映画ロミオとジュリエット(表記 : 「ロミオ+ジュリエット」)は1996年のアメリカ映画です。

主演にレオナルド・ディカプリオ、監督はバズ・ラーマン監督!!

若き日の美しきディカプリオの全盛期との呼び声も高い本作は、バズ・ラーマン監督特有の華やかな世界観も相まってとっても美しい作品になっています。

原作はシェイクスピアの有名な作品ですが、原作を知らない方にこそ観てもらいたい・・・シェイクスピア作品の入り口にはもってこいの映画です。

そんな新しいスタンダードになっていると思います。

原作に忠実なようで全くの別物・・・全くの別物のようで原作に忠実。

取っつきにくい印象のあるシェイクスピアの作品ですが、本作は誰もが楽しめるエンターテイメント映画になっています!

美しくも悲しい・・・そして最高にロマンティックな本作は、シェイクスピア云々は抜きにしても恋愛映画の代表作として今後も観続けられていくことでしょう。

この記事ではあらすじはもちろん、原作や本作でのディカプリオについても書いています。

また、恒例の個人的な感想も書いていますので楽しんでいただけたらと思います。

記事の最後ではBlu-ray/DVD情報や本作を動画配信サービスで視聴する方法もご紹介しています。

併せてチェックしてみて下さい!

 

では、まずはあらすじをネタバレでご紹介していきます。

あらすじとネタバレ解説

作品情報とキャスト

映画ロミオとジュリエット(表記 : 「ロミオ+ジュリエット」)は1996年のアメリカ映画です。

スタッフ

監督 : バズ・ラーマン
脚本 : バズ・ラーマン、クレイグ・ピアース
製作 : バズ・ラーマン、ガブリエラ・マルチネリ
音楽 : ネリー・フーパー、クレイグ・アームストロング

 

キャスト(役名 : 俳優)

ロミオ : レオナルド・ディカプリオ
ジュリエット : クレア・デインズ
ティボルト : ジョン・レグイザモ
マキューシオ : ハロルド・ペリノー
ロレンス神父 : ピート・ポスルスウェイト
フルヘンシオ・キャピュレット : ポール・ソルヴィノ
グロリア・キャピュレット : ダイアン・ヴェノーラ
テッド・モンタギュー : ブライアン・デネヒー
キャロライン・モンタギュー : クリスティナ・ピックルズ
デイヴ・パリス : ポール・ラッド

 

本作の監督はバズ・ラーマン監督。

主演はディカプリオ!!

2人は2013年にも「華麗なるギャツビー」で再びタッグを組みますが、本作は初のタッグ作品。

バズ・ラーマン監督らしい華麗で優雅な演出は、本作の世界観と見事にマッチしています。

また、タイタニックでの大ブレイクを翌年に控えたディカプリオは、まさに絶頂期ともいえる美しさ!!

悲劇的なストーリーと相まってとても美しい作品になっていると思います。

 

早速、あらすじをネタバレでご紹介します。

あらすじとネタバレ解説

物語の舞台は1996年、イタリアのヴェローナ。

この街では2大マフィア勢力のモンタギュー家とキャピュレット家が争っていました。

モンタギュー家のロミオ(レオナルド・ディカプリオ)は、キャピュレット家の仮装パーティーに忍び込んだ際に、キャピュレット家のジュリエット(クレア・デインズ)に一目惚れしてしまいます。

ジュリエットには父が決めた婚約者のパリスがいましたが、元々この婚約に乗り気でないジュリエットはロミオに惹かれていきます。

敵対する家同士の2人がこれまでにないほどの恋をするのでした・・・。

お互いの家柄を知ってもロミオとジュリエットの恋は冷めることはありませんでした。

ロミオはロレンス神父(ピート・ポトルスウェイト)にジュリエットと結婚することを告白します。

2人の結婚が両家の抗争を終わらせ平和に導いてくれるのではと考えたロレンス神父は、2人の結婚に協力することを決めます。

こうしてロミオとジュリエットはロレンス神父の元、結婚式を挙げます。

2人の結婚はまだ誰にも知られていませんでしたが、2人は幸せを感じていました。

ところが、結婚式を挙げた日の午後に事件が起こります。

ロミオはモンタギュー家とキャピュレット家の争いに巻き込まれてしまうのです。

ロミオは争いを止めようとしたが、親友であるマキューシオ(ハロルド・ベリノー)がキャピレット家のティボルトに殺されてします。

親友を殺され逆上したロミオは、ティボルトを銃で殺し、復讐をしてしまうのでした。

プリンス署長の恩赦で死刑こそ免れたロミオですが、ティボルト殺害の罪でヴェローナ・ビーチを永久追放となってしまいます。

ロミオはジュリエットと一夜を過ごした後、マンチュアへ逃亡します。

残されたジュリエットは父が決めた婚約者であるパリスとの結婚を迫られます。

ロミオとの結婚以外は考えられないジュリエットはロレンス神父に相談するのでした・・・。

結末

ジュリエットから相談を受けたロレンス神父は、ある作戦を考えます。

24時間だけ仮死状態になる薬をジュリエットに飲ませ、死んだことにしてパリスとの結婚を回避、目覚めたらロミオと共にマンチュアで生きていく・・・といった作戦です。

そしていざ実行することに!

ロレンス神父はこの作戦を手紙でロミオに伝えようとします。

ところが、この手紙がロミオの元に届かなかったのです。

そしてロミオの元にはジュリエットが死んだという知らせが届きます。

仮死状態だということはロレンス神父しか知りません・・・。

ジュリエットが死んだと思ったロミオは永久追放の掟を破り、ジュリエットが眠る教会へ向かいます。

ジュリエットがいない世界で生きていくことなどロミオには考えられませんでした。

協会に着いたロミオはジュリエットに最後の口づけをすると、毒薬を飲みます。

ロミオが毒薬を飲んだ瞬間・・・ジュリエットが仮死状態から目覚めます・・・。

ロミオは驚きましたが、そのまま毒薬によって死んでしまいました。

目覚めたジュリエットもまたロミオのいない世界で生きていくことなど考えられませんでした。

ジュリエットもロミオの後を追って自ら命を絶ってしまうのでした。

こうして許されぬ愛は死をもって永遠になったのでした・・・。

 

以上があらすじです。

次は原作についてです。

原作は?

本作の原作は、あの言わずと知れたイングランドの劇作家、ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲「ロミオとジュリエット」です。

1595年頃に初演されたという「ロミオとジュリエット」は、恋愛悲劇の代表作として現在もなお人気を博しています。

ディカプリオ版の本作は、ストーリーや設定はそのままに現代的なアレンジが多く加えられています。

例えば、本来でしたら男もタイツを履いて演じられる事が多い戯曲ですが、プラダのスーツやアロハシャツを着ていたり、剣は銃に変わっていたりと、より現代的なアプローチがされています。

そもそも舞台設定が現代に変わっていますので、当然と言えば当然ですが(笑)

賛否両論あるかとは思いますが、現代の僕らがより受け入れやすいようなシチュエーションにしてくれているので、すんなり物語に入っていける点では良いと思います。

そして、バズ・ラーマン監督の特徴がこれでもかっていうくらい炸裂している豪華で華やかな演出はとても美しいです。

音楽もロックが使われていたり・・・パーティーのシーンなんてぶっ飛んでますしね(笑)

それから、めちゃくちゃ美しいシーンが盛り沢山!!

設定は現代ではありますが、時にはその辺も完全無視!!(笑)

豪華で華やか、そして美しいシーンがこれでもかってほど出てきます。

もうシェイクスピアの世界観のかけらもなく、ここに広がっているのは紛れもないバズ・ラーマン監督の世界観です。

ただ、ストーリーやセリフはほとんどシェイクスピアの原作通りとなっています。

ここが本当にすごい点です。

多分、原作を知っている人からしたら「えっ!?」ってなるシーンの連続のはずです(笑)

でもストーリーは間違いなく「ロミオとジュリエット」なのです。

原作に忠実なようで全くの別物・・・全くの別物のようで原作に忠実なのです。

 

次は本作でのディカプリオについてです。

ディカプリオが美しすぎる!レオ様の全盛期はこの時?

本作が公開されたのは1996年です。

ディカプリオは、翌年の1997年にはあの「タイタニック」で空前の大ブレイク・・・レオ様フィーバーを世界中で巻き起こし、まさに映画界を席巻することとなります。

そのタイタニックファーバー前夜、本作のディカプリオはこれから大きく羽ばたく寸前の最高の時期です。

また、本作の撮影時、ディカプリオは21歳・・・最も美しい時のディカプリオが堪能できる作品でもあります。

バズ・ラーマン監督の演出も相まって、本作のディカプリオは超絶美しいです。

その後、役者としてさらに飛躍し、今や押しも押されぬ大俳優となったディカプリオですが、美しさの絶頂期と言ったら本作なのではないでしょうか?

俳優としての絶頂期はその時その時で更新していくディカプリオですが、この頃のディカプリオが一番好きという方は本当に多いですよね!!

また、ディカプリオのイメージが本作やタイタニックで止まっている方も割と多いと思います(笑)

確かにイケメン時代のインパクトはもの凄いものがありましたからね(笑)

ディカプリオのイメージがこのイケメン時代で止まっている方は是非近年の作品も観てみて下さいね!!

元々定評があった演技力は更に磨かれ、圧倒的な境地に辿り着いていますので!!

なんにせよ、本作でのディカプリオは男の僕から見ても超絶カッコいいですし、美しいと思います。

作品や演出との相性も良く、美しいディカプリオを堪能するなら間違いなく本作が一番です!!

 

次は評価と個人的な感想です。

評価と感想

本作の世間での評価は5点満点中3.6点(Yahoo!映画)といったところですね。

予想通りの賛否両論となっています(笑)

基本的にアッと驚くストーリー展開があるわけではないですし、ストーリー自体も広く知れ渡っているものですので、要はこのロマンティックな世界観に入っていけるかどうかなのではないでしょうか?

ただ、やはりディカプリオの美しさや、演出の美しさは誰もが認めるところですね!!

 

 

やはり圧倒的にディカプリオの美しさやイケメン具合にメロメロな感想が多いですね(笑)

さて、ここからは僕の個人的な感想です。

まず僕が思ったのは・・・やはり多くの方と同じようにディカプリオのカッコ良さが尋常じゃないということ!!

この頃のディカプリオはまさに美少年という形容がピッタリ!!

そして衣装やら演出が本当に美しくてロマンティックな点も良かった!!

この演出でディカプリオ・・・そりゃ美しい映画になりますね(笑)

特にロミオとジュリエットが恋に落ちる水槽のシーンは本当にロマンティック・・・特に女性の方はこんなロマンティックな恋に憧れるのではないでしょうか?

多くの方が印象的なシーンに挙げるこの出会いのシーンは僕もとっても好きです。

それからラストシーンの美しさも特筆に値しますね!

ラストの教会での再会シーンは美しくも悲しいですが、まさにこの映画を象徴するような素晴らしい出来です!!

他にもロミオとジュリエットのプールのシーンなど本当に綺麗なシーンが印象的です。

このように映画全体から受ける印象は「美しい映画」だと思います。

これは元々作品が持つ特性や、ディカプリオの美しさによるところもあるかと思いますが、一番はバズ・ラーマン監督による演出や見せ方による部分が大きいと個人的には思っています。

もうバズ・ラーマン監督の世界観全開なんです(笑)

他にも監督の特色は出ていて・・・序盤の仮装パーティーのシーンのこれでもかって程ゴージャスな演出はまさにバズ・ラーマン節!!

しかも合わせる音楽はロックミュージックだったり・・・でもセリフは原作通りとか(笑)

もうめちゃくちゃ(笑)

しかし、その混沌とした状態を見事にまとめ、統一感を出せるのがバズ・ラーマン監督の凄いところです!!

設定を現代にしている点も、若い世代には入りやすくていいと思います。

実際、僕は設定が現代だったお陰ですんなり物語に入っていけました。

個人的に中世が舞台だったりするの苦手なんですよ・・・(笑)

ストーリーに関しては原作に忠実なので、アッと驚くような点はないかもしれません。

しかし!

ストーリーを知らない人にはビックリのラストですよね(笑)

実は僕はこの映画を観るまで「ロミオとジュリエット」のストーリーは知りませんでした。

えっ!?そんな人いるんだ!?

と思ったでしょう?(笑)

いるんですよ(笑)

でも実は割といると思うんですよねぇ~。

シェイクスピア・・・実際、普通の現代人にはあまり馴染みないですよ・・・。

そんな僕みたいな人には本当に取っつきやすい作りになっていて良いです!!

ストーリーは単純に面白いですし、シンプル!

ディカプリオも演出もとても美しい!!

手っ取り早く「ロミオとジュリエット」を知るにはもってこいの映画です。

これで興味が出たら原作やら舞台やらに足を踏み入れれば良いのです。

原作のファンの方には受け入れがたい点もあるかとは思いますが、本作は原作を知らない方にこそ観てもらいたい新しいスタンダードだと思います。

 

次はBlu-ray/DVD情報です。

ロミオとジュリエットをBlu-ray/DVDで観よう!

本作のBlu-ray/DVDはとてもお安く購入できるのでお得ですね!

特典映像はDVDにもBlu-rayにも収録されていますが、Blu-rayの方が収録されている特典映像が多いので、購入するならBlu-rayをおススメいたします。

次は本作を動画配信サービス/VODで視聴する方法をご紹介します。

ロミオとジュリエットを動画配信サービス/VODで視聴する方法

Hulu 〇

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配信が終了している場合もありますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。

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