て!!!それはダメだろーに!!!

 

と、一瞬で冷静になっちゃいますよね(笑)

ジョン・コナーといったらシリーズの最重要人物ですぜ!!

ルフィが敵になるようなもんだし、コナンが犯人になるようなもんですよこれは。

まぁ、続編でどうなったかは分かりませんが・・・本作で打ち切りだと悪役のままですからね・・・。

 

てか、4作目やニューフェイトもそうだけど、続編作る気満々で作ってやっぱり作らないはやめて欲しいよな・・・最初から3部作で予算組めっての!!!

 

あと、今までの全部なしでこっちが正統な続編とか・・・リブートしたのにそれもなしとか・・・わけわからなくなるよね(笑)

 

ほんと、困りもんですね・・・。

 

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とかみたいにしっかり管理して欲しいよ・・・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はこういったことが起きないように権利をロバート・ゼメキス監督が所有しているんですよね~。

しかも「自分が生きているうちは続編は絶対に作らせない」とまで言っている・・・。

 

ターミネーターシリーズの混沌としたシリーズ展開は、権利関係が複雑なアメリカらしいといえばアメリカらしいですが、作品を大切にし、守っていく努力もして欲しいなって思いますね。

 

本作って絶対金儲けのために作られたよね?

だってさぁ・・・これ、ターミネーターである必要性感じないもん。

僕の本作に対する一番の感想はこれ。

 

内容は普通だよ・・・別に駄作というほどでもない・・・

でも、これをターミネーターです!って言われると・・・

うーん・・・これじゃない感が凄い(笑)

 

キャメロン復帰で満を持して製作された「ターミネーター ニュー・フェイト」が盛大にコケたことで、もうシリーズは終わりでいいと思います。

 

あ、そうそう!!

本作のタイトルなんですが・・・

 

ジェシス

 

じゃなくて

 

ジェシス

 

なんですよね(笑)

ほとんどの人間違えてるんですよね(笑)

検索で引っ掛かりやすいように本記事のタイトルもジェネシスにしてありますが・・・タイトルすら混沌としてますね(笑)

 

以上、個人的感想でした。

個人的満足度

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

ターミネータージェネシスをBlu-ray/DVDで観よう!

 

次は動画配信サービス/VOD情報です。

ターミネータージェネシスを動画配信サービス/VODで視聴する方法

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